3ヶ月ぶりの外出♪

大きな街ではマスク無しで人々が密集している光景も見られるようですが、私の暮らす田舎では多くの人たちが気をつけているようです。

うちから森を超えたところにある農家のニワトリ。放し飼いなので、自由にそこらじゅうを歩き回っています。

春から秋にかけて、コルセル・ショシーという小さな隣町にある農業高校で毎週2日間、無農薬の野菜のお店が開かれます。そこに自転車で行こうと先週から計画していました。

うちに庭に咲いた花

2ヶ月間続いた外出禁止期間に、3年ぶりに野菜を育てたい気持ちが湧き上がってきました。

庭に植えるかぼちゃやキュウリ、フダンソウの苗を買いに行きたくなったので、頑張って自力で行ってみようかと思いました。そのお店のある場所までは、バスなど公共交通機関がありません。自転車だと、自転車専用の緑地を通って1時間。普通の車が通る道路の方が近そうですが、坂の勾配が急すぎて、自転車では絶対に無理そうです。

2年前に自然栽培で野菜を育てた時の、ある日の収穫。

外国暮らしは予期せぬことが起こりがちなのが常です。行き慣れていないところに行くときは特に油断できません。あらゆる可能性を想定して、必要以上に用心深く行動するようになりました。

今まで、日本では考えられない様々な経験をしたので、想像力はたくましくなり並大抵ではない慎重深さが身についてしまいました。

メッスからうちへ帰るバスは午後に3本のみ。そのうちの最終バスが待っても待っても来なかったことが数回ありました。最終と言っても6時半ですが、他のバスは全て運行が終わっていて、おまけに土曜日でバスターミナルの事務所は閉まっていて、広いターミナル内に残っていたのはたった5人。そのうち一人、二人といなくなり、最後には私一人になりました。 幸いなことに、電話で助けを求めた友人がたまたま家にいたので、とても助かりました。

3回同じような経験をして以来、最終バスは絶対に乗らないことにしていますが、他の時間帯のバスでも、時々来ないことがあり、仕方なく1時間時間をつぶして再びバス停に戻るなんてことも何度かありました。フランスに暮らして10年以上が経ちましたが、今だに公共交通を使うときは無事に来るかどうか緊張します。

フランスで2年前に購入した自転車についても、日本ではあり得ないことが起こりました。友達が連れて行ってくれた自転車専門店の商品はほとんどメードインチャイナ。値段は25,000円ぐらいでした。購入後2ヶ月で、お店で取り付けてもらったカゴがもぎ取れ、最近鍵も壊れました。たまたまカゴを修理してくれようとしたお友達のご主人がタイヤの点検をしてくれて、その時に、タイヤのネジがきちんと閉まっていなかったことが判明。そのまま知らずに乗っていたらとても危険と言っていました。運良く気がついたのは大変な幸運でした。

そのような経緯から、田舎の何もないところで、急に自転車の調子が悪くなったりタイヤがパンクしたら、、、と想像していまいました。もしもの場合に備えて、バスに乗るときにいつも自転車を預かってくれるバス停の向かいにお住いのジャンさんに、「もし途中で何かあったら迎えにきてくれませんか」と前もってお願いしてみると、ありがたいことに快諾のお返事。いつも親切にしてくださり、感謝しかありません。

ぶどう畑

当日は隣町に出かける前にジャンさんのうちに寄って挨拶すると、なんとメッスに行く予定をキャンセルして車でお店まで連れて行ってくれることになりました。なんて親切なのでしょう。感激しました。ロレーヌ地方の人たちの温かさにはいつも助けられています。

20分ほどでお店に到着すると、どうやら閉まっているような気配。入り口の横に張り紙があり、「コロナウイルスの影響で、営業は水曜日のみになりました」とのこと。 残念。気を直して、ジャンさんが知っっている地元の野菜の直売所に連れて行ってもらいました。 そこには、ロレーヌ地方で採れ大地の恵みがたくさん。野菜、菜種油、はちみつ、放し飼い鶏の卵、レンズ豆、チーズ、小麦粉、ライ麦など、色とりどりの季節の品々が豊富に揃っていました。

とんとん拍子にいかないこともよくあるけれど、その後には素敵な出会いがある。そこがフランスの魅力だなあ、といつも感じます。

ロレーヌの夏のカボチャ達はなんとも言えないおいしさ。

お店で働いていた女性は笑顔が暖かくて、とても親切。ハチミツもロレーヌで採れたのかと聞いてみると、「商品は全てロレーヌ産ですよ。私もロレーヌっ子です」と言ってニッコリしました。

数種類の花のクリーム状の」ハチミツ♪

お客さんたもみんなきちんとマスクをしたので、快適に安心して買い物をすることができました。

トマトは大きさがまちまち。のびのびと育っています。

フランスの新規患者はまだ1000人を超える日があります。

今日は1,015人。そのうち私の暮らすグラン・テスト地域圏(ロレーヌ、アルザス、シャンパーニュの3地方)は128人。

スペイン北東部のカタルーニャ州が再び7月4日に封鎖されてしまいましたね。6日の州の新規患者数は740人です。

フランスのみんなも慣れないマスクをして頑張っています。マスクをつけたまま接客業をする仕事は息苦しくて暑くて大変なことと思います。多くの人たちのこんな努力が少しでも実り、希望を抱いて生きられるよう心から祈るばかりの毎日です。光ある未来がきっと来ると信じて・・・。

CHIHIROのイラスト

フランスは6月に欧州からの入国者を受け入れることに決めた後、7月1日から日本を含む韓国、オーストラリア、タイなど欧州外の12カ国からの入国者を検査も自己隔離もなく自由にしました。留学生の受け入れも再開し解放的な路線を進んでいます。そのニュースを読んだ直後には、日本のことを考えずにはいられませんでした。自分の国に以前のように自由に帰れなくなってしまった現実に対する寂しい気持ち。毎日1回は日本のことを考えてしまう今日この頃。この気持ちに打ち勝つぐらい、毎日一生懸命生きないといけないと自分に言い聞かせています。せっかく羅漢せずに健康に生かせてもらっているのだから。今日無事に生きられたことを感謝して、難しい今の時期こそ、たくさん良い種をまいて、水をやって、毎日コツコツ雑草を抜いて育てていかなくては。簡単ではないかもしれないけど、焦らずに穏やかな心で、心に光を持って。

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ドイツ、仏,伊の重症者を受け入れ

2020年3月20日

3月15日、感染者が4千人を超えたドイツは16日から国境を封鎖。その後20日までに、イタリアとフランスの重症者を受け入れを決定。欧州は再び団結。

ドイツは感染者の死亡率が他国に比べて並外れて低く、病院のベッド数は欧州一。

3月20日、ドイツ南部のバーデン・ヴュルテンベルク州の病院へ、フランスで最も感染が深刻なアルザス地方の重症患者が軍用ヘリコプターで搬送されました。

アルザス地方のコルマール病院とミュルーズ病院は、感染拡大で忙殺。アルザス地方のオ・ラン県議会議長は、次のように説明。「私達は、ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州に援助を依頼しました。翌日3月21日土曜日、深夜0時27分、返事を受け取りました、メールには、フランスの患者の受け入れが整った病院の一覧が記載されていました」。

同日午後には、アルザス地方の重症者がドイツのフランブルグ・アン・ブリスガ市の病院の集中治療室に到着。

「我々にとって独仏友好と連帯は重要。ライン川流域の国境地帯の協力は密接です。必要な時、我々は隣国を助け、支え、最善の措置を実行していきます」 ドイツ南部バーデン・ヴュルテンベルク州の大臣のバウエ氏は決意を表明。

フランスの地図 chihiro-france.com
アルザス地方の患者を乗せたヘリコプター

ドイツ国内の73の病院で受け入れ態勢が整い、イタリア、ロンバルディア州からの重症患者達がケルンに到着。

ドイツの集中治療室では現在役1,500人が治療を受けています。そのうち1,100人は人工呼吸子が必要。ドイツ政府は人工呼吸器を一万台まで増やす方針です。

3月31日火曜日 連帯は続く

新たにアルザス地方の6人の重症者がドイツに到着。飽和状態のフランス東部の医療従事者の負担を軽くするため、アルザス地方の重症者は。軍用ヘリコプターでドイツへの病院へ次々と移送されています。

無料新聞20Minutesのサイト ニュースの動画が視聴できます。↓

https://www.20minutes.fr/strasbourg/2752007-20200331-coronavirus-alsace-six-patients-francais-atterri-pres-hambourg

アルザス地方

アルザス地方はブドウ畑の広がる豊かな土地。長い間ドイツとフランスの間で翻弄された歴史により、独自の文化が生まれました。

ブドウ畑の周りには小さな魅力的な中世の村が点在します。

感染状況 4月1日

4月1日現在、フランスの感染者は5万2128人、うち死者3523人。

3月16日に感染者が4,000人だったドイツは、2週間で6万9335人に急増。死者は773人。イタリアの感染者は10万5792人、死者1万2428人です。米国の感染者は19万人近くになりました。

テスト

新しいCHIHIROのフランスの暮らし、テストしています。

フランスの過去の記事を追加中です。

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