3ヶ月ぶりの外出♪

大きな街ではマスク無しで人々が密集している光景も見られるようですが、私の暮らす田舎では多くの人たちが気をつけているようです。

うちから森を超えたところにある農家のニワトリ。放し飼いなので、自由にそこらじゅうを歩き回っています。

春から秋にかけて、コルセル・ショシーという小さな隣町にある農業高校で毎週2日間、無農薬の野菜のお店が開かれます。そこに自転車で行こうと先週から計画していました。

うちに庭に咲いた花

2ヶ月間続いた外出禁止期間に、3年ぶりに野菜を育てたい気持ちが湧き上がってきました。

庭に植えるかぼちゃやキュウリ、フダンソウの苗を買いに行きたくなったので、頑張って自力で行ってみようかと思いました。そのお店のある場所までは、バスなど公共交通機関がありません。自転車だと、自転車専用の緑地を通って1時間。普通の車が通る道路の方が近そうですが、坂の勾配が急すぎて、自転車では絶対に無理そうです。

2年前に自然栽培で野菜を育てた時の、ある日の収穫。

外国暮らしは予期せぬことが起こりがちなのが常です。行き慣れていないところに行くときは特に油断できません。あらゆる可能性を想定して、必要以上に用心深く行動するようになりました。

今まで、日本では考えられない様々な経験をしたので、想像力はたくましくなり並大抵ではない慎重深さが身についてしまいました。

メッスからうちへ帰るバスは午後に3本のみ。そのうちの最終バスが待っても待っても来なかったことが数回ありました。最終と言っても6時半ですが、他のバスは全て運行が終わっていて、おまけに土曜日でバスターミナルの事務所は閉まっていて、広いターミナル内に残っていたのはたった5人。そのうち一人、二人といなくなり、最後には私一人になりました。 幸いなことに、電話で助けを求めた友人がたまたま家にいたので、とても助かりました。

3回同じような経験をして以来、最終バスは絶対に乗らないことにしていますが、他の時間帯のバスでも、時々来ないことがあり、仕方なく1時間時間をつぶして再びバス停に戻るなんてことも何度かありました。フランスに暮らして10年以上が経ちましたが、今だに公共交通を使うときは無事に来るかどうか緊張します。

フランスで2年前に購入した自転車についても、日本ではあり得ないことが起こりました。友達が連れて行ってくれた自転車専門店の商品はほとんどメードインチャイナ。値段は25,000円ぐらいでした。購入後2ヶ月で、お店で取り付けてもらったカゴがもぎ取れ、最近鍵も壊れました。たまたまカゴを修理してくれようとしたお友達のご主人がタイヤの点検をしてくれて、その時に、タイヤのネジがきちんと閉まっていなかったことが判明。そのまま知らずに乗っていたらとても危険と言っていました。運良く気がついたのは大変な幸運でした。

そのような経緯から、田舎の何もないところで、急に自転車の調子が悪くなったりタイヤがパンクしたら、、、と想像していまいました。もしもの場合に備えて、バスに乗るときにいつも自転車を預かってくれるバス停の向かいにお住いのジャンさんに、「もし途中で何かあったら迎えにきてくれませんか」と前もってお願いしてみると、ありがたいことに快諾のお返事。いつも親切にしてくださり、感謝しかありません。

ぶどう畑

当日は隣町に出かける前にジャンさんのうちに寄って挨拶すると、なんとメッスに行く予定をキャンセルして車でお店まで連れて行ってくれることになりました。なんて親切なのでしょう。感激しました。ロレーヌ地方の人たちの温かさにはいつも助けられています。

20分ほどでお店に到着すると、どうやら閉まっているような気配。入り口の横に張り紙があり、「コロナウイルスの影響で、営業は水曜日のみになりました」とのこと。 残念。気を直して、ジャンさんが知っっている地元の野菜の直売所に連れて行ってもらいました。 そこには、ロレーヌ地方で採れ大地の恵みがたくさん。野菜、菜種油、はちみつ、放し飼い鶏の卵、レンズ豆、チーズ、小麦粉、ライ麦など、色とりどりの季節の品々が豊富に揃っていました。

とんとん拍子にいかないこともよくあるけれど、その後には素敵な出会いがある。そこがフランスの魅力だなあ、といつも感じます。

ロレーヌの夏のカボチャ達はなんとも言えないおいしさ。

お店で働いていた女性は笑顔が暖かくて、とても親切。ハチミツもロレーヌで採れたのかと聞いてみると、「商品は全てロレーヌ産ですよ。私もロレーヌっ子です」と言ってニッコリしました。

数種類の花のクリーム状の」ハチミツ♪

お客さんたもみんなきちんとマスクをしたので、快適に安心して買い物をすることができました。

トマトは大きさがまちまち。のびのびと育っています。

フランスの新規患者はまだ1000人を超える日があります。

今日は1,015人。そのうち私の暮らすグラン・テスト地域圏(ロレーヌ、アルザス、シャンパーニュの3地方)は128人。

スペイン北東部のカタルーニャ州が再び7月4日に封鎖されてしまいましたね。6日の州の新規患者数は740人です。

フランスのみんなも慣れないマスクをして頑張っています。マスクをつけたまま接客業をする仕事は息苦しくて暑くて大変なことと思います。多くの人たちのこんな努力が少しでも実り、希望を抱いて生きられるよう心から祈るばかりの毎日です。光ある未来がきっと来ると信じて・・・。

CHIHIROのイラスト

フランスは6月に欧州からの入国者を受け入れることに決めた後、7月1日から日本を含む韓国、オーストラリア、タイなど欧州外の12カ国からの入国者を検査も自己隔離もなく自由にしました。留学生の受け入れも再開し解放的な路線を進んでいます。そのニュースを読んだ直後には、日本のことを考えずにはいられませんでした。自分の国に以前のように自由に帰れなくなってしまった現実に対する寂しい気持ち。毎日1回は日本のことを考えてしまう今日この頃。この気持ちに打ち勝つぐらい、毎日一生懸命生きないといけないと自分に言い聞かせています。せっかく羅漢せずに健康に生かせてもらっているのだから。今日無事に生きられたことを感謝して、難しい今の時期こそ、たくさん良い種をまいて、水をやって、毎日コツコツ雑草を抜いて育てていかなくては。簡単ではないかもしれないけど、焦らずに穏やかな心で、心に光を持って。

読んでくださり、ありがとうございます。

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メッスの企画の応募♬

今朝のロレーヌ地方の気温は12度。

フランス北東部の6月は突然大雨が降ったり、夜の8時を過ぎて太陽がさんさんと輝き出したり、変化に富んでいます。

Strasbourg,France

文化庁主催の小学生向けの企画

前回の記事に、今取り組んでいる書類のことを書きました。

その内の一つは、メッス市の文化庁主催の『学校教育への芸術家の参加プロジェクト』でについて。

毎年行われている行事で、今年で11回目。

選抜試験に受かると、メッス市内の学校で6ヶ月間授業をすることができます。

音楽、文学、演劇、美術など。様々な分野の人たちが参加し、子供達が専門家の指導を受け、様々な経験をできる企画です。去年、アトリエをしていた図書館員の方々から、参加するよう勧められました。

希望者は各自の企画について用紙に記入し、メールで応募することになっています。

Alsace

期限は6月22日。もう2週間もありません。
応募要項の書類を読むのに時間がかかりました。

文体が難しく、意味が完全に分からない文にぶつかり難航していました。

2冊の仏和辞典を見ても、載っていない単語があり、一つの文が長い。

一つの文章が3行続くと、⒊分の2ほど読み進んだ時点で迷子になること多々。
フランスの行政の書類の文書は、複雑な文体を好み、フランス人にとっても難しいのだそう。

応募要項の書類は6枚。

普通に読んでいては埒が明かないと判断。段落ごとにメモを取りました。

意味がつかめない箇所は、直訳してもやっぱり意味がわかりません。他に方法がないので、何度も読むのみ。

フランスの雲は低く、立体的に見える

そのうち理解できる文もあれば、全くダメな場合もあり。

読んでいるうちに、次々と企画に対する疑問が増えるばかり。

自分の読解力にガックリし、もっと勉強しなくてはと痛感。

応募用紙も6枚

これでは応募用紙を期限内に完璧に仕上げるのは難しいと判断し、友人に相談しました。

リルの実家に帰省中だったセリーヌが。快く引き受けてくれました。なんともありがたい。

翌日、彼女からメールが届きました。

そこには、「フランス人にとっても理解するのが難しい。不必要に複雑に書かれている」と書かれていました。

弁護士の彼女でもそう感じるとは・・・。

今日、セリーヌの仕事が終わった我が家の庭で会って、対策を練ることになりました。

それまで出精一杯頑張ってみます。

小さなイラストも描いています。♬

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冬に逆戻り

この1週間、書類と格闘していました。

内容が難しく、ブログを書く時間が全然ありませんでした・・・。

書類社会のフランスでは、いろいろな申告が複雑で苦労しています。

アルザス地方の田舎の風景

自力ではどうしてもわからない部分が多々あり、友人にメールや電話で相談しました。

今日できなかった分は、明日早起きして気分一新、頑張ろうと思います。

6月は新緑が眩しい季節

日本はもう梅雨入りしたのでしょうか。

こちら、フランス北東部は、数日前までの暖かい日々が幻だったかのように冷え込んでいます。

気温は10度ぐらい。分厚い冬のセーターを着て、パソコンの画面の書類とにらめっこして奮闘しています。

隣村に住むヤギ♬

日は見る見るうちに長くなり、夕日が沈むのは夜の10時頃。

明るいと思って油断して休憩してしまうと、あっという間に夜中になってしまいます。

これからもう一仕事頑張ります。

明日こそは記事を書きます。また遊びに来てください。♬


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「フェーズ2」スタート

「ウイルスと共に生きる 第二段階」が昨日から始まりました。

カフェ、レストランの再オープンの初日、メッスの街の中心は一日中大勢の人で賑わっていました。

郊外から買い物に出掛けた友人のジーナは、「外出禁止の前より人が多かった」と驚いていました。

メッスのカフェとレストラン♬

私が以前よく行っていたお菓子の専門店「フレッソン」。

ガラスケースに並ぶお菓子たちは宝石のよう。マカロンやチョコレートも評判が良く、2階席では、ゆっくりお茶を飲めます。

お店の人たちも親切。

Fresson 住所 17 Rue du Grand Cerf, 57000 Metz

旧市街のサン・ルイ広場には小さな店が軒を連ねています。

昔、この界隈は銀行街でした。

上の写真のお店はイタリア風の軽食を出すカフェ。

天然酵母パンや上質のイタリア食材も販売しています。

モーゼル川沿いのアルザス料理のレストランでは、郷土料理を味わえます。

「サーモンのシュークルート」が人気です。

田園の暮らし

「リュー」と呼ばれる土地は、お城を中心に、穀物の倉庫、牛舎と2軒の家があるだけ。

「村」とも呼べない場所で、住人の数は10人ほど。

礼拝堂の後ろ側に建つ古い家が我が家です。

馬はリンゴが大好き

メッスまではバスで40分ほど。

人が繰り出しているこの時期に出かける勇気が出ず、家で仕事をしながら様子を見守っています。

安心して出掛けられる状況が続くことを祈るばかりです。

今朝は隣のレ・ゼタング村に住むジャンが、自転車の空気を入れに来てくれました。タイヤの空気がひどく抜けて、ずっと使えずにいたので助かりました。

しばらくは自転車で行ける田舎のお店で買い物をしようと思います。

フランスの感染状況 6月2日

感染者合計 189,294人 死亡者合計28,833人

6月2日の新規感染者は、フランス全体で72人。死者は0。

状況が大分良くなりました。

情報源はこちらです。

うちの庭 ♬

今日も読んで下さり、ありがとうございます。


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飲食店、美術館の再開

いよいよフランスでは「ウイルスと共に生きる」第2段階に入ります。

6月2日から、自宅から100km以内の移動制限が廃止され、ほとんどの地方で飲食店の通常営業が許可されます。

4月から閉鎖されていた公園や緑地、ビーチ、美術館も、この週末から開放。メッスに暮らす友人たちの喜ぶ顔が目に浮かびます。

3週間前には「赤ゾーン」だったアルザス。ロレーヌ地方も、「緑ゾーン」になりました。

市場の再開

メッスや近郊の街のの屋外市場は、6月6日の土曜日から再開されます。

フランスの人達にとって、生活になくてはならない青空市場。

ロレーヌ地方の街では週1回開かれ、採れたての農産物、こだわりのチースや自家製ヨーグルト、天然酵母のパン、ハチミツなど豊富な地元の品々が並び、生産者と市民の交流の場でもあります。

今が旬のイチゴやサクランボ。味が濃くて一度食べたら忘れられない味です。

約2ヶ月続いた外出制限の間、アルザス・ロレーヌ地方でも農家や小さな食品店による宅配が始まりました。お店に行かずに、電話一本で来てくれる人の存在はありがたかったです。

うちの近くのロバたち♬

多くの都市のスーパーで小麦粉が不足する中、地元の無農薬のものを手に入れることができたことも幸いでした。

ライ麦、エポートル麦。小麦。大麦、オーツ麦など、日本では馴染みの薄い穀物でパンを焼くのはフランス生活の愉しみの一つ。 アルザス・ロレーヌ地方は小麦の産地。ひきたての粉は麦の香りが強く、上等のパンが焼けます。

ストラスブールのレストラン再開状況

アルザス風居酒屋の絵看板

アルザス地方の中心都市ストラスブールではレストランの再開に向け、テラス席を準備中。通行人の邪魔にならない範囲で、最大限に広げる工夫をしています。

道路脇の有料駐車スペースが、活動再開に伴い一部無料になります。

メッス市内のバスも通常運転に

中心部を循環するミニバスは、5月18日から8月末まで無料で乗ることができます。

市の貸自転車サービスでは、近いうちに電動アシスト付き自転車の貸し出しが始まります。

フランスの感染状況 5月30日

「6月2日以降の制限緩和に関する発表」が行われた5月28日に、新規感染者が急増しました。5月11日の外出制限緩和後の人の動きによるものでしょうか・・・。

フランス全体の新規感染者数 5月24日    +365人
                25日    +368人
                28日  +3,325人
                29日    +559人
                30日 + 1,828人

パリのあるイル・ド・フランス地方の新規感染者数 
             25日    +93人
             26日    +25人
             28日 +1,281人
             29日   +202人
             30日   +658人

グラン・テスト地域圏の新規感染者数 
(アルザス、ロレーヌ地方、シャンパーニュ地方)
             27日     +41人
             28日    +565人
             29日     +58人
             30日    +289人

読んで下さりありがとうございます。


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アルザス・ロレーヌ地方 マスク事情


ストラスブールで5月15日、マスク着用義務が条例化されました。

アルザス地方の中心都市ストラスブールの旧市街

期間は限定で、5月15日から6月2日まで。 人が多く集まる朝10時から夜8時までの間、11歳以上の全てのの人が対象となりました。

感染状況によっては、延長の可能性もあるとのこと。

公共交通機関でのマスク着用は、すでにフランス全国で5月11日から義務となり、違反者の罰金は135ユーロです。

ストラスブール近郊の街 オベルネ

外出制限緩和後、多くのパリっ子たちがサンマルタン運河に密集して、祝杯をあげていましたが、ストラスブールの河岸でも同じような光景が見られました。

パリでは、セーヌ川河岸や運河での飲酒が禁止になり、ストラスブールではマスク着用義務の条例が発令されました。

世界遺産地区を含む市内全域が対象となり、違反者に対する罰金が38ユーロと厳しい内容。

「旧市街の河岸に若者のグループがマスクなしで集っているのを見かけ、危惧の念を抱きました。各自の危険に対する自覚と、感染リスクを回避する努力が不可欠です」、ストラスブール市長が市民に呼びかけました。

マスク義務条例の停止

発令から4日後、裁判所では4人の弁護士を含む6人の陪審員の立会いのもと、マスク義務化条例は「個人の移動に際してのプライバシー侵害にあたる」と判断され、停止の運びとなりました。

ストラスブール、河岸近くのの木組みの家々

ロレーヌ地方マスク事情

メッスではストラスブールのような厳しさはなく、マスクで身を守る人、気にしない人、いろいろのようです。マスク無しでは入れないお店が多くあるそう。

私はまだ40分間バスに乗ってメッスに行く勇気がないので、友達からの話とニュースでしか状況がわかりません。



「グロウリーみたいにマスクをしよう!」というメッスのポスター。
グロウリーはメッスの伝説上の怪獣。市民から愛されている存在です。

3月中旬に日本からフランスに戻った翌日、誰もマスクをしていない中、マスクをマフラーで覆い隠し、列車でメッスに到着しました。アルザス・ロレーヌで感染爆発が起こっていた頃でした。

迎えにきてくれた知人は、「マスクなんて全然効果がない」言っていました。

「マスクは感染防止には全く効果がない」と言い続けていた政府が4月以降マスクを勧め始め、人々の意識が変わっていきました。「『効果がない』と言っていたのは、国民に行き渡るマスクが無かったからでは?」という意見もあるよう。

図書館に勤務するヴェロニックは、メッス近郊の小さな町にお住まい。外出制限緩和の数日前から、小学校でマスクを配るボランティアをしていました。

フランスの市役所では、50回洗える布マスクを無償で配っています。

申請はインターネットから。後日、予約時間がメールで通知されます。

前年度の納税書類(居住地証明のため)、身分証明証と受取書を持って行くと、家族や近所の人達の分も受け取ることができる仕組み。健康上の理由で市役所まで行けない場合は、郵送も可能。

フランスらしく合理的。電話による申し込みがなかなか繋がらないのもフランス的。

登録済みの病弱な高齢者には、優先的に郵送されたそうです。

メッスの図書館 本の借り方

図書館での本の貸し借りも効率的に生まれ変わりました。

インターネット予約し、受付で受け取れます。

フランスの感染状況 5月25日

フランス国内の新規感染者 +365人 死亡者 +79

感染者合計 182,637人 ●144,974人.・・・感染確認者
           ●37,663人・・・老人ホームでの死亡者:                     (PCR検査を受けていない為、感染未確認)
・死亡者合計26,368人
・人口 69,990,000人
・死亡率 15.53%
・退院者合計 65,766人
・快復率 :36.01%

パリの感染状況
・感染者合計 54,024人
・死亡者合計  6,918人
・退院者合計 23,505人

グラン・テスト地域(アルザス・ロレーヌとシャンパーニュ地方)
・感染者合計 23,152人
・死亡者合計  3,368人
・退院者合計 10,256人

ワイン街道の街オベルネの肉屋さん

フランスの感染者数は2通り公表されていて、日本の新聞に掲載されているのは少ない方の数。

症状が出て老人ホームで亡くなった人達は、検査を受けていないため、感染が未確認。3万7千人以上の人達が、人工呼吸機なしで亡くなったとは・・・。

今でも、フランス国内の新規感染者は毎日300人以上。

日本で非常事態が解除され、アメリカでも閉鎖解除と経済再開。世界と閉ざされた国境は、今後どうなるのでしょう。これからますます難しい状況が起こり得る中、世界が分離ではなく協力で繋がりますように。

Coucou Chihiro, voilà une magnifique reprise d’une chanson de Barbara par deux femmes de la chanson française actuelle…piano et guitare se répondent à merveille

最後はヴェロニックお勧めの、バーバラの歌をどうぞ。♬

ロレーヌ地方はサクランボの季節になりました。ヴェロニックの家のお庭です。

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商店再開 5月のストラスブール

Le 18 mai 2020

フランスはみるみる日が長くなり、夜8時半を過ぎても昼間のように太陽がさんさんと降り注ぐようになりました。今朝も好い天気。前庭で巨大に育ったタンポポの茎につがいの小鳥がやってきました。

Andlau アンドロー村

アルザス地方、バ・ラン県、アンドロー

ストラスブブールから車で30分程のところにある、アンドローという小さな村に行ったことがあります。ぶどう畑に囲まれ、川のせせらぎと鳥のさえずりしか聞こえない、時の止まったような場所でした。

数年前の今頃訪れました。

同じアルザス地方でも、コルマールを県都とするオ・ラン県とは雰囲気が異なり、北部のバ・ラン県(県都はストラスブール)は一層ドイツ色が濃いように見受けました。

アルザス料理

スフレンハイムという街で焼かれた伝統的な陶器を使って作る、肉とジャガイモのオーブン重ね煮込み「ベッコフ」が有名です。

まだ各家庭にオーブンが無かった時代の話。村に一軒あるパン屋さんでパンが焼き終わる時刻になると、村人たちが各家庭の「ベッコフ」を持ち寄る習慣がありました。、パンを焼き終わった後の大きな釜の余熱を利用して、一晩かけて村人たちの「ベッコフ」が一緒に調理されていました。 古くからの人々が助け合って生きる「団結」の文化は今も受け継がれているよう。

軽く食事をしたいときに人気なのが「タルト・フランベ」。長方形に薄く伸ばしたパン生地に生クリームのソース、ベーコンとタマネギのみじん切りを乗せ、300度の釜で2、3分焼きます。出来立ては香ばしく、家庭でもよく作られます。

★こちら

 から、アルザスの広大な景色をご覧いただけます。模擬フランス旅行をどうぞ。♪

https://www.paysdebarr.fr/fr

Strasbourg ストラスブールの旧市街

プティット・フランス

ストラスブールはライン川の支流イル川に臨む歴史のある街。
中世の木造家屋が数多く保存されている旧市街は、世界文化遺産に登録されています。ドイツとフランスの狭間で独特の生活文化や食文化、職人技が発展しました。

街中で時折見かける「ヴァン・ステュブ」と呼ばれる店は、アルザス風庶民の食事処といったところでしょうか。アルザスの郷土食が出されます。

かつて革なめし職人や粉屋、漁師たちの地区だった「プティット フランス」は、白壁に黒光りする梁が特徴の建物が立ち並ぶ、散策の楽しい所。お菓子屋さんには、アーモンド入りのパン菓子「クグロフ」や数種類のスパイスが入った伝統菓子「パン・デピス」、粗塩をまぶして焼かれた「ブレッツェル」が並んでいます。

街の中心の本屋さん

5月11日の外出制限の緩和から1週間以上経ちました。


商店や産地直送の生鮮食料品を売る屋外市場が再開され、
公共交通機関は、75%が再開されました。

国鉄の駅の入り口では月曜日と火曜日には10万枚のマスクが無償で配られ、消毒液の機械も設置されました。列車の運行は、4、5週間後に100%の回復を目指しています。

全く新しい規則に従い、慎重にウイルスとの共存生活が始まりました。初めてのことに政府も試行錯誤をしているようです。日々状況が変わり、細かい条例や新しい試みが生まれています。

現在もウイルスが蔓延している「赤ゾーン」に分類されているアルザス地方では、緑地や公園はまだ閉鎖中。


レストラン、カフェ、バーは、6月上旬に再開する可能性があるとのことです。まだはっきり分かっていません。映画館や劇場、大きな美術館や博物館の再開は、当分先になりそうです。様子を見ながら慎重に検討するとのことです。

フランス全開の感染状況 5月19日

放送「フランス・ブルー」のサイトより
5月19日のフランス国内の感染情報

バ・ラン県(県都 ストラスブール)の状況 5月18日

●現在の入院者数: 648人(内58人が集中治療室)

●退院者合計: 2055人(前日の9人増)●死亡者601人(前日の3人増)

●老人ホームでの死亡者の合計446人(5月15日現在)

政府が「マスクの正しい使用法」を指導

スペイン風邪が流行った第一次大戦の頃、フランス人はマスクをしていたようですが、以後フランスの人々の間にはマスク文化が全くありませんでした。

保健衛生省が国民に使用法を説明した図が出ています。

慣れていないので、使い方がわからない人が多い様子。「鼻と口を覆いましょう」と説明書きがあります。

先日近所に配達にやってきた人もマスクを着用していましたが、口を覆っているのに、鼻が全部出ていてびっくりしました。

外出制限の緩和初日のストラスブール

2ヶ月ぶりに外出が自由になった5月11日のストラスブールの街の模様が、フランスの民放局「TF1」のニュースで放映されました。

大聖堂の前で6年前から演奏をしている音楽家の活動再開や、街の小さなアイスクリーム屋さん、散策する人々の穏やかな笑顔が印象に残りました。

今週の絵本♪

この絵本を開くと、ブレッツェルを焼きたくなります。アルザスの伝統料理の本に載っていたレシピを参考にしました。自家製は格別ですね。

今日も良い1日をお過ごしください。では、また。♬

外出禁止中と緩和後のメッス

今日のロレーヌ地方は真っ青な空が広がり、窓を開けると初夏の匂いがします。小鳥のさえずりに混じって、カッコウの鳴き声が時折聞こえてきます。

メッス市民が愛してやまないサン=テティエンヌ大聖堂

フランスでは5月11日から、外出制限の解除が段階的に行われています。

100キロ以内の外出禁止は解除され、100キロを超えても県内なら自由に移動ができるようになりました。

居住地から直線距離で100キロを超える、県外への外出については、職業上、家族や脆弱な人を助けるため、診察などやむを得ない理由がある場合のみ可能。引き続き許可証の携帯が必要です。

https://www.geoportail.gouv.fr/carte

↑政府のサイトで移動できる範囲が検索できるようになっています。

赤ゾーンと緑ゾーン

今のところ、フランス国内は感染状況やPCR検査の実施能力によって、ウイルスが活発な赤ゾーンと、感染リスクの低い緑ゾーンに分けられ、制限解除が異なっています。

北東部の我アルザス・ロレーヌ地方やパリのあるイル ド フランス地方は、赤ゾーン。まだ仕事に復帰できない人たちも多くいます。

この分類の仕方に関しては、ストラスブール市長が、街のイメージや活動に悪い影響を与えるとして、保健衛生省相に対して取り消すよう手紙を送りました。

地元の黄色い石で造られた大聖堂

メッスの県庁に勤めるトマさんは、外出禁止中は最低限のサービスを提供するために週1回の勤務でしたが、制限解除後は3日勤務。以前のように働けるようになるまでは、まだ時間がかかりそうです。

メッスの図書館

La bibliothèque de Metz

図書館は週2回のみの開館。

外出禁止前に借りた本を返す場合と、インターネットで予約した本を借りる場合のみの利用が可能になりました。建物の外にマスクをした職員が出て対応。館内に入ることはできません。

助け合いの心

メッスがドイツに占領されていた時代に建てられたプロテスタント教会

非常時のフランスの人達の団結力は素晴らしく感心します。

自力で買い物に行けない身体の悪い人や孤立したお年寄りたちは、外出禁止中、市役所に電話をすればすぐに援助を受けることができました。

フランス赤十字も、戦地で活動していた人員をフランス本土に召集し、各地で無償の食糧援助を行いました。

メッスの植物園の中。今頃はバラが咲き誇っていることでしょう。

メッスを含む感染の深刻なフランス北東部は、リヨンやパリ同様、緑地や公園が閉鎖されました。

晴れた休日の散歩をこよなく愛するフランスの人たち。大きな街の中心の住人にとって、自然を愛でることも許されなかった2ヶ月は困難だったことでしょう。

プランドと呼ばれる緑地のアヒル

「最初の1週間は特に大変だった」友人たちは口を揃えて言います。

メッスの植物園。黒鳥やカモもいます。

メッスのど真ん中に暮らす友人カップルは、モーゼル川の畔の木陰で卵を温める白鳥を見つけ、毎日散歩がてら見に行っていたそう。みんな日々、小さな幸せを見つけて頑張って家にいました。

赤ゾーンのメッスの街でも少しずつお店の営業が再開されています。

メッスの古い小さな礼拝堂。

メッス駅の裏の新市街、ポンピドゥーセンターの向かいにある新しいショッピングセンター「ミューズ」も再開。ここの1階にはユニクロが入っています。入り口には消毒液の機械が取り付けられ、入館者にマスクが配られています。

公共交通機関

電車やバスは乗車率を50%までという規則で運行再開。バスの乗り降りは後ろのドアを使用し、運転手に近づくことはできません。乗車中のマスク着用が義務になりました。

田園を走るバ中距離スの内部

ロレーヌ地方の田園を走る中距離バスは、後ろの入り口から乗ると運賃を支払う手段がありません。定期を持っていない場合、当分の間、運賃は無料だそう。

◆外出制限下、空から見るメッスの街並み◆

ドローンで撮影された外出制限中のメッスの動画です。

歴史のある古い建造物の多いメッスの街並みをお楽しみください。♬

この動画を作った会社の広報担当の方は大変な親日家で、連絡をしてみると、日本語の返事が来ました。外国生活をしていると、このようなことにも喜びを感じます。九州の秋の山に感銘を受け、既に7回も来日したのだそうです。

田園の風景🎵

封鎖中、田舎では以前と全く変わらない景色が広がっていました。
お百姓さんはいつも通りに働き、4月の初めにいつも通りに牛が放牧されました。

Lue  France

私のうちからメッスまで車で30分ほど。草原と森に囲まれ人里離れた、バス停のある道路まで歩いて40分かかる所です。

5月の我が家 Chez moi

外出禁止中の2ヶ月間、外界の様子はインターネットと友人との電話でしか分かりませんでした。 

気にかけて電話をくれた友人たち、メッセージを送って下さった日仏両国の人達の暖かさに日々感謝の気持ちが募るばかりでした。人の優しさや繋がり、友情に救われました。来る日も来る日も感謝しかありませんでした。

外出禁止中の合言葉「家にいよう」は、緩和後「命を守ろう。慎重でいよう」に変わりました。

外出制限は緩和され経済活動は再び始まりましたが、フランスのみんなはかなり気をつけて日常生活を取り戻そうと頑張っています。

この危機を境に、競争ではなく、手を取り合う関係が世界中に広がりますように。

追記 5月20日の状況

保健衛生省のHPより

フランス全体の新規感染 +766人 死亡 +106人

イル・ド・フランスの患者数 53,727人 死亡 6,844人 集中治療室 23033人

グラン・テスト地域圏の患者数(アルザス・ロレーヌ地方、シャンパーニュ地方)患者数23,008人 死亡者3,331人 集中治療室10,042人


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九条ねぎとポロネギ★ciboulettes japonaises & poireaux

日本帰国中、日本の在来種の野菜の種を苦労して手に入れました。

ciboulette japonaise

フランスででは手に入りにくい浅葱の種を蒔きました。毎日の味噌汁に是非使いたいという思い入れとは裏腹になんとも華奢な姿。

もっと太く長くなって欲しくて、しばらく放置しましたが、これ以上は成長しませんでした。でも味はぎゅっと詰まって濃く、絶品でした。

poireaux

日本のねぎとは打って変わり、地産のポロネギはよく育ちました。

フランスでは5月になると新ねぎが出回り、これが薬味にぴったり。日本のねぎに風味が似ているので、旬になると手打ちうどんをよく作ります。冷やしうどんにして、大事に少しづつ使っている3年熟成醤油を回しかけ、小口切りにした新ねぎを散らすだけで最高のご馳走に変身。

新ねぎは旬が1ヶ月だけ。その間、生の新ねぎを生かしたシンプルな和食を愉しみます。

シブレットと呼ばれる浅葱に似たハーブも春が旬。新ネギよりは風味が弱いけれど、自家製蕎麦に添えると日本にタイムスリップした気分に浸れます。

車で20分のところのある小さな町の農業学校で買って来たトマトもぐんぐん大きくなり、つやっつや。

花壇の花たちも次々と開いて、毎朝嬉しい驚き。

園芸のテェーン店で見つけた花の種ミックスを2袋庭に蒔きました。

2ヶ月以上かかって諦めかけた頃に、雑草かと思っていた草がどんどん伸びて、今まで見たことのない愛らしい花たちで庭がいっぱいになりました。

庭づくりをすると、雨の日も嬉しい。

地球ってすごいなあ。こんなに美しいものに満ちていて。

田舎の暮らし★La canpagne

うちの隣には、巨大な牡牛くんが住んでいます。

午前4時になると、叫び声をあげます。

私の暮らしている所は、人よりも牛の方が多く、草原が延々と続く風景の中、家が2軒、お城と小さな礼拝堂、牛小屋と干し草を備蓄する倉庫があるだけです。

どの建物もとても古く、お城は文化遺産になっています。

隣の村までは歩いて30分ほど。

メッスから車で30分ほどの距離ですが、入り組んだ場所なので、ほとんどの友人は我が家に来る時に道に迷い、最低2回は電話がかかってきます。

私も5年前にこの家の下見に来た時は、なかなか辿り着けませんでした。

やっと見つけた時は、空気の澄んだ緑溢れるこの土地が一瞬で気に入りました。

本物の田舎に住むのは、初めての体験。

引っ越したばかりの頃、ご近所さんが自然栽培の作物を売っているカフェを教えてくれました。

日本でカフェというとおしゃれな響きがしますが、この界隈の「カフェ」は、アルコールも出す、庶民の社交場のような所。

その庶民カフェで、飛び切りなキノコに出会いました。。

帰って早速極太のパスタを茹でて、適当に「春のキノコのパスタ」を作ってみたら旨味がたっぷり。あとを引く味でした。このキノコが出回っている間は、何度飽きずにも同じものを作っていただきました。

ロレーヌ地方の夏の終わりの味覚といえばミラベル。すももの一種で、田舎には至る所に野生の木が生えています。

田舎に来てからは、隣のお城にお住いのご夫婦が毎年大量にくださるので、ハチミツでジャムを作ります。

ジャムは自分ではあまり食べないけど、作るのが楽しい。瓶に詰めるワクワク感が好き。

ハチミツに数時間漬け込むと、果実から水分が出てきて黄金色に輝きます。それを鋳鉄鍋に移し、木べらで混ぜながら弱火で加熱すること20分。

瓶を熱消毒し、出来立ての熱々を詰め、ぎゅっと蓋をしたら出来上がり。常温で何年でも保存できます。

今フランスは苺の季節。今朝森を歩いている時に、野いちごの花を見つけました。