外出許可証を持って散歩♬

ニースの教会でテロがあり、3人が亡くなりました。封鎖に関しては冷静に受け止めていた気丈なフランスの人たちの間に衝撃が広がっています。 (11月11日追記 )後日捕まった犯人はコロナに感染していたそう。

Le Parisienル・パリジャン紙のユーチューブチャンネルの動画

今日は朝から素晴らしい青空が広がっていて、少し元気が出ました。

私は未だに2003年にイタリアで買ったNokiaの携帯を使っています。フランスではショートメッセージを送り合うことが多いので結構便利な上、愛着があって手放せません。その上充電は1種間持ちます。

今日からちょっと外に出るにも許可証持参が義務です。田舎には警察官は一人もいないけど、ダウンロードしてパソコン上で記入。印刷できなかったので、マックブックごと持って散歩に出かけました。

田舎にはのどかな風景が広がっています。暖かい太陽のおかげで気分が明るく楽しい気分になって来ました。太陽の力、自然の力はすごいな。

今日はうちの前にいきなり牛が登場。

晴れた日は、昼間でも太陽の反対側に大きな月が白く見えます。

この道をまっすぐ30分歩くと、Hayes エと呼ばれる小さな村に着きます。教会を中心に10数軒の家が軒を並べています。役所は週3回、数時間だけ開いていています。小、中学校は車で20分ぐらいの別の村にあります。

起伏のある風景が素敵なところです。

こんな時こそ楽しいことを考えて、おいしいご飯を作って笑って過ごします。

ではまた遊びに来てください。

フランス全土封鎖 外出制限再び

秋にはこんな日が来ると覚悟していましたが、今回も待った無しの翌日からの封鎖に驚きました。

ロレーヌ地方は例年にない好天が続いています。

10月28日午後8時、テレビでマクロン大統領が演説をし、フランス全土と海外県マルティニックを一斉に封鎖すると発表しました。

今回の外出制限措置の要点をまとめました。

今回の措置は、経済を止めずに医療崩壊を防ぐ方針。

閉鎖される業種は飲食店、必要不可欠ではない商店、スポーツ施設など。飲食店はテイクアウトのみ営業が続けられます。

閉鎖されない業種の場合はテレワークが不可能な人のみ、許可証を持って仕事に出かけることができます。

封鎖開始後、フランス国鉄は70%の列車をキャンセルしました。他の地方への移動は禁止なので、長距離バスも全て動いていません。

フランスの晩秋から冬はストの季節でもあります。パリでは地下鉄のストが始まりました。

10月29日までは、マスク着用義務は11歳以上でした。

2020年10月28日 マクロン大統領 テレビ演説

内容を一部訳しました。

ー現在の感染症の状況はどうなっているのかー

現在ウイルスは、最も悲観的な予想を上回っでフランス中で流行しています。2週間足らずで感染者は2倍に増加します。昨日は新型コロナ感染により527人が亡くなりました。

第一波と違うのは、現在フランス全域が警戒地区になっているということです。
集中治療室の患者は3,000人近くに達し、国の限界の半数を超えました。春と同様、多くの病院で心臓と癌の手術が中止されています

政府は皆様が反論を唱えたくなるような難しい決定しましたが、それは必要不可欠な措置です。

夏以来、私達の戦略は明確で、「ウイルスと共に生きる」ことでした。検査、警報、防御により感染を抑制することに重点を置いてきました。社会的距離を保ち、最も弱い人たちの保護、感染抑制のための対策、それが私達が8月から実行して来たことです。

その戦略が全て上手くいったかといえば、そうではありません。常に改善点があるのは、2週間前に申した通りです、私達は出来ることに精一杯取り組んできました。フランス国内の感染状況の明確な情報収集と情報提供をしてきました。私達の戦略は、ヨーロッパ全体に向けたものでもありました。初期の時点でもっと早く検査を実行すべきでした。数週間以来フランスでは、ヨーロッパで一番多くのの検査を実施しています。私達は、家族間、友人間、最も感染リスクのある場所で、一団となって社会的距離をもっと十分に取るべきでした。

ヨーロッパ近隣諸国と同様、冬が近づき気温の低下と共に。ウイルスが急襲し我々を飲み込もうとしています。その事実を自覚し、謙虚に受け止めることが大切です。

ヨーロッパ全ての国々が、ウイルスの急激な拡大に驚いています。スペイン、アイルランド、オランダでは、我が国より更に厳しい措置を早くから実施しています。現在蔓延中の第二波は、第一波より厳しい事態になるという見解で、欧州諸国は一致しています。

この段階では私たちがどんなに手を尽くしても、11月中旬に集中治療室は9,000人の患者で埋まり、フランスの収容限界に達します。 最大の努力と追加の病床の用意をしますが、それだけでは充分ではありません。

もし現在容赦なく感染に急ブレーキをかけなければ、病院は早々に満杯になり、病院間の移送も不可能になってしまいます。どこもウイルスで一杯なのです。

このままでは医師達は、感染症患者か交通事故患者か、どちらの命を救うか選択することになります。2人の感染者のうち、どちらかを見捨てなければならなくなってしまいます。 私達の命の価値を天秤にかけ、患者を選別する行為はフランスでは受け入れられないことです。

この状況下での私の責任は、論争、決断の困難さを物ともせず、フランス国民全員を守ることであり、今夜、皆様の前でその責任を引き受けます。

ー私達の目標とは。ー

・まず第一に、一番最初に新型コロナの被害者となる、高齢者、病弱な人達、糖尿病患者、肥満症、高血圧、慢性病を抱える人達を守ることです。死亡者の85%は70歳以上です。

第二に、一番小さな子供達を守ることです。高齢者が被害を受けやすいののと同様、乳幼児にとっても危険性が高いのです。新型コロナは、全ての年齢の体調不良の人達に被害を与えます。現在、集中治療室の患者の35%が65歳以下です。 私たちは現在、嗅覚や味覚の障害、呼吸困難などの後遺症が長期に及ぶのか確認できていません。たとえ20歳の若者であっても、このウイルスの害を受けないとは言い切れないのです。

・第三の目的は、全ての医療従事者を守ることです。
春以来、町中、病院、社会医療機構の医療従事者達は多くの仕事に追われてきました。その上夏の間は、春の仕事の遅れを取り戻すために2倍働かなくてはなりませんでした。そして現在彼らは、救急医療の急増に直面しています。私たちは医療従事者のために、もっと慎重になるべきです。さもなければ彼らの負担は増えるばかりです。

・更なる問題は、貧しい人たちを守ることです。密集した住居に暮らし不安定な仕事に就いている人達が衛生対策下で働き、最も多くウイルスに感染しています。

・最後の問題は、経済を守ることです。

私は、保健対策とと経済対策が相反するとは思いません。ウイルス蔓延、衛生状態悪化の下では、経済は発展しません。経済を保たなければ、保健制度の存続が不可能になる。 常に両者のバランスが必要です。

人の命より大切なものはない、この原理をを忘れてはいけません。

ー目標達成のために、どのような対策が可能なのかー

何もせず、ウイルスの感染流行を放置するという考え方。いわゆる「集団免疫」は、50〜60%の国民が感染した時に得られるものです。 しかし集団免疫を得るためには、短期間に病院内で患者を選別をすることを意味します。仮に集団免疫措置を取った場合、今から数ヶ月の間に、少なくとも40万人の死亡者が出ることになります。フランスは決してそのような選択をしません。フランスは「集団免疫」という対策を適用しません。私たちはそのような価値観も関心もありません。

(中略・・・)

私は、明日金曜日から都市封鎖を実施すると決断しました。海外県1県を含むフランス全土が対象です。
春の封鎖での教訓を踏まえ、3つの変更を加えました。

主要なポイント① 学校は閉鎖しない。
       ② 仕事を続ける
       ③ 高齢者用施設、老人ホームへの訪問ができる。

詳細は翌日、政府の記者会見で発表します。

●春の封鎖と同じ規則 
・家から出掛けられるのは、以下の場合だけです。
 ① 仕事
 ② 医者との予約
 ③ 助けが必要な近親者のため
 ④ 必要不可欠な買い物
 ⑤ 家の近くの散歩

外出には証明書の携帯が再び必要となります。
・春と同様、外での私的集会、公的集会は禁止。
・住んでいる地方から別の地方への移動は禁止。
・Toussant(10月19日から11月1日までの、カトリックの祝日、万聖節)の休暇から自宅へ戻るための移動は認められます。

●必要不可欠と定義される商店、
人を受け入れる施設や事業所、レストランやバーは閉鎖。

経済的援助は、3月より強化されます。
行政的理由で閉鎖される小企業の売り上げ損失に対し、ひと月当たり1万ユーロまで負担。
仕事を続けられない給与取得者や個人事業主に対し、部分的失業手当を受けられるようにします。
今後数週間の家賃や経費を国の資金対策て補います。

(中略)

3月4月に比べ、我々は感染症について学び、前進しました。
【今回の措置の改善点】

第一に、子供達に持続的な学校教育を行ないます。子供達が学校制度との接触を失わないよう、学校は閉鎖しません。特に最も貧しい人たちの間で、多くの子供達に対するあまりに多くの被害が出ました。保育園、幼稚園、小中学校、高校は閉鎖しません。 大学と高等教育機関はオンライン授業がとなります。

第二に、春の措置との違い、活動を続けるという点を強調します。
仕事をする場合、テレワークを選択ではなく、一般化します。

(中略)

公共サービスは閉鎖されません
工場、農業従事者、建設業は、各自が感染防止の努力をして仕事を続けます

(レストランの)持ち帰り販売、各家庭への配達など、働き方の改革した企業が近所にあったら応援してください
政府は、小規模、中小企業、職人の仕事環境のデジタル化への着手を支えていきます。

フランス国内から欧州域内は閉鎖されません。
欧州域外の国境は閉鎖されます。

外国に滞在中のフランス人は帰国できます。ただし検査が義務となります。

いかなる渡航者もウイルスを保持するものはヨ、ーロッパ圏内に入国できなくなります。

最後に人としての悲劇を防ぐため、人生最期に孤立している人々、高齢者用施設、老人ホームなどに訪問することを認めます。

今回の新しい措置は皆の団結がなければ成功しませんし、各自の行動にかかっています。

最も脆弱で感染リスクの高い人たち、70歳以上の高齢者は、より一層の警戒をお願いします。 胸の張り裂けるような悲しみを伴いますが、家族や友達との集まりを減らしてください。家の中でも、人との距離を取ることを守ってください。近親者、子供達と一緒の場合も同様です。あなた達にとってとても大切なことです。

病院の看護師達はは大きな役割を果たしています。私達は医師を必要としています。

封鎖前のパリの交通渋滞、新記録

actu Paris アクチュ・パリのサイトより

封鎖発表の翌日の29日、パリ市内ととイルドフランス地方で360キロ以上の交通渋滞が起こりました。 午前10時頃から車は増え続け、午後2時前には渋滞の記録を更新。平日の同じ時間帯の平均の4倍以上の交通量でした。
360キロといえば、東京から名古屋や仙台までの距離。

その後4時半には552キロ、5時半には677キロにとなり、封鎖開始6時間前の午後6時には、706キロに達しました。

700キロというと、東京から岡山の手前まで。新宿から青森港まで715キロ、直線距離では山口県までが769メートルだそう。

この混雑は封鎖前の買い出し?それとも休暇中の人々が一斉に急いでパリへ戻ったため?はたまたパリから地方へ脱出する人達だったのでしょうか? その全てなのかもしれません。正確なことは分かりませんが、パリへ向かう幹線道路が一番混んでいたそうです。

Le Parisien ル・パリジャン紙のサイトより 

 ——-10月29日、外出制限開始前の渋滞状況
青 —– 平均
 並外れた渋滞
 異例の渋滞
 通常
 少ない

Plus de 700 km de bouchons en Ile-de-France à quelques heures du reconfinement)(⇦ル・パリジャン紙の記事)

フランスの過去の渋滞記録

・2017年12月22日のクリスマス休暇の始まりの376キロ
・2019年11月初旬 トゥサン(カトリックの祝日、諸聖人の日)525キロ
・2019年10月8日 625キロ。

【外出証明書】

●電子版
(特例外出証明書作成ページ)

●紙版証明書
(特例外出証明書ダウンロード)

【罰金】

●1回目の違反  135 ユーロ、期限内に支払いがない場合は375ユーロ。
●15 日以内の2回目の違反  200 ユーロ、期限内に支払いがない場合は450 ユーロ。
●30日以内の3度目の違反  3750ユーロと6ヶ月間の禁固刑。

日本円に換算すると最高45万円の罰金です・・・。 

【追記10月8日】

フランスの検査数は週200万件を超えました。それに伴い一昨日の感染者数は6万人を超え。昨日は86000人以上でした。明日にはロシアを抜き、世界4位になりそうな勢いです。

santé publiqueフランス衛生局のサイトより

11月6日までの過去1週間の検査数は2,197,285件。

coronavirus.appのサイトより

11月6日のデータ。 ↑

coronavirus.appのサイトより

↑今日発表された、10月7日のデータです。

1日の新規感染者が8万6千人を超えていてびっくりしました。

学生たちは店が閉鎖になれば家に集まり、室内や家庭内で感染が広がっているようです。私の暮らしている所でも、封鎖前のように集っている人たちもいます。パリでは6日金曜日から夜10時以降の飲食店の持ち帰りと宅配が禁止になりました。 このままでは封鎖の延長は避けられないかもしれません。

Covid-19 : interdiction des livraisons et ventes à emporter après 22h à Paris (dès vendredi) LA TRIBUNE ラ・トリビュンの記事

coronavirus.appのサイトより

↑世界の感染状況。

ロレーヌの晩秋

ロレーヌ地方は毎年11月に入ると、10月までの穏やかな陽射しが一変し荒れ模様の空となります。2回目の封鎖が始まって以来、毎日空は青く、この土地では珍しいほどの暖かい日々が続いています。輝く緑の丘が連なる広大な景色を見ていたら、人間はどんなことをしても自然にはかなわないのだと、ふと思いました。どんな状況にいても生きているだけで幸せ。今できることを続けるよう太陽が励ましてくれたような気がしました。

今夜20時の発表を待つ

今日の裏庭からの眺め。

数日前に5万2千人の陽性者が出たフランスは、世界5位、ヨーロッパで一番感染者の多い国になりました。ロシアを抜きそうな勢いで増加しています。今日の感染者総合計は120万人を超えました。

今日の世界の陽性者数

データ: フランス公衆衛生局
・感染者合計
・24時間以内の感染者確認
PCRテスト陽性率調査中の集団感染
・死亡者の合計
・内、入院中の死亡者
・24時間以内の死亡者
・1週間内の新規入院者
・内 集中治療室の入院数
感染の深刻な県
(全101県中)
★日本語訳、訂正しました。

フランスは毎週、月曜日と火曜日に検査数が減流傾向があり、昨日27日の新規感染者は33,417人。

フランスの陽性者数は検査の多さによるところもあるようで、過去7日間の検査数は164万2357件、希望者は全てすぐに受けることができます。3月4月の検査数は1日に3万件。その頃に今のような検査体制があったなら、どのような数字が出ていたのでしょう。

地域別陽性者数 データ: フランス公衆衛生局
データ: フランス公衆衛生局

過去1週間の10万人当たりの陽性率は383人に増加。

昨日までのデータを見ると死亡率は低く、全体の2・8〜4%。。フランス全土が封鎖されていた3月4月は18%でした。

ところが昨日の死亡者は780人に急増。 現在、集中治療室は90%が埋まっています。

数字ではフランスが欧州一ですが、現在一番大変なのはベルギー。感染者数の順位では世界で23位でも、入院者数か春の第一波のピーク時と同じ状況に達し、世界一深刻です。

地続きの欧州。ベルギーと国境を接するリールでの感染症状による医療SOSの発せられた数がパリについで多い。

10月26日に感染症で医療SOSが発せられた地域についてのデータ

感染症、医療従事者のデモ、パリの一部の地域での治安悪化、イスラム諸国のフランス製品ボイコット、ガザ地区でマクロン大統領の肖像画が焼かれる事件など、気持ちが沈むニュースばかりです。

うちに庭の風に揺れるコスモス。

今夜の8時にマクロン大統領のテレビ会見があり、新しい措置が発表がされます。 私たちのこの秋・冬の運命はどうなるのでしょうか・・・。

夜間外出禁止令がより徹底されるのでしょうか。21時からの外出禁止が、17時か19時に変更されるのか。加えて週末は完全に外出禁止になるのか。あるいは、地域ごとに完全封鎖が行われるのでしょうか。

うちのすぐ隣のお城の礼拝堂。文化遺産に登録されています。

私の暮らすロレーヌ地方は今のところは外出禁止の対象になっていません、それも時間の問題なのでしょう。夏の間、メッスの街の中心では多くの人が集っていました。フランス人はあまり感染を恐れていないように見えました。この地方は観光客が少ないので、そんなことも関係しているのかもしれません。

うちの近くの牛。

今日、郵便受けに公衆衛生局から6枚組のマスクが届いていました。

今まで数回、隣村の役所から封筒に入れられたマスクが直接職員の人たちの手で郵便受けに届けられました。パリの衛生局から直接届いたのは初めてのことで驚きました。それほの状況なのでしょう・・・。

フランス人は彫りが深い顔立ちのせいで、マスクをすると鼻が痛くなるそう。バスの運転手はマスクをしているけど鼻を出しているのが気になります。

使ったことはまだないけど、フランスの無料配布マスクはこの半年でだいぶ進化したよう。コーヒーフィルターの紙みたいな生地の不思議な立体マスクを始め。いろんな形のものが届きました。今日届いたものは、あごまで深く覆えるように縦に長く作られています。

3月中旬の時点で政府は、「マスクをしても感染予防にはならない」と主張していたけど、半年でここまで状況は変わってしまい、そのことに全然驚いていない自分に驚いています。

イギリスでは、「感染リスクが非常に高い」地区では、屋内、屋外を問わず同居家族以外に会うことが禁じられ、違反すれば罰則が伴うのだそう。衝撃を受けました。

これからやってくる厳しい冬。更に厳しくなっていくであろう行動制限。

フランスの多くの街ではクリスマス。マーケットも中止になりました。希望を持って明るく生きていくのが難しく感じます。それでも屋根のある家で眠れて食べるものがある。感謝して謙虚に生きることが今は大切なのかもしれないとふと思いました。


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第二波とフランスの近況

2週間ぶりに青空が広がった先々週の日曜日、いつもは静かな隣のお城の前に車が十数台停まっていました。森へ続く道には、狩猟中の赤い立札。。ラッパが鳴り響き、蛍光色のベストを着た人たちが、午後の狩猟に再び出掛けるところに遭遇しました。玄関前には30人程の人が集まっていました。

6人以上の集まりがフランス全土で禁止となってしまった今、これが今年最初で最後の狩りとなってしまうのでしょうか・・・。

フランスとスペインは感染者が100万人を超え、イタリアでもいくつかの州で夜間外出禁止が始まり、ヨーロッパ各国でウイルスを押さえ込むための制限がどんどん厳しくなっています。

22日からチェコとアイルランドで2度目の全面的な都市封鎖が始まりました。

フランス政府は経済を完全に止めるような全国的封鎖をできる限り避けようと、毎日規制が変化しています。

欧州で2番目に感染者の多いフランスでは、過去1週間に160万件のテストが行われ、多い時には1日に20万件を超えています(ヨーロッパで第3位)。無料で何度でも受けるこができ、最近は48時間以内に結果を受け取れるようになりました。

フランス政府の今日のフェイスブック投稿

目次 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

  • 蘇生医学長メガバルヌ氏のメッセージ【夜間外出禁止令の目的】
  • 【第二波】 カステックス首相の記者会見 10月15日
  • 【夜間外出禁止対象地区拡大 全54県】首相と関係大臣の記者会見  10月22日
  • アルザス・ロレーヌ地方の状況
  • アルザス地方と国境を接するドイツ
  • フランス全土の感染者数と検査数
  • 県別ウイルスの蔓延レベル
  • フランス各地の夜間外出禁止の初日
  • 【マクロン大統領 テレビインタビュー 10月14日】
  • COUVRE-FEU(夜間外出禁止令)の内容 
  • 夜間外出許可証
こんな状況でも、動物界も自然界もは平和で美しい。

蘇生医学長メガバルヌ氏からのメッセージ
【夜間外出禁止令の目的】

(以下、拙訳)

今回の夜間外出禁止措置は、夜間の人の交流を避けるのが目的です。現在の感染の多くは、夜の人の集まりが原因になっているからです。

イル・ド・フランス地方の新規感染者数は今後、急上昇することが予想されます。とりわけ若者の感染が急増するでしょう。現在拡大中の若者の感染は今後、年配の人々の感染増大へ繋がっていきます。以上の理由から我々は、現在から3週間、重症者用施設への入院患者の増加状況を観察していきます。

90%の重症者用ベッドは今後一杯になります。 おそらく11月中旬には完全な飽和状態に達します。もし今何もしなければ、病院は緊急を要しない手術をほとんど全て中止する事態に陥ります。

夜間外出禁止令は、夜の人の接触を制限します。夜の集まりを避けることで、現在の感染流行にブレーキをかけることが出来ます。

これからの2、3週間後の結果に期待しましょう。

感染の連鎖を断ち切るため、私たち市民一人一人が責任をもって、人との接触を制限することが重要です。
ウイルスに直面する中、皆で一緒に、私たちよりも弱く重症化しやすい両親や祖父母を守りましょう。

【フランスに第二波到来】 カステックス首相の記者会見 10月15日

●「夜間外出禁止」対象地区、
パリのあるイル・ド・フランス地方全域と、8つの都市圏。

●「夜間外出禁止」の対象の基準は、10万人当たりの感染率が250人を超えた地区。

10月に入って急激に状況が悪化。
現在、第二波の状態であると説明するカステックス首相。

【夜間外出禁止対象地区拡大 全54県】首相と大臣の共同記者会見      10月22日

【カステックス首相、保健大臣、文化大臣、デジタル電子通信担当長官  10月22日発表内容】

  • 先週17日の夜間外出禁止対象地域(9都市圏、16県)に加え、24日(土)から、38県と海外県1県が新たに対象となる(4,600万人が対象)。
  • 状況は数日前より更に悪化、11月は一層厳しい状況になる可能性が大きい。
  • ・拡大が抑えられない場合は、より一層厳しい措置を検討する。

1週間の10万人当たりの感染発生率
   ・8月 全国平均 10人
   ・10月22日現在 全国平均 251人(40%増加)
   ・サンテティエンヌ都市圏では800人以上。
  ★2週間で2倍に急増。
  ★2週間後には、1日の感染者が5万人になる可能性がある。

過去1週間のPCR検査数
 ・160万件
 ・結果は48時間以内に提供されている。

重症患者の病床占有率
・44,3%(イル・ド・フランス地方は50%超)
・65歳以上については、6週間で3倍に増大。

舞台芸術、映画業界に対する総額1億1,500万ユーロの追加支援策
・舞台芸術:8,500万ユーロ
・映画業界:3,000万ユーロ

アルザス・ロレーヌ地方の状況

①Bas-Rhin県(バラン県、県庁所在地ストラスブール)

②Meurthe-et-Moselle県(ムルトエモーゼル県 県庁所在地ナンシー)

2つの都市圏で24日から夜間外出禁止がスタート。

アルザス地方と国境を接するドイツ

ドイツのロベルト・コッホ研究所(ドイツ政府の感染症機関)は、17日から、フランス全土を感染危険地域に指定。

フランスからドイツ入国する場合は、48時間以内のPCR結果陰性の証明書の提示、またはドイツ入国後自己隔離をしながら72時間以内に検査がを受けることが義務となりました。

ロベルト・コッホ研究所が指定する感染リスクの高い地域リスト (2020年10月15日現在)(英語)

情報元: 在ドイツ フランス大使館 ホームページ (フランス語)

フランス全土の感染者数と検査数

10月17日

データ元: Santé Pibrique France フランス公衆衛生局

(表の内容)↑

・感染者合計
・24時間以内の感染者確認
PCRテスト陽性率調査中の集団感染
・死亡者の合計
・内、入院中の死亡者
・24時間以内の死亡者
・1週間内の新規入院者
・内 集中治療室の入院数
感染の深刻な県
(全101県中)
★日本語訳、訂正しました。

24時内の検査数: 200 775人 (フランス公衆衛生局発表)

【10月20日】

全ての数値が増加中。感染が深刻な県は3日で7県増加。

【10月21日】

まだ政府のホームページには掲載されていませんが、、昨日10月22日の新規感染者は、41,634人!! 5万人も間近に迫っています・・・。

県別ウイルスの蔓延レベル

【10月17日】

  • Limité : 少ない県 (フランス全土の1%)
  • 中程度の県 16県 (15・8%)
  • 高い県 84県 (82・3%)

【10月20日】

  • Limité : aucun département 少ない県  (なし)
  • Modéré : 10 départements (10 %) 中程度の県 (10%)
  • Élevé : 91 départements (90 %) 高い県 (90%)

【アルザス。ロレーヌ地方のデータ】

【10月18日】バラン県(県庁所在地 ストラスブール)

●人口10万人当たりの感染・・・122人 
●10万人当たりの陽性率 7,2%  
●重症者用施設の新規入院 12人

【10月21日】バラン県

●10万人当たりの発生率 191人
●10万人当たりのPCR検査陽性率 8、7%
●重症者用施設の新規入院 11人

3月以降の第一波では大変だったアルザス・ロレーヌ地方。

ナンシー、ストラスブール、メッスの街は、17日からの夜間外出禁止令の対象外でしたが、ストラスブールとナンシーも24日から夜9時以降は外出できなくなります。

縦に長いアルザス地方は、北部がバラン県、南部がオラン県(県庁所在地 コルマール)。

オラン県庁の職員たちが6人、無償で13週間に間、300万個のマスクと感染防止用品を老人ホームと医療施設に配布しました。非常時のフランス人の連帯は素晴らしい。今は大変なフランスですが、必ず状況が良くなると信じてみんな頑張っています。

【フランス各地の夜間外出禁止の初日の様子】

Lyon ローヌアルプ地方のグルメの街リヨン

17日土曜日、午前0時(金曜日の夜中)に始まった夜間外出禁止令。リヨンの人たちはみんな規則を守り、時間になるとには帰路につきました。

BMF Lyonの記事 動画付き

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Marseille 南部の地中海の街マルセイユ

10月26日から2週間、レストランが閉鎖されたマルセイユ。状況が好転し、10月5日から営業を再開して落ち着いたところに今回の措置となりました。

夜間外出禁止令下で初めて行われた警察官のパトロールの様子。↓

La Provenceの記事 動画付き

マルセイユの病院では看護師不足で、医療崩壊を回避するのに大変な努力をしています。増大する患者を全て受け入れるために、100人の看護婦を新たに雇用。増え続けるPCR検査のために新たに100人の人員が必要だそう。

Lille フランス北部、ベルギーと国境を接する街リール

Lilleリル 夜間外出禁止の初日 動画付き

リールでは夜間出禁止令直前の金曜日の夜、レストランのテラス席は満員。ほとんどの人は飲み物だけで、食事をする人はほとんどいませんでした。

取材を受けてレストランでは、夜の売り上げの損失を埋めるために、午前11時開店し、午後の休み時間を返上して夜まで営業を続けました。しかし夜の食事の予約は2組だけでした。

店側は21時に閉店できるよう、20時45分には全ての客に店を出るよう促すとのことです。 

🇧🇪【隣国ベルギー】19日から飲食店が閉鎖されました。11月からは、深夜0時から翌朝5時まで外出禁止、夜8時からのアルコールの販売が禁止されます。
政府は10月19日から、市民が自宅に招く人数を一人だけに制限。

Parisパリ 警察官のパトロール

警察と憲兵による見回り(動画付き)

パリでは初日の警察官のパトロールで、複数の違反が見つかりました。

禁止された6人以上の集会や、21時を過ぎても営業を続ける店、違法に営業をするクラブに警告して回る警察官たち。クラブでは警察の介入に驚いた様子。幸運なことに初日は警告のみで、罰金は課されませんでした。

これから最低4週間、フランス全土で12,000人の警察と憲兵による見回りが続きます。

Rouen ルーアン ノルマンディー地方の主都 

3normandieの記事 動画付き

【インタビューを受けた人達のコメント】
バーの客A: 私たちには選択肢がないから、言われた通りにするしかない。
バーの客B:状況は理解できる、僕たちは6人だけ。違反にはならないから家で続きをやる。

Monpelier 南部の街モンペリエ

22時には静まり返る街の中心、コメディー広場。↓

Midi Libreの記事 動画付き

モンペリエは学生の街。インタビューを受けた学生は「必要だとは思うけど、自由を奪われるのはやぱり辛い」と語っていました。

フランスの放送局franceinfoの記事 動画付き

【マクロン大統領 テレビインタビュー 10月14日】

COUVRE-FEU(夜間外出禁止令)の内容

対象地区(10月15日発表)・・・①パリを含イル・ド・フランス地方全域 ②エクスーマルセイユ都市圏、③リール ④グルノーブル ⑤リヨン ⑥トゥルーズ ⑦モンペリエ ⑧ルーアン ⑨サンテティエンヌ 

★(10月22日発表)38県と海外県1県が追加され、全部で54県が対象となりました。

例外的に外出できる場合: ・健康上の理由 ・仕事の理由 ・列車、飛行機に乗る場合 ・近親者を助けるための訪問 ・ペットの散歩

【外出位禁止の時間】 21時から翌朝6時

【規則の内容】

  • 私的なパーティーは全て禁止。
  • 「6人ルール」:私的空間、自宅、路上、公共の場所で、同一世帯員以外に6人以上が集まらないこと
    • 私的空間を含めて、いつでもどこでもマスク着用を推奨
  • 全てのレストランは国が決めた強化条例を適用する義務がある。 
    • レストランでの会食の制限は6人 
    • レストランに入店する全ての客の氏名と連絡先をノートに記入 
  • 劇場、映画館など、全ての場所での着席は席を一つ空ける。
  • ショッピングセンター、美術館などでは、訪問者の数を調整
  • テレワークの強化

【罰金 罰則】 1回目の違反の罰金は135ユーロ。2回目は200ユーロ。30日以内の3回目の違反は、3,750ユーロの罰金及び6か月以下の禁固。

夜間外出許可証ダウンロード

夏の間、フランスには自由で幸せな空気が溢れていました。レストランやカフェのテラスは賑わい、長い夏休みを満喫する人々。秋にはこんな日が来ると覚悟していましたが、状況が日々厳しくなり心が苦しくなります。

動物界や自然界は以前と変わらない田園の秋。野生のリンゴや梨の木は小さな実をつけ。森の野生動物や鳥たち、放牧された牛たち、牛の世話をする農家の人たち、木こりの人たち、みんな以前と全く変わらずに生きているように見えます。

現在の厳しい状況の中でも、周りのフランス人たちは心優しく思いやりに満ちています。近所を歩いていると、牛を数頭積んだトラクタ=が通りかかりました。道を開けると、農家の人が顔を出して声をかけてくれます。「隣町まで行くなら乗せて行くよ」こんなに人里離れた異国の地で親切にしてくれる人たちがたくさんいる。なんて幸せなんだろうと心が熱くなりました。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

フランス語 単語ノート その1

単語ノート

モレスキンのノートを愛用しています。

元々はフランス生まれですが、現在はイタリアの会社が作っているそう。      紙の質と書き味が気に入っています。

フランスの文具店で一般的に売られているノートは、紙が微妙に紫がかった白。一方モレスキンは日本のノートや本のような生成りがかった色味。 

フランス語の単語用に使っている黒いノートは、厚みが2cmの合皮のソフトカバー。外出禁止が解かれた後、お店に残っていたものを購入しました。

ポケット辞典のような手触りに、使い込んだような愛着を感じ大切に使っています。

ノートが気に入っていると勉強がはかどりませんか?少し面倒だと思う日も、ノートを手に取ると頑張る気持ちが湧いてきます。

今日の単語のメモ

このノートの好きなところは、しおりの紐が2つついていることと、ゴムバンドで閉じられること。裏表紙には紙製のポケットもついています。

普段使っているメモ帳もモレスキンです。同じサイズのハードカバーの黒で、中は5ミリ方眼。

フランスの方眼ノートは線の色が濃い目ですが。モレスキンはちょうど良い具合です。

外出禁止解除以来、メッスの文具店ではどこも在庫が尽きています。

パリのシャルルドゴール空港内の、列車のホームの近くにモレスキン・ショップがあります。スーツケース2つと大きな手荷物を持っていたので店内に入るのを断念したのが、今でも心残りです。

Chihiro IWASAKI@France chihiro-france.com。

フランスのノートは、アルファベットを正しく書くためのガイドの線が複数入っています。

フランス中の文具店やスーパーで売られているClairefontaine(クレール・フォンテーヌ)のノートは紙が厚めで、何度も見返すのに向いています。

ホームページのリンクを貼っておきます。フランスのノートがどんな感じががわかるかと思います。↓

●方眼ノート  ●一般的ノート

いつも使っていたノートが品切れで入荷しそうにいないので、Clairefontaine(クレール・フォンテーヌ)レポート用紙を買いました。唯一の横罫。幅は太めです。

Chihiro IWASAKI@France chihiro-france.com

上の写真はストラスブールの小さな文具店で見つけたドイツ製のノート。日本と同じ横罫です。フランスのノートと全然違って、紙が薄め。

6種類の柄があって、書類ばさみや書類入れ、バインダーもあります。

右側に見えるのは、モレスキンの小さいサイズのハードカバーの無地ノート。


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外国の本屋さん Librairie

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM

日本でも外国でも、初めての街に行くと本屋さんを覗きます。

初めて外国の本屋さんを訪れたのは、2度目の海外旅行先、イギリスのコッツウォルズ地方でのこと。こじんまりとした店内で目に飛び込んできたのはルイス・キャロルの「不思議な国のアリス」。初めて外国語でコニュニケーションをして手に入れた本には、当時の思い出が詰まってます。装丁が美しく、今でも大切にしている宝物です。

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM

5年後に憧れのイギリスに長期滞在することになり、最初の3ヶ月はケンブリッジ郊外のSawston(ソーストン村)でホームステイをしました。ケンブリッジは13世紀に創設された歴史ある大学のある街。ロンドンからは鉄道で50分。31のコレッジが点在する街の中心は、書店巡りの楽しい所です。

イギリスの本屋さんで印象深かったのは、音楽のかかっていない高尚な空気感。日本とは全く違ったデザインのペーパーバックや、美しい造りの手芸や伝統技術、庭園の大判のハードカバーがずらりと並ぶ棚。物静かで知的な雰囲気の職員は、質問に詳しく答えてくれます。日本にいる時から洋書好きだったので、私にとってイギリスの書店はまるで本の美術館のよう。西洋の本の世界にますます魅了されました。

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM

イギリスの本屋さん

The Cambridge University Press Bookshop(ケンブリッジ・ユニバーシティ・プレス・ブックショップ)は、「ケンブリッジ大学出版」の本のみを扱う書店。ケンブリッジ大学に属し1534年に創設されました。

ケンブリッジ大学出版の紹介動画

店舗はトリニティー・ストリートにある白い外観の建物で、周りはトリニティー・コレッジなど大学の施設や商店が集まる街の中心です。 

トリニティー・ストリートの地図 (日本語)

学生証を提示すると、年齢に関係なく2割引で購入できるのがイギリスらしい。

Books have been sold continuously on this site from at least 1581,which makes it the oldest known bookshop site in the country.この場所は英国で一番古い書店のあった場所であり、少なくとも1581年から書店の営業が続けられている」 ショーウインドーには以上のように記されています。

イギリスにいた頃に愛用していた、ケンブリッジ出版の文法書など。説明がわかりやすく、楽しく英語で英語を学べます。

イギリスの本屋さんで驚いたことは、閉店時間が5時半から6時と早いこと。毎回閉店間際になるとお店の人が一人一人に声をかけて回るのは、素敵な習慣だと思いました。

997年の春。イギリスに着いた日にロンドンのビクトリア・・コーチ・ステーションからcoachコーチ(イギリス中を走っている長距離バス)に乗ってケンブリッジにやって来ました。                                                宿泊したホテルの近くのHefferという本屋さんで買ったケンブリッジ中心部の地図。
4年間毎日持ち歩いていたのでクタクタになって、所々破れています。

↑トリニティー・コレッジの様子。♬

オックスフォードは大学の中に街があります。一方ケンブリッジは街の中に大学があり、古くから住民と大学との間に隔たりがあったのだと、地元の人に聞きました。

私にとってケンブリッジは落ち着いた居心地の良い街でした。緑や芝生の美しい公園が多く、ケム川は季節ごとの風景が素晴らしい。「パンティング」というボート下りが気軽にでき、自転車で30分も走ると田園風景を見ることができる。田舎のような静けさや自然と文化が共存し、どちらにも親しむことができる。

街の中心の書店はどこも素晴らしく、何時間いても飽きない。そのうちの一軒の”waterstones ウォータ・ストーンズ”は3階建て。最上階にはセルフサービスのコーヒーショップがあり、購入前の本を自由に持ち込んでゆっくり選ぶことができます。

カウンターのガラスケースからは甘い匂いが漂い、サンドイッチやpastry(ペストリー:デンマーク風のパイ菓子)が食欲をそそります。

児童書売り場で子供達が思い思いに床に座って自由に本を見ている光景に、感銘を受けました。

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM

◾︎ケンブリッジの書店情報◾︎

The Cambridge University Press Bookshop

住所: 1-2 Trinity St, Cambridge CB2 1SZ

営業時間; 月曜日から土曜日 10時ー5時半
     日曜日 11時〜5時

Heffers Bookshop

 住所:20 Trinity St, Cambridge CB2 1TY

営業時間 月ー土 10時ー5時半
     日曜日 11時ー5時

Waterstones

 住所:22 Sidney St, Cambridge CB2 3HG

営業時間 
Thursday 8th Oct  9.00 – 18.00
Friday 9th Oct    9.00 – 18.00
Saturday 10th Oct   9.00 – 18.00
Sunday 11th Oct   11.00 – 17.00
Monday 12th Oct  9.00 – 18.00
Tuesday 13th Oct  9.00 – 18.00

G. David Bookseller

 住所:16 St Edward’s Passage, Cambridge CB2 3PJ

営業時間 月ー土 9時ー5時

フランスの本屋さん

フランスの本屋さんはイギリスとは異なった雰囲気が魅力。

児童書を見ていると大抵声をかけられ、親切に色々と教えてくれます。

各売り場にあるカウンターはレジではなく、本についての情報を問い合わせることができます。

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM

トゥールで一番人気のある書店は、”La boîte à Livresラ・ボワッタ・リーブル”。”本の箱”という意味です。 

現在は地上3階地下2階まであり、2階にあるサロン・ド・テ(紅茶やハーブティーやケーキを出す喫茶店のような店)は日溜まり心地が良く、お店の人が温かくもてなしてくれます。

La boîte à Livres サロン・ド・テ♬

La boîte à Livresはどんな書店?

La boîte à Livres

トゥールでは1940年にロワール川のほとりの建物が空襲により破壊されました。

復興中の1946年、パリの女性書店商が粗末な小屋に書店を開店。戦争中に臨時の兵舎として使われていた小屋には、書籍商たちが寝泊まりしながら働いていました。。ボワッタ・リーブルの始まりです。

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM

その後、市場通りの小さな店舗に移り、1980年代に現在の場所 rue Nationale(ナショナル通り)に転居し、拡大していきました。

巨大チェーン書店「フナック」がトゥールに店を構えた後には、トゥールの他の個人書店と団結、協力しあって独立を守り抜きました。

La boîte à Livres

特に評判の高い学校教育の書籍の売り場。

La boîte à Livres

作家と交流できる催し物、展覧会、芸術家や作家による講習会、子供向けの教室を定期的に開催。

文化交流を通して人と人とが繋がっていく、地元の人たちに愛され活気溢れる本屋さんです。

La boîte à Livres 2020年9月の催し物と話題の本たち♬

10月の行事↓
Rencontres octobre 2020

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM

La boîte à LIVRES
住所: 19 Rue Nationale, 37000 Tours
営業時間 月ー土曜日 10時ー7時

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM
トゥールで買った料理の本たち♬

L’histoire de la rue nationale ナショナル通りの歴史

ナショナル通りは、15世紀に作られた商業地域。古い木骨造りの家々の立ち並ぶ歴史的地区と新市街の境目です。

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM

ナショナル通りは戦時中に、川岸から400メートルまでの家々が破壊され、焼け跡には近代的な建物が建てられました。

2013年にはtram(トラム 市街電車)が開通。通りは歩行者専用になりました。

パリとスペインを結ぶ通りは一直線で、遠近法の図の見本のような景色を見ることができます。

4世紀に栄えたローマ帝国の古代都市「Caesarodunum」がトゥールの街の地下に埋まっています。

2006年から2007年にかけての調査では、1〜2世紀の巨大なローマ帝国の居住地区がナショナル通りの下に眠っていることが分かりました。トゥールは新旧が入り混じった歴史的に興味深い所です。

パリの日本の本屋さん

パリには個性溢れる素敵な本屋さんが多くありますが、私の一番のお気に入りは日本の「ジュンク」。

店内はそれほど広くないものの、フランスに滞在している日本人の好奇心を刺激するような品揃えに、行く度に心が揺さぶられます。

厳選された書籍が所狭しと並んでいる光景には毎回感動。あれもこれも欲しくなる・・・。

ほっとした気分になれる、私にとって心のふるさとのような場所です。

パリのジュンク堂: Librairie japonaise Junku.
住所: 8 Rue des Pyramides, 75001 Paris

パリ・ジュンク堂の画像

パリ・ジュンク堂のサイト

トゥールのお城についての本たち。

どこにいても自然と書店へ足が向かいます。成田空港の本屋さんでは、出国前の日本最後の書店滞在を惜しむようにギリギリの時間まで書棚を眺めたものです。本屋さんのために6時間も前に空港に着いたとさえあります。どんな時でも本があれば希望がある。

本屋さんは街の中の宝の島。どんな気持ちの時にも、心が満たされる何かが見つかる。

新しく何かを始める時、何かを続けている時、後押ししてくれる本と出会い、希望が湧く。

自信を失くした時、今までのことは少しも無駄ではなかった、「自分は自分のままで大丈夫」と教えてくれる。

本屋さんのない世界は想像できない。


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レンズ豆のスープ♪ 【ロレーヌ地方の暮らし】

Lorraine en FRANCE【ロレーヌ地方の暮らし】・・・2013年 2月 19日

mardi, le 19 février, 2013

 

レンズ豆のスープを作りました。♪ ♪

 

今日使ったのは、緑色のレンズ豆、

 

我が家では豆をたくさん食べるので、いつも1キロ入りを買っています。♪

ロレーヌ地方の農家で無農薬、無化学肥料で作られたレンズ豆は。
鉄分やミネラルが豊富、体にとても良いのですよー。

 

たっぷりのタマネギと、他にもいろいろな野菜を加えて
鋳鉄鍋でコトコト煮ること20分、、、

火を止めた後は、フタをしたまま予熱で調理しました。♪

 

今朝ひらめいた材料で作ってみたので、
想像していた味に仕上がるがドキドキでしたが、
思っていた以上に美味しく出来上がって最高にうれしい。♪ ♪

みんな無言であっという間に食べ終え、おかわりまでしました。^◀^

日本のカラッと乾燥した冬とは全く逆に
こちらの冬は低温多湿。

そのためアツアツな料理を作ると、まるで寒い中野外で料理をしているかのように、
ものすごい湯気がモウモウと出ます。^◀^

 

豆のスープってやさしい味がしますねー。

タマネギをはじめ、野菜たちの旨味も加わって、
何ともシアワセなお昼ごはんでした。♪

 

日本にいた頃は和食中心な食生活だったので、
スープとパンでお昼ごはんなんて、考えたこともなかったなあ。^▽^

ミネラル豊富な土壌で育った野菜は、濃厚で本当に素晴らしくて、
野菜だけで作った料理が何品か食卓に並ぶと、
ボリュームのある、とても大満足な食事になります。

 

我が家のキッチンはこんな風になってます。^▽^

元々は調理台も何も付いていなかったので、
白い家具は自分たちで手作りしました。

フランスらしい大きな両開きの窓からは、光がたくさん入ってきて、
曇りがちな冬でも明るくて居心地の良い場所です。

天井には一目惚れした照明を取り付けました。
電気を点けると、こんな風にロウソクをともしたように見えて素敵。

 

今日も太陽が眩しい程に輝いて、春みたいに素晴らしい天気でした。♪

窓の外の木々に若葉で茂り、
キッチンからの眺めが黄緑色で一杯にになるのも
もうすぐ。♪


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Soupe bonne famme ボンヌファムのスープ♪

le 9 mars, 2013…no.2
©️Chihiro IWASAKI
(写真は旧ブログ時代のもの)

今日はボンヌファム風スープを作りました。

©️Chihiro IWASAKI

フランス語で「良妻のスープ」という意味の、とてもおいしいスープです。

 

ポロネギ、ジャガイモ、人参だけで出来ているので、

自然に育った味の濃い美味しい野菜を使って作ると最高。

野菜本来のコクと旨味がぎゅっと詰まっています。

©️Chihiro IWASAKI

このスープは1年ほど前に初めて作って以来の我が家の定番料理。

最初にレシピを見た時は。どんな味なのか全く想像できませんでした。

ブイヨンもスープストック、使わず、ただ20分煮込むだけなのに、

味に深みがあって、作る度にフランスの濃厚な野菜の素晴らしさに感動します。

©️Chihiro IWASAKI

ほくほくに煮上がったジャガイモが最高。

©️Chihiro IWASAKI

フランスの自然栽培の野菜は旨味がたっぷりなので、

それだけで立派は主菜になるのが嬉しい。

©️Chihiro IWASAKI

日本でもたくさんの野菜料理を作っていましたが、

この地方に暮らし始めて無農薬、無化学肥料の野菜を農家から

直接買うようになり、より一層野菜のおかずが食卓に並ぶよう

になりました。


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poivrons à l’huile d’olive ピーマンのオイル漬け♪

Lorraine en FRANCE【ロレーヌ地方の暮らし】・・・2013年 06月 15日

samedi, le 15 juin, 2013 

poivrons à l’huile d’olive ♪
「黄ピーマンのオリーブオイル漬け」♪

オレガノ、ニンニク、葱、胡椒も入り、1ヶ月保存できます。^◁^
食べた後は、香りの移ったオイルを料理に使えるのがうれしい。


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