ココナッツのお菓子♪【ロレーヌ地方の暮らし】

パリ、リヨンを経て2009年からフランス北東部のロレーヌ地方に暮らしています。料理やお菓子作りを中心に綴っています。2020年現在の情報も追記しています。  (旧グログから過去記事を移行中)

Lorraine en FRANCE【ロレーヌ地方の暮らし】・・・2013年 03月 14日

samedi, le 14 mars, 2013


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Paella de maquereausサバのパエリャ【ロレーヌ地方の暮らし】

パリ、リヨンを経て2009年からフランス北東部のロレーヌ地方に暮らしています。料理やお菓子作りを中心に綴っています。2020年現在の情報も追記しています。  (旧グログから過去記事を移行中)

Lorraine en FRANCE【ロレーヌ地方の暮らし】・・・2013年 06月 12日

samedi, le 12 juin, 2013

Ma paëlla de maquereau.♬

最近スペイン料理にはまってます。
とりわけパエリャに夢中。

今夜は「サバのパエリャ」を堪能しました。♫

味の決め手の魚貝のブイヨン&トマトソースも、もちろん手作り。^◁^

フランスのサバは小さめで、脂が少なく、
身が締まっていて美味しい!!

Je l’ai faite tout à la maison ,le bouillon de poisson ,la sauce tomate et la chapelure aussi.
Ca fait envie? ^◁^ C’est trop bon,cette paëlla !!!

このパエリャ、本当に最高!めちゃくちゃおいしいです!!!

オリーブオイルでニンニクと自家製パンで作った手作りパン粉を黄金色に炒め、
トマトソースでお米を炒め、サフラン入りの自家製魚貝ブイヨンで炊き込み、
こんがりアルデンテに仕上げました。
最高に香ばしい!


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2020年9月25日 追記 ロレーヌの田舎より

23日に保険大臣から発表があり、明日から南仏のマルセイユやエクサン・プロヴァンスのレストラン業が最低2週間閉鎖されます。

えびのパエリヤ♪Paella de crevettes【ロレーヌ地方の暮らし】

samedi, le 23 juin, 2013

 

C’est un plaisir de faire la cuisine espagnole avec des légumes très frais de la ferme d’agriculture biologique prés de chez nous qui ont vraiment beaucoup de saveur et de corps.


えびのパエリャを作りました。♪

 

La sauce tomate est un des ingrédients très importants pour la paëlla .
Naturellement je la prépare à la main ..♪


煮込む時に使うトマトソースももちろん自家製です。^◁^

真っ赤なトマトと、味の濃厚な新鮮な野菜で作るトマトソースは、
何とも云えず最高〜。一度作るとやみつきになりますよ。

 

Je la fais dans ma plus grande marmite à plaine, et conserve dans des bocaux après avoir fait la stérilisation par ébllition. Comme ça,on peut la garder plus d’un an. et c’est très platique !

うちでは大量に作って、残ったら瓶詰めにしておきます。
常温で1年はもつので、トマトの無い秋から春にかけて大活躍します。^◁^

 

Le veille je prépare du bouillon de crevettes  safrané qui donne bon goût.

パエリャを煮込む時に使うブイヨンは,
前日に準備。♪

 

サフランを加えるときれいな色。

C’est super bon !!!
Il vaut la peine de la préparation!

これは最高、やみつきになります。

明日は「葱のパエリャ」を作る予定です。
たのしみ。

フランスはすっかり夏で、真っ青な空と葉っぱの生い茂った木々がとても元気です。

          <  span style="color:#48D1CC">●<  span style="color:#FF7F50">●                                                                                                    

2020年9月25日 追記 ロレーヌの田舎より

大分気温が下がり、私の暮らすロレーヌ地方の田園地帯には秋らしい景色が広がっています。

3月の外出禁止中に、今年こそは庭で野菜作りを再開しようと思っていましたが、なかなか時間が取れず花の種だけ蒔きました。

ひまわりの種まきは6月の終わりになってしまい、昨日やっと花が開き始めました。

花が咲くとミツバチもやって来て賑やかになりました。

うちの周りには野生のリンゴや洋梨が実り、牧草地には大きなブルベリーの木が多く自生しています。

今年の夏はほとんど雨が降らず、牧草地の地面はひび割れ、小川の水はほとんど無くなってしまいました。それでも木々はたくさんの実をつけている。自然の生命力はすごいなと思いました。

 

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トゥール滞在記2005年・・・最近の投稿

フランス語学留学inトゥールNo.7★カマンベールとヤギのチーズ♬

2005年4月7日  Le 7 avril 2005, à Tours

初めてフランスのチーズに出会ったのは、青山の輸入物スーパー「紀ノ国屋」でした。

クラッカーに乗せて勧められ、なんて美味しいのだろうと感動。即購入したチーズは、円筒形の木箱に入っていました。

食べ頃まで1週間待っていただくと、かすかににリンゴの香りがしました。

それまでプロセスチーズしか知らなかった私は、熟成された本物のすごさに心が揺さぶられました。

 

このチーズの名前は残念なことに覚えていません。
カマンベールに似ていたけど、もっと白く繊細でした。

カマンベールは直径が11cmほどですが、このチーズは直径6cm、高さが10cmぐらいでした。
日本への輸出向けに特別に作られたものなのでしょうか。

トゥールのチーズ屋さんでも、フランスのチーズの本で調べても見つかりません。

フランスには小さな村で造られているチーズが300種類以上あるそう。
ノルマンディー地方のどこかの村でいつか、このチーズに再会できたらと想像するとワクワクします。

ロワール地方の名産、シェーブル

クラスメートのスザンヌに誘われて、昼休みに屋内市場「レ・アル」へ。

チーズ屋さんのガラスケースの一角に、小さな白いチーズが並んでいました。
ヤギのチーズです。フランス語では「シェーブル」と言います。

スザンヌは、お店の人にお勧めを聞いていました。


ヤギのチーズが好きだなんて、スイス人のイメージそのまま。
白くてコロンとかわいらしいチーズ。

学校のテラスでそれぞれが買ってきたものを広げると、
スザンヌが買ったチーズ「クロタン・ドゥ・シャビニョル」を分けてくれました。

強烈・・・。
イタリアの羊のチーズ「ペコリーノ」に似た、私の苦手な匂いでした。
この匂いだけはどうしてもダメで、食べてみたら美味しいのかもしれないけれど、ペコリーノの衝撃が強烈すぎて食べず嫌いのままです・・・。

ロワール地方のシェーブル・チーズの歴史


トゥールのあるロワール地方では古くからヤギが飼育され、チーズが造られてきました。

シャビニョル村は、「クロタン・ドゥ・シャビニョル」チーズの発祥の地。

1800年頃の県の資料には、
「ヤギ乳はバターには適さないが、大変良いチーズができる」と記されているそう。

1870年頃、ぶどう畑が虫害にあったため、
畑にヤギを放牧すると、ヤギチーズの生産が拡大しました。

サントル地方の村。
ここでPOILIGNY-SAINT-PIERRE 
プワリニー・サン・ピエールが造られています。

1900年には、質の良いチーズを選別できる職人たちが現れ、
チーズ農家から良品を買い集めていくようになりました。

その後、オルレアンやパリに村のチーズの評判が広がり、愛好者が増えていきました。

ロワール地方のヤギのチーズあれこれ♬

POILIGNY-SAINT-PIERRE プワリニー・サン・ピエール

サントル地方(ロワール地方)、
シャルントン・デュ・シェール村で古くから造られている。

250g〜300g
ピラミッドの形が特徴。

料理はオムレツやスクランブルエッグ、
ワインは、ピノ・ノワールに合う。

少し青カビが出ているのが最高とされる。

CROTTIN DE CHAVIGNOL クロタン・ドゥ・シャビニョル

サントル地方(ロワール地方)産
直径4〜5cm

ドライトマトやりんごに合う。
ワインは「サンセールの白」や「ピノ・ノワール」と相性が良い。

SAINTE MAURE サント・モール

ロワール地方で一番有名なヤギチーズ。
15cmほどの円筒形。

中心にワラのひもが1本通してあるのは、円筒形の形を保つため。


表面は濃い灰色。灰と塩を混ぜたものをまぶしてある。

VALENÇAY ヴァロンセ

サントル地方(ロワール地方)産

クルミ入りのパンと良く合う。
ワインは「サンセールの白」、「サンセールの赤」、「ピノ・ノワール」が良い。

ピラミッドの上部を切り落としたような形。
様々な伝説のあるチーズです。

フランスのサラダ

フランスには、チーズの入ったサラダがいろいろあります。

フランス人の食事は一般的に昼食がメイン。
平日の夜はサラダとチーズや果物だけで軽く済ませる人が多いよう。

葉っぱにクルミを混ぜただけでも、ドレッシングをかければサラダになります。

イギリスやフランスには「ハドック」(フランス語ではHを発音しないので、アドックト言う)というタラの燻製があり、サラダに使います。

ヤギのチーズとタラの燻製のサラダ


①ハドックにサラダ用ほうれん草、タマネギの薄切り、薄切りリンゴを添え、
②薄く小さく削った「クロタン・ドゥ・シャビニョル」をのせ、
③シブレット(万能ネギに似た風味のハーブ)を散らせ、
④ドレッシングをかけて出来上がり。

ドレッシングのことをフランス語で「ビネグレット」と言います。基本の作り方は、オリーブオイル3に対して酢1の割合。

4人分の場合、オリーブオイル大さじ6、リンゴ酢大さじ2、塩と黒胡椒を混ぜるだけ。

おいしく作るコツは、良い材料を使うことだけです。
良質のオリーブオイルと、本物の醸造された酢を使うと、風味も栄養価も別物です。

天然の海の塩と。ひきたての黒胡椒を使うと、味に深みが出ます。

フランス人の作るビネグレットは美味しくてびっくりします。
お酢の代わりにレモン汁やオレンジの絞り汁を使ったグリーンサラダは最高です。

追記 2020年9月7日月曜日 晴れ 20度 Le 7 septembre 2020, à Hayes

今日のアルザス・ロレーヌ地方は快晴。

私の暮らしている田舎の家では、今年はスズメバチが大発生。

家の周りはスズメバチだらけです・・・。

巣がどこにあるのがわからないので、消防局に退治してもらうことができません。

フランスではスズメバチが年々増えていて、以前は無料で巣を取り除いてくれていましたが、現在は有料になってしまいました。

生乳の愛すべき熟成マンステール♬

アルザス地方の名産チーズといえば、マンステール。

日本では匂いが強烈だと言われますが、質の良いマンステールは独特だけど良い香り。

精製されていない生乳で作られたものが最高のもの。

そのままでもおいしいし、料理に入れても美味です。

アルザス地方には、たっぷりのマンステールをパイ生地で包んでオーブンで焼いた料理があります。焼きたてのアツアツは最高。レタスたっぷりのサラダと一緒にいただきます。♪

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フランス留学★トゥール滞在記♬ 過去の記事

フランス語学留学inトゥールNo.6★パン屋さんとイワシのタルティーヌ♬

2005年 4月6日 Le 6 avril 2005, à Tours 

1・Boulangerie トゥールのパン屋さん

ずっと和食党で、焼き魚と炊き立てご飯に味噌汁という食事が最高だと思っていたので、初めて外国で暮らすことになった時は食生活が気がかりでした。

 

トゥールの旧市街のパン屋さんに入ると、パンが黄金色に輝いていました。

 

カウンターの向こうに並ぶパンの種類の多さに圧倒され、唯一、名前を知っているバゲットを買いました。

色々な形や大きさのパンが無造作に並ぶ様子に興味を引かれ、お店の人にパンの名前を聞いてみました。


一番細長いのは「フィセル」、麦の穂の形をしたのは「エピ」。
バゲットに似ているけど少しずんぐりしているのは「フルート」。

焼き色といい形といい芸術的。
さすがパンの国、フランス。

丸くて大きな「カンパーニュ」は、1kgのライ麦粉と精白していない小麦粉で作るのだそう。


材料は、麦の粉、水と小麦粉だけで作った天然の酵母、海の塩と水のみ。
本物は材料がシンプル。

「カンパーニュ」を切り分けてくれるというので、少し購入。

こちらは、ハシバミの実と干しぶどうのカンパーニュ。
いろいろなカンパーニュがあります。

 

おすすめの食べ方を聞いてみると、「ラ・ロッシェル風のタルティーヌ」というのを教えてくれました。

「タルティーヌ」は、スライスしてジャムを塗ったパンのことで、塩味の具をのせたオープンサンドも「タルティーヌ」と呼ばれるそう。

 

作り方は簡単。

1 薄めに切ったパンに、塩入りのバターを塗り、

2 薄切りにしたキュウリとトマトを交互にのせ、

3 新鮮なサーディン(小さなイワシ)を乗せ、

4 チャイブ(細ねぎのようなハーブ)を散らし、

5 最後に塩と黒胡椒を振りかけます。

 

おいしそう!

塩は天然のもの、胡椒はひきたてが最高です。

フランスでは海面の塩の結晶を集めた「fleur de sel フルール・ド・セル(塩の華)」が最高の塩で、食卓で使われます。

 

ラ・ロッシェルは大西洋に面する漁港。

昔は重要な港町として栄え、14〜15世紀の港の塔が今も残っています。
現在はマリンリゾートとして人気。

 

フランス一長いロワール川と大西洋の恵みのおかげで、ロワール地方は魚料理が豊富。

フランス中のパンについて書かれた本に、「ラ・ロッシェルの港風タルティーヌ」のレシピがありました。


材料のサーディンは、「生の新鮮なイワシ」と書かれています。

イギリスに住んでいた頃にいろんな国の人に「日本では生の魚をたべるの?」聞かれ、日本の刺身文化は世界でも珍しいのだと知りました。

そんなこともあり、
フランスの海辺の地方で新鮮な魚が生で食べられると知り、親近感を感じました。

フランス語では魚介類のことを「海の果物」と言います。食に対して好奇心旺盛はフランスらしい表現だと思いました。

 

パン屋さんで教えてもらった「イワシのタルティーヌ」を作るため、トゥールの「Galeries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット)」というデパートに行ってきました。


1階にスーパー「Monoprix(モノプリ)」が入っていて、庶民的なものから質の高い食品まで揃っていました。

「塩の華」と、昔ながらの製法で作れれたバターを購入。

緑でABと記されているのは、無農薬の材料から作られた商品の認定マークです。

フランスでは無塩バターが一般的。

ホームステイ先の冷蔵庫の野菜を使わせてもらって、イワシはオイルサーディンの缶詰で代用して作りました。

黒胡椒がきいて、おいしかったです。


ホームステイ先で魚を日本のように焼かせてもらうのは、煙や臭いのことを考えると難しそうだけど、魚の豊富な地方に住んでいるので今後の食生活が楽しみです。♬

今日の勉強♬

水曜日の午後はサンドラという女の先生と、会話や聞き取りの授業でした。

 

「単語の意味を調べるときは、母国語の辞書より仏仏辞典を使う方が単語力が伸びる」とのアドバイスがありました。

仏仏辞典を読むのは楽しい。


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追記 2020年9月3日木曜日 晴れ時々曇り 19℃ Le 3 septembre 2020 ,à Hayes

日本の粗食と味噌造り ♬

日本人には思いつかないような着想の詰まったフランスの料理の本はどれも個性に溢れていて楽しく、私のフランス語の読書はほとんど料理や食に関するものばかりです・・・。

最近は味噌料理の本も出ていて、フランス人らしい自由な発想が面白い。


伝統的な調味料や、発酵食品、日本にはない農産物など、フランスの食材や食文化は興味深く、渡仏以来、様々な本補参考に、昔から伝わる道具を使って料理をしてきました。フランス人にフランス料理を絶賛されるのは嬉しい。

アルザス地方の発酵食品「シュークルート」は、
キャベツを塩漬けにして、発酵させたもので、日本の白菜漬けに匂いが似ています。

シュークルート専用の壺に一目惚れして、
直接生産者から買い求め、自家製味噌を作るようになって6年になります。

手作りな暮らしをするのが私の理想で、毎年10〜20キロ分を仕込むので、
キッチンの片隅に壺がどんどん増えました。

今一番古いのは五年もの。

違う年に造った味噌を合わせ味噌にして、毎日味噌汁を欠かさない生活をしています。お味噌のある暮らしは、フランスではこの上ない贅沢。トゥールで麹を作ってくれている日本人の方のおかげです。

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フランス留学★トゥール滞在記♬ 過去の記事

フランス語学留学 in トゥール No.5 外国語と滞在許可証

2005年4月5日 Le 5 avril 2005, à Tours

フランス滞在3日目も、小鳥のさえずりで6時前に目が覚めました。♪
窓からは手入れの行き届いた庭が見渡せます。

日本では夜型だったのに、フランスに来てから夜10時前になると眠くて起きていられません。

夜はよく眠り、朝は気持ちよく目覚め、時差ボケは全く無し。ホームステイ先の大きくて快適なベッドのおかげかもしれません。

到着早々、フランス時間に順応している自分に驚いています。

早起きしたので、フランスで買った文法の本で勉強しました。

まず説明を読んで、小声で例文を音読。

知らない単語を仏仏辞書を引いてみると、また未知の単語に行き当たり、次々と意味を調べる。寄り道ばかりで前に進まずもどかしいが楽しい。

回り道のようだけど、積み重ねるほどに効果が出るのだろう。

語学留学は最初の3ヶ月が大事だと思っているので、この期間にいろんな人とで話して、間違いなどは気せず、楽しくやっていけたらと思っています。

1フランス語学校2日目

4月のトゥールはまだまだ寒く、冬のコートが必要です。

朝は間違えて一つ手前の停留所でバスを降りたおかげで、小さな広場で開かれている朝市を発見。 果物や野菜は色鮮やかで、日本と違った並べ方や、手書きの値段がフランスらしい。魚屋さんの店も出ていました。

今日の授業は、現在形の文法について。
すでに知っっている内容だったようだけど、
説明も教科書も全てフランス語なので、ついて行くだけで必死。

先生の話していることの半分も分からず、
頭をフル回転させて、200%の集中と勘で乗り切りました。

 

同じレベルでも、欧米の人は聞き取る力が優れていて、
日本人とは雲泥の差・・・。

単語も発音も母国語と似ている欧米人は圧倒的に有利。
リスニング力は単語力でもあると実感しました。

わからない単語がある時は、イタリア語や英語をフランス語風に発音して話してみると、案外通じて、発音を直してくれました。この方式で似ている単語はどんどん覚えられそう。

フランス語は、発音が難しい・・・。

スペイン語とフランス語は共通点が多いけど、日本人からすると違う言葉に聞こえる。ところが両国の人たちは、フランス語とスペイン語で会話をしても話が通じるのだとか。

なんて羨ましいことだろう・・・。

 

外国語の勉強は、続ければ続けるほど、わからないことが増えていく、そう感じる時期がありませんか。

イギリスで出会ったフランス人の友人は、
「日本語と英語は、単語も発音も考え方も全てが違う。日本人は英語を習得するのに、相当の努力をしているはずだから、言葉が似ている私達フランス人は、もっと上達していないといけない」と言ってくれました。


いくら頑張っても、単語力でヨーロッパの人たちに追いつけないと感じていた頃のこと。彼女の言葉に救われました。

今日の授業の最後に、先生に動詞活用の本を勧められました。

どんな単語の活用も、この本で調べればすぐに分かるそう。

動詞活用はフランス語の難しい部分。
初級のうちから正しい活用を身につけると、後が楽だそうです。

授業の後、トゥールの新市街にある大きな本屋さんへ。

声をかけてくれた店員さんが、赤い表紙の本が積まれた一角に案内してくれました。

フランスの子供たちも皆、この本で勉強するのだそう。

ポケット版から、ハードカバーまで色々な種類とサイズがあり、
私が買ったのは一番小さなポケットサイズ。3ユーロでした。

夕食後に宿題に向かうと、窓の外は夕方のように明るく鳥のさえずりが耳に心地いい。

まだ9時なの起きていられず、やり残した宿題は翌朝に片付けることにして眠りにつきました。

2 滞在許可証 その1

3ヶ月以上フランスに滞在する場合は、日本でビザを取得し、
渡仏後8日以内に県庁で滞在許可の申請します。

滞在許可証の手続きについて、学校の事務所で聞いて来ました。

「電話で予約ができたら、日時を知らせます」
と、校長のイザベルさんが必要書類のリストを下さいました。

私立の学校は滞在に関する面倒も見てくれるので、助かります。

ホームステイしている場合は、ホストファミリーに滞在先の住所を証明する手紙と書いてもらい、ホストファミリーの身分証明書と住所を証明できる光熱費の請求書のコピーをもらいます。

申請の予約の日に、日本で準備した書類とフランスの滞在先の書類、学校の入学証明書を持参して県庁に行きます。仮の滞在許可証を渡され、後日健康診断を受け、問題がなければ1ヶ月で滞在許可証を受け取ることができます。

追記 2020年8月30日 曇り 14度 Le 30 août 2020 ,à Hayes

【書類社会フランスと書類用家具】

 

フランスは突然秋になりました。初秋を通り越して、急に日本の10月ぐらいの涼しさ。

冬のセーターを着て仕事をしています。
暖房をつけようかと思いましたが、まだ8月なので、さすがに思いとどまりました。

 

フランスでは個人の家に、書類用の家具があることも珍しくありません。

ガス、電気の請求書を始め、多くの書類を一定期間、各自が保管しなければなりません。

政府のサイトに、書類別の保管期間が掲載されていますが、
私は確認すら面倒で、取りあえず全て保管・・・。

 
フランス人にならって、一枚一枚透明のファイルに入れて、バインダーに、項目別に整理しています。

難解な書類も一目見て把握できるよう、付箋にメモを書いて貼り、まるで会社の書類のよう・・・。

今年から社会保障の申告がオンラインになり、申請の内容も変わりました。

コロナ禍の中4月の所得申告もインターネットで済ませたので、
パソコンにも書類がたまっていきます。

フランスの書類に関する苦労話を友人たちにすると、「フランス人にとっても大変!」と、みんなが口を揃て言います。

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フランス語学留学inトゥールNo.4  【学校主催のトゥールの歴史観光】

2005年4月4日 その4 Le 5 avril 2005, à Tours

 クラスメートとの昼食後、

 校長のエルベさんの案内で、他の新入生たち十数人とトゥールの街を観光しました。

1・トゥールはどんな街?

フランス中部に位置し、温暖な気候に恵まれ、「フランスの庭」と称される、「アンドル・デ・ロワール地方」の古都トゥール。

ルイ11世の時代には首都が置かれ、現在ではロワール川流域の古城巡りの拠点として知られています。

フランス最長のロワール川の中流にのぞみ、中世には、宗教と学術の中心でした。

バルザックの生地でもあります。

パリの南西225kmに位置し、パリからは特急で50分ほど。人口は約13万人。

トゥールのある地方は「トゥレーヌ」と呼ばれ、

丘陵の織りなす起伏のある地形が続いています

ロワール川の支流であるシェール川、アンドル川、ビエンヌ川が、

この地方の景観を独特な美しいものにしているのだそうです。

白アスパラガス、マッシュルームなどが栽培され、ブドウ畑の続く小ささ村々では、古くからヤギのチーズが造られ、パリに出荷されて来ました。

古くから川の流域に商工業が発達し、現在はワインや農産物のの集散地であり、出版、家具、薬品などの産業が盛んです。

トゥールの名前の由来は、ローマ時代住んでいた「トゥロネス」という部族から来ているのだそう。


2 街の中心★プリュムロー広場

現在制作中の私の作品です。
プリュムロー広場

ジャン・ジョレス広場が新しい市街地の中心なのに対し、

プリュムロー広場は歴史ある古い街の中心。


市民に愛され、訪れる旅人を引きつける魅力が詰まっています。

百年戦争の頃、「オルレアンの少女」

ジャンヌ・ダルクが軍隊を率いてこの広場を通ったそう。

15世紀の木骨作りの家々に囲まれ、

洒落たカフェやレストラン、アイスクリーヌ屋にクレープ屋、テイクアウトのお店が軒を連ねています。


広場の真ん中には、たくさんのテーブルと椅子が並べられ、

夏時間の間は夜遅くまで賑わうのだそう。

 

建物の2階より上は、住居になっています。

アパートとして貸し出しているので、空きがあれば住むことができます。

築500年以上経っているので、床が傾いていて住み心地には少々難があるのだそう・・・。

3 トゥールの歴史的地区

プリュムロー広場のある旧市街は、全て歩行者専用になっていて、

石畳の路地にに沿って、古い趣のある街並みが続いています。

 

カード専門店、絵本専門店、ワインショップ、画廊・・・。

個性あふれる商店がキラキラしていて、

フランスに来たばかりの私には全てが目新しく、

眺めているだけで楽しい。

 

街並みも人々も、今まで滞在したことのある

イタリアともフランスとも異なった文化のが感じられる。

トゥールには、大変良いチャコレート専門店があるのだそう。

今後、学校帰りに散策するのが楽しみです。

4 サン・ジュリアン修道院

10世紀から16世紀にかけて、ベネディクト修道会の建物がいくつも建てられました。

トゥール市のサイトに写真が載っています。


その中でも、トゥールの「サン・ジュリアン教会」は重要な歴史的建造物。

トゥール市のサイトより。


一般公開はされていませんが、トゥール市のホームページで内部の写真を見ることができます。

教会は、ロワール川にかかるウィルソン橋に続く大通り、rue National(ナショナル通り)に面しています。

地図をどうぞ。♬

★サンジュリアン教会 
サイト file:///Users/chihiro/Downloads/Laissez-vous%20conter%20l’%C3%A9glise%20Saint%20Julien%20de%20Tours.pdf

住所 20,rue Nationale 37000 Tours

教会の近くには、

修道院の共同寝室として使われていた建物があり、

現在「職人文化の美術館」になっています。

フランスには「徒弟制度」というものがあり、
職人になるには親方につい一定期間の修行をします。


見習い工たちの優れた作品が集められ、この美術館に展示されています。

修道院の集会所とワイン貯蔵庫も見学できます。

職人文化美術館  le musée du compagnonnage                     サイト https://www.museecompagnonnage.fr/le-compagnonnage/histoire

住所 8,rue Nationale 37000 Tours

5 サン・ガシアン大聖堂

サン・ガシアン大聖堂は、1170年から1547年にかけて作られた、高さ70メートルのゴシック様式の壮大な建物です。

聖堂内では、18世紀のステンドグラスや16世紀のパイプオルガン、12世紀の象牙の聖ひつを見ることができます。


大聖堂のサイト https://www.paroisse-cathedrale-tours.fr/

住所 Place de la Cathèdrale, 37000 Tours

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追記 2020年8月27日 Le 27 août 2020 ,à Hayes

【メッスのサン・ジャック広場】

先週まで40度近い猛暑でしたが、急に秋の気配。

気温がだいぶ下がり、肌寒くなってきました。

私が現在暮らしているロレーヌ地方の県都はメッス。

ここにも、トゥールのプリュムロー広場のようにレストランやカフェの集る広場があります。

「サン・ジャック広場」は、日本語にすると「帆立貝広場」。♬

 

ロレーヌ地方の中心都市メッスの
サン=テティエンヌ大聖堂。

 

メッスの人たちがこよなく愛する「サン・テティエンヌ大聖堂」に近く、夏はテラス席に集う人たちで賑わい、冬はクリスマス・マーケットで華やかになります。

フランス留学 トゥール滞在記 ♬ 過去の記事

フランス語学留学inトゥールNo.3学校の初級クラスとクラスメート♬

2005年4月5日  Le 5 avril 2005, à Tours

レベル分けテストの結果は、予想通り一番下の初級クラスでした。

一緒にテストを受けた他の5人も皆同じクラス。コースは6月末までの3ヶ月間、週20時間のレッスンが続きます。

クラスメートは大学生とワーキングホリデーの日本人が3人、会社員をしているスイス人、元公務員のアメリカ人。全員女性です。


学校全体の国籍はスイスが一番多く、次がイギリス、3位が日本。年齢層は学生から定年退職した人までと幅広く、企業や官から派遣されてくる人が多いのがこの学校の特徴です。

広間の片隅でアラブの男の子たちが一人の女の子を取り囲んで何やら嬉しそう。真ん中にいたのは高貴な家柄の”アラブ首長国連邦初の女子留学生”。

彼女は、一般のアラブの女性のようにスカーフで頭を隠す必要はないのだそう。

イギリスでもイタリアでも出会ったことのなかった世界の人たちについて知り、毎日カルチャーショックの連続です。

学校の授業と時間割

月曜日から金曜日まで、午前中に1時間半の授業が2つ、
水曜日は午後にも授業があります。

午前中の1時限目は文法中心、
2時限目は単語、読解、リスニングなどで、授業に使う本は学校が貸してくれます。

オプションで「ワイン講座」もあり、ワインに大変詳しい副校長のエルベさんの秘蔵のワインを味見できます。


学校の教材とは別に、お勧めの辞書と文法の練習問題の本を教えてもらい購入しました。

MICRO(ミクロ)という辞書を気に入って使っています

初日の2時限目の授業では、レベル分けテストで間違いのあった文章を先生が黒板に書き、どこが間違っているかを生徒たちに聞いていきました。学習者が間違いやすいポイントの説明が分かりやすく、有意義な授業でした。

クリスティーヌは北海道の大学でフランス語を教えていただけあり、日本人の弱点をよく知っていて日本人には理想的な先生。

授業に惹きつけられ、あっという間にお昼。
初日から宿題が出されました。


校内の施設

1階には古い大きな机と本棚のある部屋があり、フランス語学習の本を始め様々な本が並んでいます。授業の後は午後6時まで自習をしたり自由に使うことができます。

 

2階の一室にはパソコンが数台並んでいて、インターネットを使えます。

2020年現在、CHIHIROの仕事机

 

2階にあるテラスは広く、午前中の20分の休み時間にはコーヒーや紅茶とお菓子が用意されます。

よそのクラスの人たちと交流できる憩いのひと時も毎日の楽しみです。

CHIHIROの手作りフィナンシェ♬

語学学校の初級のクラスは、言いたいことを言葉にできないこともあって和気あいあいとしているのがいい。

フランス人の先生たちの話を聞いていると、フランス人と全く異なる日本人に対しては違いを認めてくれて大らかで友好的。反面スイス人との違いはとても気になるらしい。どこの国もそういうものなのでしょうか。人は大きな違いより小さな違いを気に気にするものなのかというのが最近私がよく考えているテーマです。



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2005年4月6日 Le 6 avril 2005, à Tours

クラスメートとランチ@初めてのフランスのレストラン

ワーキングホリデーでやってきたKさんの提案で、レストランで昼食を一緒に取ることになり、フランス初心者6人で学校の近くの店へ行きました。

クラスメートたち

Mさんは1年間大学を休学し、1ヶ月前にトゥールの近くの街アンボワーズに到着。お祖母様のお友達の日仏家庭にお世話になっているそう。1週間前に突然引っ越すことになった日仏家族について、トゥールにやってきたのだとか。計画ではアンボワーズの学校に通うことになっていたのが、突然変更になったそう。現在は日仏家族の住む建物の最上階の屋根裏部屋で一人暮らしをしています。

スザンヌはスイスの首都でドイツ語圏のBern(ベルン)出身。40歳になったばかりの背の高いショートカットの女性。さっぱりした親しみやすい人柄が魅力。
転職のため、3ヶ月の休暇を取ってフランス語を磨きに来たのだそうで、フランス人家庭でホームステイしています。夜ご飯が重すぎて夜眠れないとこぼしていました。スイスでは夜はほんの少ししか食べないのだそう。日本の夜ご飯のボリュームを見たらびっくりすることでしょう・・・。

洗濯を週に一回しかしてくれないので、靴下が足りなくなると言う話には、深く共感しました。私もスーツケースの容量を考えて、替えの衣類は1週間分しか持ってきていないので、夜寝る前に浴室で手洗いしています。フランス人は節約家が多いのでしょうか。週一回はあまりにも少ないような気がするけど、洗濯物を干してあるのを見たことがないので謎の多い部分です。

アメリカ人のエレーヌさんは退職し、ご自身のルーツのあるフランスで余生を送ると決めたのだそう。なんと学校の一番上の階に住んでいるのだとか。通学は階段を降りるだけ。古い建物なので最上階の4階まではもちろんエレベーターは無し。天井も高いので階段の昇り降りは良い運動になりそう。

奈良出身の大学生のYさんは7月からサヴォア大学で1年間寮で生活しながら勉強するそうで、現在はホームステイ中。

ワーキングホリデー。ビザでやって来たKさんは、7月からパリので働くことが決まっていて、日本人の少なめの学校で集中的にフランス語を習得するために、トゥールのの学校を選んだそうです。

みんなの思いを叶えようという思いが感じられて、刺激を受けました。

フランスのランチ Plat du jour

私たちが入った旧市街のレストランは、近隣で働いている人々で賑わっていました。


豊かな自然が残るロワール川の恵みのおかげで、
トゥールには魚料理が豊富だそう。

Plat du jour(プラ・ドゥ・ジュール 本日も日替わり料理)はMoules frites(ムール・フリット、ムール貝とフライドポテト)でした。

ベルギー発祥のフランスで人気のランチ。鍋に山ほど入ったのが出てきます。

ムール貝が心底大好きで、山ほど食べてみたいと思っていたので、夢が叶って嬉しい。お腹いっぱいになるまでひたすたムール貝。 日本で売っているものの3分の1から4分の1と小ぶりだけど、味の濃厚さが感動的でした。

フライドホテトも今まで私が知っていたものとは別物で、ジャガイモの味が濃くて素晴らしかったです。さすが食いしん坊の国フランス。


フォークを使わずに、貝殻でムール貝の身をつまみながら食すのがフランス流。♬

デザートはモンブラン。
フランスのモンブランは、栗のクリームが薄茶色。栗は日本のが最高だと思っていたけど、フランスの栗も全然負けていません。

どっしり、日本のものより大きめ。
ビスケット生地の部分まで最上級。♬

アルコールは苦手だけと、味見程度にトゥレーヌ地方のワインも少しいただき、とても良い昼食でした。

人と出会って人を知り刺激を受けて、心の中に熱い思いが広がっていく。色々な人と繋がって世界を広げられる今の時代に生きられるのは幸せなことなのだとだと思った一日でした。


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2020年8月24日 追記 Le 24 août 2020 ,à Hayes

◾︎フランス人のお昼ごはん♪◾︎

私の周りは健康志向の人が多く、お弁当を作る人が増えています。日本のお弁当ブームの影響でしょうか。

メッスの劇場の前の花壇には、春から秋にかけて花やハーブが植えられ、市民のために大きなテーブルとベンチがいくつも並べられます。


街の中心なのに緑が多く静かで、去年までは夏の間に何度もここでピクニックしました。各自が食べ物を持ち寄って親しい人たちと集まるフランス風の外ご飯は素敵な文化。


去年の夏は、家でたくさんの料理を用意して、カートに大荷物を詰めてバスで劇場まで運び、お世話になっている図書館の人たちを昼ご飯に招待しました。

とても喜んでくれて、次の週に同じメンバーにレストランに招待されました。


フランス人のお弁当のメインはキッシュ(塩味のお惣菜タルト)やピザ、クスクス、サラダなど。

図書館勤務の友人ヴェロニックの作ったカボチャのファルシー

 

 

carottes rapées(キャロット・ラペ)は、生の人参を細長くすりおろしてドレッシングを和えたもの。
「セロリのサラダ」と同様、お惣菜屋さんでも」売られている人気のサラダです。

メッスのお惣菜屋さんのサラダ。
右下がキャロット・ラペ。右上がセロリのサラダ。


 

お弁当にもちゃんとデザートを持ってくるフランス人たち。

日本の食文化との違いを一番感じる部分です。

フランス人たちは素朴な昔ながらのお菓子が好き。
家庭の味、りんごのタルト。♬

 

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フランス留学★トゥール滞在記No.2フランス語学校初日レベル分けテストと自己紹介♬

2005年4月4日 月曜日

目次
 ◾️バスで学校へ
 ◾️トゥールのフランス語学校
  ⑴ 温かい受け入れとフレンドリーな校風
  ⑵ 新入生とレベル分けテスト
  ⑶ 初めての授業
  ⑷ アペリティフと自己紹介タイム

バスで学校へ

ホームステイ先に到着早々19時間通しで眠ってしまい、あっと言うう間フランス語学校の初日を迎えました。

学校のあるトゥールの中心まで、ホストマザーのモニックが一緒にバスに乗って連れて行ってくれると言ってくれました。

なんとうれしい提案。方向音痴の私にはありがたい。


ヨーロッパのバスは日本のようアナウンスがないので、土地勘がないと降りる場所を見極めるのが難しい。
バスで初めての場所に迷うわずに行けるか不安だったので、助かりました。

家から徒歩5分の車がほとんど通らない通りに、石造りのバス停がありました。

トゥールのバスは時間に正確だそう。

フランスのバスは前方から乗り込んで、最初に運賃を払います。

乗客は数人ほどで落ち着いた雰囲気。

窓の外に広がる街並みが美しく、あっという間にトゥールの旧市街に到着。

私が9ヶ月間通う私立のフランス語学校は、歴史的な地区の石畳の道に面した白い建物です。

トゥールの私立のフランス語学校

⑴ 温かい受け入れとフレンドリーな校風

呼び鈴を押すと笑顔の女性がドアを開けてくれました。校長のイザベルさんです。

モニックが私について説明すると、校長に話しかけられました。
言葉に詰まっていると、にこやかに「さあ、どうぞ」と中に案内してくれました。

ソファーやテーブルと本棚のある広間の奥に教室があり、レベル分けのテストがあるので中で待つように言われました。

既に、4人の人たちが緊張した面持ちで座っていました。

⑵ 新入生とレベル分けテスト

最後にアメリカ人の年配の女性が入ってくると、簡単なテストの説明の後に問題用紙が配られました。 

初級、中級、上級まで様々な問題があり、7ページ程。最後にリストにある題材の中から1つ選んで作文を書きます。

私は出発の1年半前にフランス語の勉強を開始しました。NHKラジオの「フランス語講座」で、文法の基本を学びました。
講師が素晴らしく、楽しく続けることができました。

勉強方法は、毎日15分間の番組を録音しながら聞いた後、例文を10回聞き、10回後について発音して、10回同時に発音。最後にひとりで10回会話文を読む。
単純だけど、効果的です。

NHKの語学講座は、テキストの価格が手頃で、語学の基礎を習得するのに最適。第二外国語の初級は半年間で、基本の文法を身に付けることができます。


私は英会話もイタリア語も、日本では語学学校に通わず、ラジオ講座だけで独学しました。
毎日続けていくと外国に着いた時に、文字通り言葉が口から飛び出します。なんとも言えず嬉しい体験。努力が報われる瞬間は嬉しいものです。

筆記テストが終わると、次は会話のテスト。
フランス語は発音が難しく、話すときは緊張します。

一人ずつ別室に呼ばれ、校長のイザベルさんの質問に答えました。

単語の勉強をする余裕がなかった私は、ボキャブラリーに乏しく、相手の言っていることは理解できるのに、頭に浮かんでくる言葉は英語やイタリア語ばかり。

答える気は満々なのに、言葉に詰まり思うように言いたいことがつながら無いのがもどかしい。

それでも、相手の言うことがほとんど理解できたことは、自分の中で嬉しいことでした。

⑶ 初めての授業

全員が会話のテストを終えると、初めての授業がありました。

先生はクリステティーヌという女性。
北海道の大学て、数年間フランス語を教えていたことがあるそうです。

まず先生がが自己紹介をし、
大きなテーブルを囲んだ6人が、一人ずつ自己紹介していきました。

左の一番前に座っていた私から始まりました。初級レベルといいうこともあり、言葉が通じない部分は笑顔でカバー。

一人一人が話している間に、先生が間違っているフランス語を直していき、一通り話し終わると、生徒たちの間違いを黒板に書いて、正しい言い方や自己紹介でよく使う言い回しを教えてくれました。
説明がわかりやすく、一時間半があっという間でした。

「次は、学校中のみんなの前で自己紹介をする時間です。がんばって」とクリスティーヌ。

⑷アペリティフ&フランス風な自己紹介タイム

教室の外のの広間には
ワインやシャンパンの瓶が並び、30人ほどの生徒や先生たちが集まっていました。

校長が新しい生徒たちへの歓迎の言葉を述べ、先生たちが自己紹介を始め、イザベルさんが飲み物やおつまみをすすめてくれました。

広間には2階に続く階段があり、舞台のように数段登って、生徒たちが一人一人全員自己紹介をしていきました。

温かい眼差しを向けて聞いてくれた皆のおかげで、緊張せずに話すことができました。人前で話すのは苦手だと思っていたけど、外国語で話すのはなんて楽しいのだろう。

一緒に授業を受けた仲間も、練習の時より上達していました。

この学校はスイスやイギリスの社会人の生徒が多く、年齢層が他の学校よりも高め。仕事で必要に迫られてフランス語を学びに来ている人や記号から派遣された人が半数以上でした。


私の場合、学校の選択基準は、大人の生徒が多いことでした。

自分自身がフランスへ行こうと思った年齢が高かったので、同じぐらいの年齢の人たちと一緒に勉強したり、週末を過ごせればと思っていました。

以前イギリスで英語と美術を勉強していた時に、ヨーロッパの人たちと親しくした思い出があるので、今回もそんな人たちが周りにいたら頑張れるのではと思いました。

素敵な人たちに囲まれて、フランスの暮らしが始まりました。
先生たちも親しみやすく、フランス語を話すのが楽しく、最初の3ヶ月間は特に上達を実感できました。

この学校のいいところは、ひとクラスは8人までの少人数制。私が入学した4月から6月までは、6人のクラスでした。

自己紹介が終わると、他の生徒たちと話す機会が持てました。

こっそり英語で会話していると、校長のイザベルさんがどこからともなく聞きつけて、
「ダメダメ。 フランス語で話して」と注意しに来ます。

拙いフランス語に、英語とイタリア語の単語を交ぜても、意外と話は弾むのは楽しい。

フランスに向けて出発するまでの1年半ほどの間、自分の時間は全てフランス語学習に充てていました。
自分との戦いの日が長かったので、再び外国語で人々とつながれることが心の底から嬉しい。
自分なり頑張ってきて良かったと思えた1日でした。

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2020年8月25日 追記

感染症の影響で、私が通っていたトゥールのフランス語学校は、現在オンライン授業のみですが、8月31日から通常通りのレッスンが再開されたようです。

外出禁止措置が解除された後、フランスは7月1日から外国からの留学生の受け入れを再開しました。

日本を含む12カ国からの入国者は、空港でのPCR検査も14日間の自己隔離もなく、自由にフランス国内に入国できます。

多くの国が外国に対して国境を閉ざしいる状況ですが、気をつけながら感染を回避することが可能になり、世界が再び繋がり、交流が再開することを心から祈っています。

フランスに到着♪【トゥール滞在記】No.1

2005年4月3日 【フランス留学生活inトゥール

シャルル・ド・ゴール空港からトゥールのホームステイ先へ

フランス上空を飛んでいる機内から撮影。まもなく着陸。
トゥールはどんな街なんだろう。ワクワクとドキドキが入り混じり、フランスに到着。

目次
⑴シャルル・ド・ゴール空港で迷う
⑵空港駅、フランス国鉄で切符を購入
⑶ホームステイ先へ電話
⑷列車でトゥールへ
⑸ホームステイ宅に到着

⑴ シャルル・ド・ゴール空港で迷う

緊張していたフランスの入国審査は、滞在先や学校のことを聞かれることもなく、パスポートに目を通しただけで一瞬で終わりました。


機内に預けていたスーツケースを受け取った後は、空港内の国鉄(S N C F)の駅へ。行き先はフランス中部のロワール地方の中心都市トゥールです。


シャルル・ド・ゴールは分かりにくい空港なので、方向音痴の私は少し不安。 


いろんな人に英語で聞き、空港循環バスの乗り場に到着。荷物が多くて汗をかきながら、空港駅行きのバスにに乗り込みました。

海外でバスに乗る時はいつも、運転手さんに目的地に着いたら教えてくれるように頼むようにしています。

アナウンスがないので、降りる場所を判断するのが難しいからです。

シャルル‥ド・ゴール空港は広いので、間違って降りると大変そう・・・。運転手さんに英語で駅に着いたら教えてくれるようにお願いしてみました。


しかし英語がわからないのか、応答なし。移民のような風貌の人でした。

周りは外国人ばかりで、誰に聞いても分からない・・・。仕方なく勘で降りたら、全然違う場所でした。

 

スーツケースと重い手荷物をバスから降ろすと、汗びっしょり。

異国で早々に途方にくれる私・・・。


思い切ってフランス語で道を聞いてみることにしました。

    

フランス語の勉強はラジオ講座で独学しただけなので、

フランス語を話すのはこの時が初めて。

文を組み立て、頭の中で何度もリピートし、感じ良さそうななビジネスマン風の人にドキドキしながら話しかけてみました。

 

しかし呆気なく、

「すみません、英語できないんです」と笑顔で申し訳なさそうに言われました。

私のフランス語は英語に聞こえたみたいです。


大きな荷物を背負ったカップルに、英語で空港駅までの行き方を聞くと、

「私たちも今、駅を探してるところ。一緒に行きましょう」と誘ってくれました。オランダから旅行に来たそうです。

いろいろ話しているうちにバスが来て、降りるとすぐに駅がありました。

 

もっと一緒に話していたい素敵なカップルでした。 ヨーロッパでは、旅先でのこんな小さな出会いがあるのが楽しい。

⑵ フランス国鉄(S N C F)の駅で切符を購入


シャルル・ド・ゴール空港駅に着いたのは朝の7時半ごろ。
    

窓口でトゥールまでの切符を購入。
この日は日曜日。 トゥールまでのTGV(特急列車)は午前中に数本ありました。     

昼頃にホームステイ先に着くのが適当かと思い、9時45分の列車にしました。     

空港駅からトゥールへは1時間ほど。片道30ユーロぐらいでした。     

空港駅からトゥール郊外のサント・ピエール・デ・コール駅まで行き、乗り換えて一駅です。

⑶ ホームステイ先へ電話

日本を出発する数週間前にホームステイの家族へ手紙を出すと、トゥール駅まで迎えに来てくれると返事をくれました。
    

2005年当時は、まだ空港内にたくさん公衆電話がありました。

売店でテレホンカードを買って、午前9時になるのを待ってからホームステイ先に電話をしました。
    

相手の言うこともわかり、こちらの言うことも理解してくれているようでした。     

長い時間空港にいましたが、あっという間に感じました。
    

空港内のシェラトンホテルのバーは、空港に早く着いた時に最適なのだそう。   

私の通うトゥールのフランス語学校の副校長は、このホテルのバーがお気に入りだそうです。出発前にメールで、是非利用するようにと勧められました。     

⑷列車でトゥールへ

列車からの眺めが素敵でした。     

1年半ぶりのヨーロッパ。長いようで短かった。     

イタリアから日本に戻った後、やはりヨーロッパで活動をしたいという思いが高まり、フランス語の勉強を始めました。
    

パリ郊外を通り過ぎると、延々と続く田園地帯。

春の色が目に眩しい。     

 

懐かしくて、いとおしくて、わくわくする。 

初めて見るフランスの田舎の景色に感動。   イギリスともイタリアとも違っている。

  

フランスの独特な色合いと空気。時間を忘れて景色に見入っているうちに、サント・ピエール・デ・コール駅に到着。
    

荷物を列車から降ろすと、すぐに声をかけられました。     

ホストファミリーのお父さん、ジャックさんでした。     

荷物を持ってくださるジャックさんと駅の外に出ると、車の横で奥様モニックさんが笑顔で温かく迎えてくれました。
    

途中、トゥールの街の中心を通って、街を案内してくださいました。月曜日から私が通うフランス語学校の前で車を止めて、場所を教えてくれました。   

日曜日でお店は閉まっていましたが、学校のある旧市街は素敵なところでした。

そこから15分で、トゥール郊外のサンシールという町にある、ジャックさんとモニックさんのお宅にに到着。

どの家も塀が高く、通りから中が全く見えない。高級住宅地のようです。

⑸ホームステイ先に到着    

ホームステイの先は、前庭のとても広い白くて美しい一軒家。

キッチンの大きな窓から見える裏庭には、大きなサクランボの木がありました。
    

お茶を入れてくださり、少し話をしました。
    

「スーツケースの中身を片付けたら、軽く何か食べる?」と2階の私の部屋へ案内してくれました。     

清潔感あふれる快適なお宅と、穏やかそうな人柄のホストファミリーに一安心。楽しい滞在ができそうです。
    

片付けを終え、少しベッドの上でぼーっとしました。     

クアランプル経由の、乗り継ぎの待ち時間が長い旅でした。横になるのは24時間以上ぶり。     

「少しだけ休んだららシャワーを浴びて、一階に降りていこう」。
    

気がつくと、少し眠っていたよう。     

窓から清々しい光が差し込み、小鳥のさえずりが耳に心地いい。 

時計を見ると7時。
    

この家に着いたのはお昼ごろ。7時間も眠っていたよう。   

ヨーロッパは3月下旬に夏時間になると、夜7時でもまだ明るい。
    

1階に降りて行くと、モニックさんに「朝ごはん食べる?」と言われました。     

「昨夜、降りてこないから、部屋を見に行ったらよく眠ってた」。
    

日曜日の昼から月曜日の朝まで19時間、一度も目が覚めなかったとは、我ながら驚きました。

学校のクラス分けのテストは、月曜日の午前9時から。2時間もなかったので、急いで身支度をしました。    
    

読んでくださり、ありがとうございます。

↓追記 フランスの朝ごはん

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2020年8月23日 追記

フランスの朝ごはん


フランスの朝ごはんは、甘いものとコーヒーが一般的。     

フランスのジャムは果物の味が濃い。自家製のジャムは、
果物の粒がそのままゴロゴロ残っていて、おいしいです。市販品とは全くの別物。
パンもバターも格別です。

フランス人は、日本やイギリスのように卵や塩味のものを食べません。 朝から塩味のものを食すことは、ありえないことなのだそうです。

私が滞在したお宅では甘いパンやジャム、クッキーのようなお菓子とカフェオレを出してくれました。     

日本人の感覚からすると、ちょっと物足りないと思う人も多いかもしれません。
    

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