
梅干しを家で作ると、もれなく梅酢もできます。
毎年、日本の家族に梅干しを作ってもらって、フランスの家に送ってもらっていました。

うちの梅干しコレクション。
左は赤ジソと漬け混んだ梅干し、真ん中はシソ無しで浸けたたもの、右は、高松の無農薬野菜の直売所で、おばあちゃんから買ったものです。

梅干しと一緒に新生姜も買って来ました。
辛味が少ない新ショウガは、佃煮や焼いてお味噌をつければ、ご飯のお供にぴったり。
ショウガは古代からギリシャやローマでも薬用として使われていたそう。ペスト流行中のイギリスでは、生姜を常食していた人は感染しなかったと言われています。

フランスの自然食品屋さんには、ペルー産の古生姜がありましたが、新ショウガは見たことがありません。
せっかく新鮮なものが手に入ったので、紅ショウガを仕込みました。作り方は簡単。

1、生姜を薄く切り、塩を振って30分おきます。
2、水分を絞り、日に当てて半日干します。

干すと、かなり量が減ります。

3、清潔な容器に入れて、

4、生姜が浸かるぐらい、梅酢を注ぎます。

梅酢は、自然食屋さんでも買えます。赤と白があります。

5、二週間ぐらい放置して、出来上がり。🎵
きれいな桜色に染まった紅ショウガの完成。
自家製は味が良くておすすめです。
左に写っているのは、ニンニクの味噌漬け。皮をむいて、味噌に1ヶ月以上つけておきます。
これを作っておくと、中華風の料理が美味しくできます。
日本のラーメンやチャーハンが恋しくなりがちな外国暮らしの人たちに特にオススメです。

塩や味噌、醤油を使った日本の保存食は、シンプルな上、身体に良いのが嬉しい。少しずつ色々な種類を作って楽しんでいます。
そうめんで焼きそば🎵

茹でたそうめんを、ジュッと焼いたカリカリ香ばしい焼きそばです。
具は玉ねぎ、普通のニンジンと黄色いニンジン、白菜。味付けは醤油と海の塩。真ん中に出来立ての紅ショウガを飾りました。
熊本の自然農法の玉ねぎの旨味がすごくて感動しました。フランスの濃厚なタマネギにも全然負けていません。
紅ショウガでおにぎり

紅ショウガを細かく刻んで、小さなおにぎりにしました。さっぱり味で、食が進みます。
白ごまとワカメも入っています。海苔の磯の風味との組み合わせが最高でした。
おいしい海の塩

おにぎりに合う、アオサが入った沖縄の塩の華。

フランスの塩もミネラルの旨味がたっぷりだけど、日本の天然の海の塩も素晴らしい。種類も豊富、味比べが楽しい。
一夜漬け

小松菜とからし菜で漬物を作りました。
3%の塩を振って揉み込み、重石をして、翌日には出来上がり。

1日経つと、水が上がって来ます。

手で水分をぎゅっと絞って、梅干しやゴマと一緒にご飯に混ぜれば、混ぜご飯が出来上がり。
ワカメをから炒りしして細かくして混ぜるのも良いです。

玄米の茶めしの、梅干しと小松菜の混ぜご飯。
うちのキッチンInフランス
今日の瀬戸内海

今日も高松から眺める海は青くて美しかったです。心が揺さぶられます。
フランス情報〜2021年11月13日

フランスでは毎週、衛生パス義務の反対デモが続いています。反対者は少数派です。メッスでは、全身白い衣装を身につけた人たちが白いお面をかぶって、南仏風のダンスをしながらワクチン反対を訴えました。
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