外国の本屋さん Librairie

©️Chihiro IWASAKI=CHIHIRO-FRANCE.COM

日本でも外国でも、初めての街に行くと本屋さんを覗きます。

初めて外国の本屋さんを訪れたのは、2度目の海外旅行先、イギリスのコッツウォルズ地方でのこと。こじんまりとした店内で目に飛び込んできたのはルイス・キャロルの「不思議な国のアリス」。初めて外国語でコニュニケーションをして手に入れた本には、当時の思い出が詰まってます。装丁が美しく、今でも大切にしている宝物です。

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5年後に憧れのイギリスに長期滞在することになり、最初の3ヶ月はケンブリッジ郊外のSawston(ソーストン村)でホームステイをしました。ケンブリッジは13世紀に創設された歴史ある大学のある街。ロンドンからは鉄道で50分。31のコレッジが点在する街の中心は、書店巡りの楽しい所です。

イギリスの本屋さんで印象深かったのは、音楽のかかっていない高尚な空気感。日本とは全く違ったデザインのペーパーバックや、美しい造りの手芸や伝統技術、庭園の大判のハードカバーがずらりと並ぶ棚。物静かで知的な雰囲気の職員は、質問に詳しく答えてくれます。日本にいる時から洋書好きだったので、私にとってイギリスの書店はまるで本の美術館のよう。西洋の本の世界にますます魅了されました。

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イギリスの本屋さん

The Cambridge University Press Bookshop(ケンブリッジ・ユニバーシティ・プレス・ブックショップ)は、「ケンブリッジ大学出版」の本のみを扱う書店。ケンブリッジ大学に属し1534年に創設されました。

ケンブリッジ大学出版の紹介動画

店舗はトリニティー・ストリートにある白い外観の建物で、周りはトリニティー・コレッジなど大学の施設や商店が集まる街の中心です。 

トリニティー・ストリートの地図 (日本語)

学生証を提示すると、年齢に関係なく2割引で購入できるのがイギリスらしい。

Books have been sold continuously on this site from at least 1581,which makes it the oldest known bookshop site in the country.この場所は英国で一番古い書店のあった場所であり、少なくとも1581年から書店の営業が続けられている」 ショーウインドーには以上のように記されています。

イギリスにいた頃に愛用していた、ケンブリッジ出版の文法書など。説明がわかりやすく、楽しく英語で英語を学べます。

イギリスの本屋さんで驚いたことは、閉店時間が5時半から6時と早いこと。毎回閉店間際になるとお店の人が一人一人に声をかけて回るのは、素敵な習慣だと思いました。

997年の春。イギリスに着いた日にロンドンのビクトリア・・コーチ・ステーションからcoachコーチ(イギリス中を走っている長距離バス)に乗ってケンブリッジにやって来ました。                                                宿泊したホテルの近くのHefferという本屋さんで買ったケンブリッジ中心部の地図。
4年間毎日持ち歩いていたのでクタクタになって、所々破れています。

↑トリニティー・コレッジの様子。♬

オックスフォードは大学の中に街があります。一方ケンブリッジは街の中に大学があり、古くから住民と大学との間に隔たりがあったのだと、地元の人に聞きました。

私にとってケンブリッジは落ち着いた居心地の良い街でした。緑や芝生の美しい公園が多く、ケム川は季節ごとの風景が素晴らしい。「パンティング」というボート下りが気軽にでき、自転車で30分も走ると田園風景を見ることができる。田舎のような静けさや自然と文化が共存し、どちらにも親しむことができる。

街の中心の書店はどこも素晴らしく、何時間いても飽きない。そのうちの一軒の”waterstones ウォータ・ストーンズ”は3階建て。最上階にはセルフサービスのコーヒーショップがあり、購入前の本を自由に持ち込んでゆっくり選ぶことができます。

カウンターのガラスケースからは甘い匂いが漂い、サンドイッチやpastry(ペストリー:デンマーク風のパイ菓子)が食欲をそそります。

児童書売り場で子供達が思い思いに床に座って自由に本を見ている光景に、感銘を受けました。

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◾︎ケンブリッジの書店情報◾︎

The Cambridge University Press Bookshop

住所: 1-2 Trinity St, Cambridge CB2 1SZ

営業時間; 月曜日から土曜日 10時ー5時半
     日曜日 11時〜5時

Heffers Bookshop

 住所:20 Trinity St, Cambridge CB2 1TY

営業時間 月ー土 10時ー5時半
     日曜日 11時ー5時

Waterstones

 住所:22 Sidney St, Cambridge CB2 3HG

営業時間 
Thursday 8th Oct  9.00 – 18.00
Friday 9th Oct    9.00 – 18.00
Saturday 10th Oct   9.00 – 18.00
Sunday 11th Oct   11.00 – 17.00
Monday 12th Oct  9.00 – 18.00
Tuesday 13th Oct  9.00 – 18.00

G. David Bookseller

 住所:16 St Edward’s Passage, Cambridge CB2 3PJ

営業時間 月ー土 9時ー5時

フランスの本屋さん

フランスの本屋さんはイギリスとは異なった雰囲気が魅力。

児童書を見ていると大抵声をかけられ、親切に色々と教えてくれます。

各売り場にあるカウンターはレジではなく、本についての情報を問い合わせることができます。

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トゥールで一番人気のある書店は、”La boîte à Livresラ・ボワッタ・リーブル”。”本の箱”という意味です。 

現在は地上3階地下2階まであり、2階にあるサロン・ド・テ(紅茶やハーブティーやケーキを出す喫茶店のような店)は日溜まり心地が良く、お店の人が温かくもてなしてくれます。

La boîte à Livres サロン・ド・テ♬

La boîte à Livresはどんな書店?

La boîte à Livres

トゥールでは1940年にロワール川のほとりの建物が空襲により破壊されました。

復興中の1946年、パリの女性書店商が粗末な小屋に書店を開店。戦争中に臨時の兵舎として使われていた小屋には、書籍商たちが寝泊まりしながら働いていました。。ボワッタ・リーブルの始まりです。

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その後、市場通りの小さな店舗に移り、1980年代に現在の場所 rue Nationale(ナショナル通り)に転居し、拡大していきました。

巨大チェーン書店「フナック」がトゥールに店を構えた後には、トゥールの他の個人書店と団結、協力しあって独立を守り抜きました。

La boîte à Livres

特に評判の高い学校教育の書籍の売り場。

La boîte à Livres

作家と交流できる催し物、展覧会、芸術家や作家による講習会、子供向けの教室を定期的に開催。

文化交流を通して人と人とが繋がっていく、地元の人たちに愛され活気溢れる本屋さんです。

La boîte à Livres 2020年9月の催し物と話題の本たち♬

10月の行事↓
Rencontres octobre 2020

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La boîte à LIVRES
住所: 19 Rue Nationale, 37000 Tours
営業時間 月ー土曜日 10時ー7時

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トゥールで買った料理の本たち♬

L’histoire de la rue nationale ナショナル通りの歴史

ナショナル通りは、15世紀に作られた商業地域。古い木骨造りの家々の立ち並ぶ歴史的地区と新市街の境目です。

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ナショナル通りは戦時中に、川岸から400メートルまでの家々が破壊され、焼け跡には近代的な建物が建てられました。

2013年にはtram(トラム 市街電車)が開通。通りは歩行者専用になりました。

パリとスペインを結ぶ通りは一直線で、遠近法の図の見本のような景色を見ることができます。

4世紀に栄えたローマ帝国の古代都市「Caesarodunum」がトゥールの街の地下に埋まっています。

2006年から2007年にかけての調査では、1〜2世紀の巨大なローマ帝国の居住地区がナショナル通りの下に眠っていることが分かりました。トゥールは新旧が入り混じった歴史的に興味深い所です。

パリの日本の本屋さん

パリには個性溢れる素敵な本屋さんが多くありますが、私の一番のお気に入りは日本の「ジュンク」。

店内はそれほど広くないものの、フランスに滞在している日本人の好奇心を刺激するような品揃えに、行く度に心が揺さぶられます。

厳選された書籍が所狭しと並んでいる光景には毎回感動。あれもこれも欲しくなる・・・。

ほっとした気分になれる、私にとって心のふるさとのような場所です。

パリのジュンク堂: Librairie japonaise Junku.
住所: 8 Rue des Pyramides, 75001 Paris

パリ・ジュンク堂の画像

パリ・ジュンク堂のサイト

トゥールのお城についての本たち。

どこにいても自然と書店へ足が向かいます。成田空港の本屋さんでは、出国前の日本最後の書店滞在を惜しむようにギリギリの時間まで書棚を眺めたものです。本屋さんのために6時間も前に空港に着いたとさえあります。どんな時でも本があれば希望がある。

本屋さんは街の中の宝の島。どんな気持ちの時にも、心が満たされる何かが見つかる。

新しく何かを始める時、何かを続けている時、後押ししてくれる本と出会い、希望が湧く。

自信を失くした時、今までのことは少しも無駄ではなかった、「自分は自分のままで大丈夫」と教えてくれる。

本屋さんのない世界は想像できない。


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レンズ豆のスープ♪ 【ロレーヌ地方の暮らし】

Lorraine en FRANCE【ロレーヌ地方の暮らし】・・・2013年 2月 19日

mardi, le 19 février, 2013

 

レンズ豆のスープを作りました。♪ ♪

 

今日使ったのは、緑色のレンズ豆、

 

我が家では豆をたくさん食べるので、いつも1キロ入りを買っています。♪

ロレーヌ地方の農家で無農薬、無化学肥料で作られたレンズ豆は。
鉄分やミネラルが豊富、体にとても良いのですよー。

 

たっぷりのタマネギと、他にもいろいろな野菜を加えて
鋳鉄鍋でコトコト煮ること20分、、、

火を止めた後は、フタをしたまま予熱で調理しました。♪

 

今朝ひらめいた材料で作ってみたので、
想像していた味に仕上がるがドキドキでしたが、
思っていた以上に美味しく出来上がって最高にうれしい。♪ ♪

みんな無言であっという間に食べ終え、おかわりまでしました。^◀^

日本のカラッと乾燥した冬とは全く逆に
こちらの冬は低温多湿。

そのためアツアツな料理を作ると、まるで寒い中野外で料理をしているかのように、
ものすごい湯気がモウモウと出ます。^◀^

 

豆のスープってやさしい味がしますねー。

タマネギをはじめ、野菜たちの旨味も加わって、
何ともシアワセなお昼ごはんでした。♪

 

日本にいた頃は和食中心な食生活だったので、
スープとパンでお昼ごはんなんて、考えたこともなかったなあ。^▽^

ミネラル豊富な土壌で育った野菜は、濃厚で本当に素晴らしくて、
野菜だけで作った料理が何品か食卓に並ぶと、
ボリュームのある、とても大満足な食事になります。

 

我が家のキッチンはこんな風になってます。^▽^

元々は調理台も何も付いていなかったので、
白い家具は自分たちで手作りしました。

フランスらしい大きな両開きの窓からは、光がたくさん入ってきて、
曇りがちな冬でも明るくて居心地の良い場所です。

天井には一目惚れした照明を取り付けました。
電気を点けると、こんな風にロウソクをともしたように見えて素敵。

 

今日も太陽が眩しい程に輝いて、春みたいに素晴らしい天気でした。♪

窓の外の木々に若葉で茂り、
キッチンからの眺めが黄緑色で一杯にになるのも
もうすぐ。♪


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フランスの食べ物の記事

Soupe bonne famme ボンヌファムのスープ♪

le 9 mars, 2013…no.2
©️Chihiro IWASAKI
(写真は旧ブログ時代のもの)

今日はボンヌファム風スープを作りました。

©️Chihiro IWASAKI

フランス語で「良妻のスープ」という意味の、とてもおいしいスープです。

 

ポロネギ、ジャガイモ、人参だけで出来ているので、

自然に育った味の濃い美味しい野菜を使って作ると最高。

野菜本来のコクと旨味がぎゅっと詰まっています。

©️Chihiro IWASAKI

このスープは1年ほど前に初めて作って以来の我が家の定番料理。

最初にレシピを見た時は。どんな味なのか全く想像できませんでした。

ブイヨンもスープストック、使わず、ただ20分煮込むだけなのに、

味に深みがあって、作る度にフランスの濃厚な野菜の素晴らしさに感動します。

©️Chihiro IWASAKI

ほくほくに煮上がったジャガイモが最高。

©️Chihiro IWASAKI

フランスの自然栽培の野菜は旨味がたっぷりなので、

それだけで立派は主菜になるのが嬉しい。

©️Chihiro IWASAKI

日本でもたくさんの野菜料理を作っていましたが、

この地方に暮らし始めて無農薬、無化学肥料の野菜を農家から

直接買うようになり、より一層野菜のおかずが食卓に並ぶよう

になりました。


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フランスの食べ物の記事

poivrons à l’huile d’olive ピーマンのオイル漬け♪

Lorraine en FRANCE【ロレーヌ地方の暮らし】・・・2013年 06月 15日

samedi, le 15 juin, 2013 

poivrons à l’huile d’olive ♪
「黄ピーマンのオリーブオイル漬け」♪

オレガノ、ニンニク、葱、胡椒も入り、1ヶ月保存できます。^◁^
食べた後は、香りの移ったオイルを料理に使えるのがうれしい。


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ココナッツのお菓子♪【ロレーヌ地方の暮らし】

パリ、リヨンを経て2009年からフランス北東部のロレーヌ地方に暮らしています。料理やお菓子作りを中心に綴っています。2020年現在の情報も追記しています。  (旧グログから過去記事を移行中)

Lorraine en FRANCE【ロレーヌ地方の暮らし】・・・2013年 03月 14日

samedi, le 14 mars, 2013


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Paella de maquereausサバのパエリャ【ロレーヌ地方の暮らし】

パリ、リヨンを経て2009年からフランス北東部のロレーヌ地方に暮らしています。料理やお菓子作りを中心に綴っています。2020年現在の情報も追記しています。  (旧グログから過去記事を移行中)

Lorraine en FRANCE【ロレーヌ地方の暮らし】・・・2013年 06月 12日

samedi, le 12 juin, 2013

Ma paëlla de maquereau.♬

最近スペイン料理にはまってます。
とりわけパエリャに夢中。

今夜は「サバのパエリャ」を堪能しました。♫

味の決め手の魚貝のブイヨン&トマトソースも、もちろん手作り。^◁^

フランスのサバは小さめで、脂が少なく、
身が締まっていて美味しい!!

Je l’ai faite tout à la maison ,le bouillon de poisson ,la sauce tomate et la chapelure aussi.
Ca fait envie? ^◁^ C’est trop bon,cette paëlla !!!

このパエリャ、本当に最高!めちゃくちゃおいしいです!!!

オリーブオイルでニンニクと自家製パンで作った手作りパン粉を黄金色に炒め、
トマトソースでお米を炒め、サフラン入りの自家製魚貝ブイヨンで炊き込み、
こんがりアルデンテに仕上げました。
最高に香ばしい!


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2020年9月25日 追記 ロレーヌの田舎より

23日に保険大臣から発表があり、明日から南仏のマルセイユやエクサン・プロヴァンスのレストラン業が最低2週間閉鎖されます。

えびのパエリヤ♪Paella de crevettes【ロレーヌ地方の暮らし】

samedi, le 23 juin, 2013

 

C’est un plaisir de faire la cuisine espagnole avec des légumes très frais de la ferme d’agriculture biologique prés de chez nous qui ont vraiment beaucoup de saveur et de corps.


えびのパエリャを作りました。♪

 

La sauce tomate est un des ingrédients très importants pour la paëlla .
Naturellement je la prépare à la main ..♪


煮込む時に使うトマトソースももちろん自家製です。^◁^

真っ赤なトマトと、味の濃厚な新鮮な野菜で作るトマトソースは、
何とも云えず最高〜。一度作るとやみつきになりますよ。

 

Je la fais dans ma plus grande marmite à plaine, et conserve dans des bocaux après avoir fait la stérilisation par ébllition. Comme ça,on peut la garder plus d’un an. et c’est très platique !

うちでは大量に作って、残ったら瓶詰めにしておきます。
常温で1年はもつので、トマトの無い秋から春にかけて大活躍します。^◁^

 

Le veille je prépare du bouillon de crevettes  safrané qui donne bon goût.

パエリャを煮込む時に使うブイヨンは,
前日に準備。♪

 

サフランを加えるときれいな色。

C’est super bon !!!
Il vaut la peine de la préparation!

これは最高、やみつきになります。

明日は「葱のパエリャ」を作る予定です。
たのしみ。

フランスはすっかり夏で、真っ青な空と葉っぱの生い茂った木々がとても元気です。

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2020年9月25日 追記 ロレーヌの田舎より

大分気温が下がり、私の暮らすロレーヌ地方の田園地帯には秋らしい景色が広がっています。

3月の外出禁止中に、今年こそは庭で野菜作りを再開しようと思っていましたが、なかなか時間が取れず花の種だけ蒔きました。

ひまわりの種まきは6月の終わりになってしまい、昨日やっと花が開き始めました。

花が咲くとミツバチもやって来て賑やかになりました。

うちの周りには野生のリンゴや洋梨が実り、牧草地には大きなブルベリーの木が多く自生しています。

今年の夏はほとんど雨が降らず、牧草地の地面はひび割れ、小川の水はほとんど無くなってしまいました。それでも木々はたくさんの実をつけている。自然の生命力はすごいなと思いました。

 

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トゥール滞在記2005年・・・最近の投稿

フランス語学留学inトゥールNo.7★カマンベールとヤギのチーズ♬

2005年4月7日  Le 7 avril 2005, à Tours

初めてフランスのチーズに出会ったのは、青山の輸入物スーパー「紀ノ国屋」でした。

クラッカーに乗せて勧められ、なんて美味しいのだろうと感動。即購入したチーズは、円筒形の木箱に入っていました。

食べ頃まで1週間待っていただくと、かすかににリンゴの香りがしました。

それまでプロセスチーズしか知らなかった私は、熟成された本物のすごさに心が揺さぶられました。

 

このチーズの名前は残念なことに覚えていません。
カマンベールに似ていたけど、もっと白く繊細でした。

カマンベールは直径が11cmほどですが、このチーズは直径6cm、高さが10cmぐらいでした。
日本への輸出向けに特別に作られたものなのでしょうか。

トゥールのチーズ屋さんでも、フランスのチーズの本で調べても見つかりません。

フランスには小さな村で造られているチーズが300種類以上あるそう。
ノルマンディー地方のどこかの村でいつか、このチーズに再会できたらと想像するとワクワクします。

ロワール地方の名産、シェーブル

クラスメートのスザンヌに誘われて、昼休みに屋内市場「レ・アル」へ。

チーズ屋さんのガラスケースの一角に、小さな白いチーズが並んでいました。
ヤギのチーズです。フランス語では「シェーブル」と言います。

スザンヌは、お店の人にお勧めを聞いていました。


ヤギのチーズが好きだなんて、スイス人のイメージそのまま。
白くてコロンとかわいらしいチーズ。

学校のテラスでそれぞれが買ってきたものを広げると、
スザンヌが買ったチーズ「クロタン・ドゥ・シャビニョル」を分けてくれました。

強烈・・・。
イタリアの羊のチーズ「ペコリーノ」に似た、私の苦手な匂いでした。
この匂いだけはどうしてもダメで、食べてみたら美味しいのかもしれないけれど、ペコリーノの衝撃が強烈すぎて食べず嫌いのままです・・・。

ロワール地方のシェーブル・チーズの歴史


トゥールのあるロワール地方では古くからヤギが飼育され、チーズが造られてきました。

シャビニョル村は、「クロタン・ドゥ・シャビニョル」チーズの発祥の地。

1800年頃の県の資料には、
「ヤギ乳はバターには適さないが、大変良いチーズができる」と記されているそう。

1870年頃、ぶどう畑が虫害にあったため、
畑にヤギを放牧すると、ヤギチーズの生産が拡大しました。

サントル地方の村。
ここでPOILIGNY-SAINT-PIERRE 
プワリニー・サン・ピエールが造られています。

1900年には、質の良いチーズを選別できる職人たちが現れ、
チーズ農家から良品を買い集めていくようになりました。

その後、オルレアンやパリに村のチーズの評判が広がり、愛好者が増えていきました。

ロワール地方のヤギのチーズあれこれ♬

POILIGNY-SAINT-PIERRE プワリニー・サン・ピエール

サントル地方(ロワール地方)、
シャルントン・デュ・シェール村で古くから造られている。

250g〜300g
ピラミッドの形が特徴。

料理はオムレツやスクランブルエッグ、
ワインは、ピノ・ノワールに合う。

少し青カビが出ているのが最高とされる。

CROTTIN DE CHAVIGNOL クロタン・ドゥ・シャビニョル

サントル地方(ロワール地方)産
直径4〜5cm

ドライトマトやりんごに合う。
ワインは「サンセールの白」や「ピノ・ノワール」と相性が良い。

SAINTE MAURE サント・モール

ロワール地方で一番有名なヤギチーズ。
15cmほどの円筒形。

中心にワラのひもが1本通してあるのは、円筒形の形を保つため。


表面は濃い灰色。灰と塩を混ぜたものをまぶしてある。

VALENÇAY ヴァロンセ

サントル地方(ロワール地方)産

クルミ入りのパンと良く合う。
ワインは「サンセールの白」、「サンセールの赤」、「ピノ・ノワール」が良い。

ピラミッドの上部を切り落としたような形。
様々な伝説のあるチーズです。

フランスのサラダ

フランスには、チーズの入ったサラダがいろいろあります。

フランス人の食事は一般的に昼食がメイン。
平日の夜はサラダとチーズや果物だけで軽く済ませる人が多いよう。

葉っぱにクルミを混ぜただけでも、ドレッシングをかければサラダになります。

イギリスやフランスには「ハドック」(フランス語ではHを発音しないので、アドックト言う)というタラの燻製があり、サラダに使います。

ヤギのチーズとタラの燻製のサラダ


①ハドックにサラダ用ほうれん草、タマネギの薄切り、薄切りリンゴを添え、
②薄く小さく削った「クロタン・ドゥ・シャビニョル」をのせ、
③シブレット(万能ネギに似た風味のハーブ)を散らせ、
④ドレッシングをかけて出来上がり。

ドレッシングのことをフランス語で「ビネグレット」と言います。基本の作り方は、オリーブオイル3に対して酢1の割合。

4人分の場合、オリーブオイル大さじ6、リンゴ酢大さじ2、塩と黒胡椒を混ぜるだけ。

おいしく作るコツは、良い材料を使うことだけです。
良質のオリーブオイルと、本物の醸造された酢を使うと、風味も栄養価も別物です。

天然の海の塩と。ひきたての黒胡椒を使うと、味に深みが出ます。

フランス人の作るビネグレットは美味しくてびっくりします。
お酢の代わりにレモン汁やオレンジの絞り汁を使ったグリーンサラダは最高です。

追記 2020年9月7日月曜日 晴れ 20度 Le 7 septembre 2020, à Hayes

今日のアルザス・ロレーヌ地方は快晴。

私の暮らしている田舎の家では、今年はスズメバチが大発生。

家の周りはスズメバチだらけです・・・。

巣がどこにあるのがわからないので、消防局に退治してもらうことができません。

フランスではスズメバチが年々増えていて、以前は無料で巣を取り除いてくれていましたが、現在は有料になってしまいました。

生乳の愛すべき熟成マンステール♬

アルザス地方の名産チーズといえば、マンステール。

日本では匂いが強烈だと言われますが、質の良いマンステールは独特だけど良い香り。

精製されていない生乳で作られたものが最高のもの。

そのままでもおいしいし、料理に入れても美味です。

アルザス地方には、たっぷりのマンステールをパイ生地で包んでオーブンで焼いた料理があります。焼きたてのアツアツは最高。レタスたっぷりのサラダと一緒にいただきます。♪

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フランス留学★トゥール滞在記♬ 過去の記事

フランス語学留学inトゥールNo.6★パン屋さんとイワシのタルティーヌ♬

2005年 4月6日 Le 6 avril 2005, à Tours 

1・Boulangerie トゥールのパン屋さん

ずっと和食党で、焼き魚と炊き立てご飯に味噌汁という食事が最高だと思っていたので、初めて外国で暮らすことになった時は食生活が気がかりでした。

 

トゥールの旧市街のパン屋さんに入ると、パンが黄金色に輝いていました。

 

カウンターの向こうに並ぶパンの種類の多さに圧倒され、唯一、名前を知っているバゲットを買いました。

色々な形や大きさのパンが無造作に並ぶ様子に興味を引かれ、お店の人にパンの名前を聞いてみました。


一番細長いのは「フィセル」、麦の穂の形をしたのは「エピ」。
バゲットに似ているけど少しずんぐりしているのは「フルート」。

焼き色といい形といい芸術的。
さすがパンの国、フランス。

丸くて大きな「カンパーニュ」は、1kgのライ麦粉と精白していない小麦粉で作るのだそう。


材料は、麦の粉、水と小麦粉だけで作った天然の酵母、海の塩と水のみ。
本物は材料がシンプル。

「カンパーニュ」を切り分けてくれるというので、少し購入。

こちらは、ハシバミの実と干しぶどうのカンパーニュ。
いろいろなカンパーニュがあります。

 

おすすめの食べ方を聞いてみると、「ラ・ロッシェル風のタルティーヌ」というのを教えてくれました。

「タルティーヌ」は、スライスしてジャムを塗ったパンのことで、塩味の具をのせたオープンサンドも「タルティーヌ」と呼ばれるそう。

 

作り方は簡単。

1 薄めに切ったパンに、塩入りのバターを塗り、

2 薄切りにしたキュウリとトマトを交互にのせ、

3 新鮮なサーディン(小さなイワシ)を乗せ、

4 チャイブ(細ねぎのようなハーブ)を散らし、

5 最後に塩と黒胡椒を振りかけます。

 

おいしそう!

塩は天然のもの、胡椒はひきたてが最高です。

フランスでは海面の塩の結晶を集めた「fleur de sel フルール・ド・セル(塩の華)」が最高の塩で、食卓で使われます。

 

ラ・ロッシェルは大西洋に面する漁港。

昔は重要な港町として栄え、14〜15世紀の港の塔が今も残っています。
現在はマリンリゾートとして人気。

 

フランス一長いロワール川と大西洋の恵みのおかげで、ロワール地方は魚料理が豊富。

フランス中のパンについて書かれた本に、「ラ・ロッシェルの港風タルティーヌ」のレシピがありました。


材料のサーディンは、「生の新鮮なイワシ」と書かれています。

イギリスに住んでいた頃にいろんな国の人に「日本では生の魚をたべるの?」聞かれ、日本の刺身文化は世界でも珍しいのだと知りました。

そんなこともあり、
フランスの海辺の地方で新鮮な魚が生で食べられると知り、親近感を感じました。

フランス語では魚介類のことを「海の果物」と言います。食に対して好奇心旺盛はフランスらしい表現だと思いました。

 

パン屋さんで教えてもらった「イワシのタルティーヌ」を作るため、トゥールの「Galeries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット)」というデパートに行ってきました。


1階にスーパー「Monoprix(モノプリ)」が入っていて、庶民的なものから質の高い食品まで揃っていました。

「塩の華」と、昔ながらの製法で作れれたバターを購入。

緑でABと記されているのは、無農薬の材料から作られた商品の認定マークです。

フランスでは無塩バターが一般的。

ホームステイ先の冷蔵庫の野菜を使わせてもらって、イワシはオイルサーディンの缶詰で代用して作りました。

黒胡椒がきいて、おいしかったです。


ホームステイ先で魚を日本のように焼かせてもらうのは、煙や臭いのことを考えると難しそうだけど、魚の豊富な地方に住んでいるので今後の食生活が楽しみです。♬

今日の勉強♬

水曜日の午後はサンドラという女の先生と、会話や聞き取りの授業でした。

 

「単語の意味を調べるときは、母国語の辞書より仏仏辞典を使う方が単語力が伸びる」とのアドバイスがありました。

仏仏辞典を読むのは楽しい。


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追記 2020年9月3日木曜日 晴れ時々曇り 19℃ Le 3 septembre 2020 ,à Hayes

日本の粗食と味噌造り ♬

日本人には思いつかないような着想の詰まったフランスの料理の本はどれも個性に溢れていて楽しく、私のフランス語の読書はほとんど料理や食に関するものばかりです・・・。

最近は味噌料理の本も出ていて、フランス人らしい自由な発想が面白い。


伝統的な調味料や、発酵食品、日本にはない農産物など、フランスの食材や食文化は興味深く、渡仏以来、様々な本補参考に、昔から伝わる道具を使って料理をしてきました。フランス人にフランス料理を絶賛されるのは嬉しい。

アルザス地方の発酵食品「シュークルート」は、
キャベツを塩漬けにして、発酵させたもので、日本の白菜漬けに匂いが似ています。

シュークルート専用の壺に一目惚れして、
直接生産者から買い求め、自家製味噌を作るようになって6年になります。

手作りな暮らしをするのが私の理想で、毎年10〜20キロ分を仕込むので、
キッチンの片隅に壺がどんどん増えました。

今一番古いのは五年もの。

違う年に造った味噌を合わせ味噌にして、毎日味噌汁を欠かさない生活をしています。お味噌のある暮らしは、フランスではこの上ない贅沢。トゥールで麹を作ってくれている日本人の方のおかげです。

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フランス語学留学 in トゥール No.5 外国語と滞在許可証

2005年4月5日 Le 5 avril 2005, à Tours

フランス滞在3日目も、小鳥のさえずりで6時前に目が覚めました。♪
窓からは手入れの行き届いた庭が見渡せます。

日本では夜型だったのに、フランスに来てから夜10時前になると眠くて起きていられません。

夜はよく眠り、朝は気持ちよく目覚め、時差ボケは全く無し。ホームステイ先の大きくて快適なベッドのおかげかもしれません。

到着早々、フランス時間に順応している自分に驚いています。

早起きしたので、フランスで買った文法の本で勉強しました。

まず説明を読んで、小声で例文を音読。

知らない単語を仏仏辞書を引いてみると、また未知の単語に行き当たり、次々と意味を調べる。寄り道ばかりで前に進まずもどかしいが楽しい。

回り道のようだけど、積み重ねるほどに効果が出るのだろう。

語学留学は最初の3ヶ月が大事だと思っているので、この期間にいろんな人とで話して、間違いなどは気せず、楽しくやっていけたらと思っています。

1フランス語学校2日目

4月のトゥールはまだまだ寒く、冬のコートが必要です。

朝は間違えて一つ手前の停留所でバスを降りたおかげで、小さな広場で開かれている朝市を発見。 果物や野菜は色鮮やかで、日本と違った並べ方や、手書きの値段がフランスらしい。魚屋さんの店も出ていました。

今日の授業は、現在形の文法について。
すでに知っっている内容だったようだけど、
説明も教科書も全てフランス語なので、ついて行くだけで必死。

先生の話していることの半分も分からず、
頭をフル回転させて、200%の集中と勘で乗り切りました。

 

同じレベルでも、欧米の人は聞き取る力が優れていて、
日本人とは雲泥の差・・・。

単語も発音も母国語と似ている欧米人は圧倒的に有利。
リスニング力は単語力でもあると実感しました。

わからない単語がある時は、イタリア語や英語をフランス語風に発音して話してみると、案外通じて、発音を直してくれました。この方式で似ている単語はどんどん覚えられそう。

フランス語は、発音が難しい・・・。

スペイン語とフランス語は共通点が多いけど、日本人からすると違う言葉に聞こえる。ところが両国の人たちは、フランス語とスペイン語で会話をしても話が通じるのだとか。

なんて羨ましいことだろう・・・。

 

外国語の勉強は、続ければ続けるほど、わからないことが増えていく、そう感じる時期がありませんか。

イギリスで出会ったフランス人の友人は、
「日本語と英語は、単語も発音も考え方も全てが違う。日本人は英語を習得するのに、相当の努力をしているはずだから、言葉が似ている私達フランス人は、もっと上達していないといけない」と言ってくれました。


いくら頑張っても、単語力でヨーロッパの人たちに追いつけないと感じていた頃のこと。彼女の言葉に救われました。

今日の授業の最後に、先生に動詞活用の本を勧められました。

どんな単語の活用も、この本で調べればすぐに分かるそう。

動詞活用はフランス語の難しい部分。
初級のうちから正しい活用を身につけると、後が楽だそうです。

授業の後、トゥールの新市街にある大きな本屋さんへ。

声をかけてくれた店員さんが、赤い表紙の本が積まれた一角に案内してくれました。

フランスの子供たちも皆、この本で勉強するのだそう。

ポケット版から、ハードカバーまで色々な種類とサイズがあり、
私が買ったのは一番小さなポケットサイズ。3ユーロでした。

夕食後に宿題に向かうと、窓の外は夕方のように明るく鳥のさえずりが耳に心地いい。

まだ9時なの起きていられず、やり残した宿題は翌朝に片付けることにして眠りにつきました。

2 滞在許可証 その1

3ヶ月以上フランスに滞在する場合は、日本でビザを取得し、
渡仏後8日以内に県庁で滞在許可の申請します。

滞在許可証の手続きについて、学校の事務所で聞いて来ました。

「電話で予約ができたら、日時を知らせます」
と、校長のイザベルさんが必要書類のリストを下さいました。

私立の学校は滞在に関する面倒も見てくれるので、助かります。

ホームステイしている場合は、ホストファミリーに滞在先の住所を証明する手紙と書いてもらい、ホストファミリーの身分証明書と住所を証明できる光熱費の請求書のコピーをもらいます。

申請の予約の日に、日本で準備した書類とフランスの滞在先の書類、学校の入学証明書を持参して県庁に行きます。仮の滞在許可証を渡され、後日健康診断を受け、問題がなければ1ヶ月で滞在許可証を受け取ることができます。

追記 2020年8月30日 曇り 14度 Le 30 août 2020 ,à Hayes

【書類社会フランスと書類用家具】

 

フランスは突然秋になりました。初秋を通り越して、急に日本の10月ぐらいの涼しさ。

冬のセーターを着て仕事をしています。
暖房をつけようかと思いましたが、まだ8月なので、さすがに思いとどまりました。

 

フランスでは個人の家に、書類用の家具があることも珍しくありません。

ガス、電気の請求書を始め、多くの書類を一定期間、各自が保管しなければなりません。

政府のサイトに、書類別の保管期間が掲載されていますが、
私は確認すら面倒で、取りあえず全て保管・・・。

 
フランス人にならって、一枚一枚透明のファイルに入れて、バインダーに、項目別に整理しています。

難解な書類も一目見て把握できるよう、付箋にメモを書いて貼り、まるで会社の書類のよう・・・。

今年から社会保障の申告がオンラインになり、申請の内容も変わりました。

コロナ禍の中4月の所得申告もインターネットで済ませたので、
パソコンにも書類がたまっていきます。

フランスの書類に関する苦労話を友人たちにすると、「フランス人にとっても大変!」と、みんなが口を揃て言います。

今日も読んで下さり、ありがとうございます。♬
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