かやくごはんとフランスのお米🎵Kayaku-Gohan et le riz de Camargue

南フランス、カマルグの玄米

南仏、カマルグの玄米は、かすかに香ばしいキノコ香りがする。

白米より粘りがあり、おにぎりやお寿司も美味しくできる。

稲田とアヒル

ベルナードさんは、南仏カマルグで15年前から、自然や野生動物を守りながら米作りをしている。

150年前から景観の変わらぬ土地で、「自然と調和した農業」を信条に、情熱を燃やしている。

米作に不利なフランスの地で、米作りが成功した秘訣は、「日本に古くから伝わる自然農法」なのだとベルナードさんは語る。

朝一番の仕事は、大勢のアヒルたちを広大な稲田に放つこと。

アヒルたちがコメの害虫や雑草を食べでくれ、

薬品も除草剤も全く使わず100%自然の力で米が良く育つ。

「10年前に始めた、日本の伝統的自然農法は驚くべき効果だ」ベルナードさんは目を輝かせて語る。

ベルナードさんのカマルグの米作り ビデオ

本葉が出るまで、水をやらずに育てた米からは、キノコやハシバミの実の香りがすると評判。

農業技術のハイテク化が進む昨今、フランスでは昔ながらの環境と共存する自然農法が見直されている。

カマルグの玄米で作った太巻き。フランスの友人たちに人気です。

待望! 日本の玄米で”かやくごはん”

カマルグの玄米を食べるようになって、13年以上。

混ぜご飯、炊き込みご飯、パエリア、何でも美味しくできます。

日本の玄米で作る炊き込みご飯は、また別の味わいが格別。

ふっくら、心と体に染み入る、ふるさとの味。

KAYAKU-GOHAN est du riz cuit mélangé avec des légemes, de la viande ou du poisson. Auhourd”hui celui de légumes variés.

日本の新米で、2年ぶりにかやくごはんを作りました。

しいたけと昆布の精進出しで、玄米を炊きます。

フランスでも最近、干し椎茸が作られています。

日本のものの1/4位のサイズ。

徳島のおばあちゃんが育てた八頭は、ゴツゴツ野性的。

フランスには里芋はないけど、ポリネシアのタロイモが売られています。

同じサトイモ科でも。味も匂いも全く違います。

日本の里芋の美味しさには、帰国の度に感激。

ゴツゴツ、皮が剥きにくい八頭も、蒸すと簡単にするりと皮がむけます。

油揚げの下準備

ふっくら、分厚い、ジューシーな油揚げ。

沸騰した湯の中で、油抜き。

ひじきは水でもどし、

出汁を取った後の椎茸は薄切り。

天日干しの自家製切り干し大根は、香りが濃厚。

市販品とは全く別の食べ物。太陽の力はすごい。

干しタケノコと切干大根を加え、醤油、酒、塩で味付け。

弱火で20分、沸騰したら30分炊きます。

具の準備

ごはんを炊いている間に、具を準備。

油揚げ、ニンジン、椎茸、ヒジキの順に、ごま油で炒め、醤油、酒、みりんで味付け。

乾物いろいろ

砂糖文化のフランスは、ドライフルーツやナッツの種類が豊富だけど、塩文化の日本は干した野菜や海藻がたくさん。

天日干しは、フランスの冬に不足しがちなビタミンDがたっぷり。

干しタケノコとヒジキ

瓶に入れておくと、使いやすく、創意工夫が楽しくなる。

炊き上がり🎵

ふっくら、ほかほか。

立ち昇る白い湯気に、おいしい予感。

期待が高まる、しゃもじで混ぜるひと時。

具を加えて、出来上がり。

里芋はホクホク、油揚げは味がしみていて、満足感大。

熱いけんちん汁と一緒に、秋の日本を堪能。

メッスのクリスマス・マーケット 2021

メッスも11月19日、2年ぶりのクリスマス・マーケットが始まりました。

オニオンスープ、タルティフィレット、ホットワイン、揚げ菓子など、あちこちで美味しそうな湯気が立ち昇っています。

欧州情報〜ドイツ、オーストリア 2021年11月19日のニュース

オーストリア

オーストリアでは欧州初、コヴィッド19ワクチンが全国民に義務となり、衝撃が走っています。

施行は2021年2月1日から。

オーストリアでは現在都市封鎖中。12月13日まで3週間の予定。

生活必需品以外の店は全て閉鎖され、仕事と必要な買い物以外は外出禁止。

街はがらがら。カフェにも美容院にも行けなくなりました。

ドイツ

「冬の終わりには、ほとんどの人は接種者か、感染回復者か、死者となる。」

「感染力の強い数種類のデルタ株が猛威を振るう」

ドイツの健康相の発言にmドイツでも衝撃が広がっています。

franceinfoのサイト

フランスの状況 2021年11月26日現在

欧州各国同様、フランスでも日々状況が刻々と変わっています。

パリ、ロンドンでは、南アフリカ株の出現に緊張が高まっています。

フランス労働省の発表

フランス労働相は、企業に厳しい衛生ルールを設ける必要があると警告。細かい措置を決定。


●社員食堂では、2メートルの距離を保って食事をとる。
●1時間ごとに5分間、換気をする。
●職場でのマスク着用の点検強化
●子供が感染した場合、家で面倒を見る親は、欠勤中の賃金を保証される。


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葉っぱ天丼🎵TENDON aux feuilles de navet

小松菜とカブの葉で、天丼を作りました。

菜っ葉とニンジン、海藻を1cmぐらいの油で、揚げ焼きにしました。

アオサの天ぷらも、香ばしい。

海の塩が会う。

隣は、かぼちゃの皮の天ぷら。

アオサは、磯の香りがすごくて感動。 

玄米で茶めし

玄米は、夜寝る前に水に浸けています。

お米3合に対し、740mlの水。

今回は、水の代わりに番茶に漬け、

昆布と椎茸で、出汁をとりました。

翌朝、塩とお酒を入れ、蓋をして弱火で20分。とろ火で30分。

シイタケの出汁で炊くと。甘い日向の香りが漂います。

土鍋や鋳鉄鍋で炊いた、日本のごはんは素晴らしいごちそう。

カニ穴ができたら、美味しく炊けた印。

おコゲもできました。

天つゆは、みりんを煮立て、しょうゆ、出汁を加え、ふつふつ沸いたら出来上がり。

割合は1対1対1。

出汁がなければ、水でもできます。

炊きたて茶めしに、揚げ立て天ぷら。

熱い天つゆをたっぷりかけると、香ばしい葉っぱ天丼の出来上がり。

春になったら、野草を摘んで作るのも楽しい。

フランスの葉野菜 ふだん草

うちのフランスの庭で育てら、ふだん草

フランスでは、お昼のメイン料理の後に、たっぷりサラダをとります。

メイン料理がサラダの人もいる程、サラダ好きな国民。

ほうれん草、にんじん、セロリ、マッシュルームにビーツ、様々な野菜にレンズ豆や魚介類を組み合わせたサラダは、種類が豊富。どれも美味。

フランス人の作るドレッシングは絶品で、びっくりします。

フランス語でふだん草は、betteベットとか、 bletteブレットと言います。

葉の部分は30〜40cm。

筋をとって、グラタンにするのが定番。

フランス人はこれが大好き。

栽培が簡単で、手入れをしなくても、どんどん大きくなります。

摘んでも摘んでも葉っぱが出て来て、食べきれないほど。

うちのフダン草は、1メートルを超え、

10月を過ぎたら、花が咲きました。

濃厚な味の平ぺったいキノコと一緒に、オリーブオイルで炒めると、パスタにも合う。

変化する欧州事情 2021年11月

ドイツと国境を接するフランス、アルザス地方の街コルマール

第5波が始まったと言われる欧州。

各国で、新しい措置が次々と発表され、フランス海外県グアダループ、ベルギー、オランダなどでデモが熾烈を極めています。

オーストリア

●ザルツグルグ市は、11月15日から、未接種者限定の封鎖を開始。

対象者は、日用品の買い物、散歩などの最低限の運動、医療目的以外は、自宅を出る権利が無くなりました。

国は、国会承認後に詳細を発表予定。

ドイツ・・・ベルリンとザクセン地方

今まで
 接種者は接種証明書、未接種者は陰性証明の提示により、飲食店、スポーツ施設を利用できた。

2021年11月15日以降
未接種者の「陰性証明書」が無効になる。

未接種者に対し、レストラン(テラス席は除く)、バー、スポーツ施設、美容院の利用を禁止。

利用するためには、「接種証明」、又は「コヴィッド感染・回復証明」の提出が強制となった。

franceinfoのサイト

フランスの場合

コルマールのクリスマスの飾り

フランスでは2021年7月12日、大統領のテレビ演説にて、感染拡大した場合、未接種者限定の封鎖を行うと発表。

11月以降、65歳以上は、飲食店、文化、娯楽施設、図書館などの利用に、「3回目の接種証明」が義務。


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おばあちゃんの自然栽培野菜とフランスの日常

高松の商店街に毎週金曜日、野菜の直売所が立ちます。徳島の田舎から、おばあちゃん達が昔ながらの方法で育てた野菜や手作り食品を持って、はるばるやってきます。

山の自然薯

山で採れた自然薯が売られていると聞きつけて、自転車で閉店前にかけつけました。販売は9時頃から12時まで。

ここで素敵なおばあちゃんに出会いました。ずっとご自身の畑で農薬も化学肥料も使わずに、野菜を作ってきたことを話してくれました。外食はせず、家で毎日せっせと手作りして暮らしてきたそう。病気になったことも病院に行ったことがない。健康で、畑で一日中過ごすのが楽しいのだそう。驚いたのは、徳島から高松まで1時間半ほど、ご自身で車を運転して来ること。

元気の秘訣は、日光、運動、自然な食べ物で自炊と少食、楽しむ気持ちなのだと改めて納得。野草の会に参加して、日本各地に野草を探しに行く活動をしていたそうですが、コロナ以降、活動は中止しているそうでです。

自家製こんにゃく

おばあちゃんが手作りした、こんにゃくです。

「作る時に薬品を使ってないから、茹でなくてもそのまま食べられるんよ。」

フランス生活ではこんにゃくに飢えていたので、2袋買って大満足。

2020年3月、フランス全土が都市封鎖になり、自宅のある田舎から近郊の街メッスへ行くバスが2ヶ月間も運行停止になりました。徒歩圏内にお店が全くない上、車が無いので、封鎖直後は途方に暮れました。

その後何度か外出制限や外出禁止令が発令され、食料さえも買いに行けず、家にこもる日々が何ヶ月も続きました。普通でない生活が日常になっていった頃、日本の家から何度も救援物資を送ってもらいました。晩秋までは食料品の買い物を届けてくれた友人も、本格的な冬が訪れ、大雪と道路凍結のため、来れなくなってしまいました。凍結した森の小道は、運転に慣れていてもかなり危険なのです。

長く暗く厳しいフランス北部の冬は、おでんや鍋物など、日本の煮込み料理が特に恋しくなる季節。無いなら作るをモットーに、フランスで手に入る材料で、日本食を自分なりに作ってきました。がんもどきや油揚げ、さつま揚げは何とか作れるけど、こんにゃくはさすがに材料を調達できません。

日本からの食材が詰まった小包は、欧州での生活が長い私には宝箱。箱を開けると漂ってくる日本の空気感。大陸を超えて日本からはるばる届いた物を眺めてると、全てが愛おしい。懐かしいものに混じって、頼んでおいたこんにゃくが2袋も入っていました。パッケージに見とれてしまったほど、嬉しかったのです。一袋はおでんや煮物にして、大切にいただきました。

2個目は大事にし過ぎて長い間冷蔵庫に保管していました。時々眺めてはニヤニヤ、何を作ろうかなと思いつつ、勿体無くて使えないまま、日本に戻る準備に忙しくなり、冷蔵庫に置いたまま忘れてきてしまいました。

徳島の田舎のおばあちゃんの手作りこんにゃくは、生のままわさび醤油でいただくのが最高でした。

右端にある干し芋は、をたっぷりと浴びた太陽の匂いがほのかにします。素朴だけどサツマイモの旨味と甘味が凝縮されていました。

つくね芋

初めて「つくね芋」というものを知りました。「すりおろしたら、山芋みたいになるよ」、おばあちゃんが教えてくれました。

大辞泉で調べてみると、「ヤマノイモ科のつる性の多年草」とありました。秋が旬です。

早速今日のお昼にいただきました。自然薯より粘りがあって、玄米ご飯にぴったり。

フランスに長く住んでいるうちに、日本の粗食が大好きになりました。日本は何と言ってもごはんがおいしい。フランス生活で何年もフランスの料理を作っているうちに、玄米にごま塩、熱い味噌汁があれば素晴らしいご馳走なのだと感じるようになりました。原発事故の衝撃が、食生活を完全に変える大きなきっかけとなりました。

キッチンのシュークルート用の壺で4年以上熟成発酵した手作り味噌、ブルターニュ地方の昆布で取ったダシ、フランスの旬の野菜を使って、毎朝味噌汁を作流のが、いつの間にか日課になりました。フランスはキャベツの種類が多く、どれも味噌汁に合います。芽キャベツからは旨味たっぷりの良いダシが出ます。

フランスでも日本ても、玄米ご飯と味噌汁で一汁一菜の食事が気に入っています。日本の玄米は、南フランスのカマルグ産のものよりもっちり、ふっくら炊き上がります。

味噌汁も日本では、適当に作っても不思議とおいしい。自家採取の種で自然農で野菜や穀物を作ってくれる人たちのおかげです。大地と太陽にも感謝。

日本の保存食

8月下旬から11月初旬にかけて、フランスでは保存食の瓶詰めを手作りする季節。スーパでは夏の終わりになると、6個入りのガラスの保存食用の瓶が山積みされます。

トマトソース、ジャム、野菜の塩漬け。シュークルート、保存用のパン、オイルサーディン、ツナのオリーブオイル漬けなど、瓶詰めを作るのは楽しい。瓶に詰める瞬間は、心がときめきます。短くてキラキラしたフランスの夏を閉じ込めた瓶詰め達は、水墨画のように色のない田舎の厳しい冬の間、たくさんの元気や希望を与えてくれるような気がします。私自身、保存食を準備しながら、日に日に短くなり秋が深まってくる中、厳冬を乗り越える覚悟を決めていたように思います。

ここ5年ぐらいは日本の保存食作りに目覚め、毎年冬になると30キロ以上の玄米味噌を仕込んできました。白菜の漬物やぬか漬けも、日本から持ち帰った生ぬかで作りました、人参、キャベツ、黒大根がうちの定番でした。渡仏前は、自分がフランスで日本のf伝統食を作るとは想像もしていませんでした。

フランスの自然食品屋さんで売られている黒大根で、たくあんにも挑戦しました。しかし11月のロレーヌ地方は既に低温多湿。太陽光が乏しく、外に干しても全く乾燥せず、家の中でもうまくいかず断念。

梅干し用に、日本から梅を送ってもらったこともありましたが、輸送途中に傷んでしまいました。フランスにも梅の木があるそうです。田舎の家の近くに住む日本人の友人は、梅の代用になんとミラベルで梅干しもどきを仕込みました。ミラベルはロレーヌ地方の特産の、黄色く甘味の強いプルーン。数年たっても食べられる味にならず、10年寝かしたらやっと少し梅干しっぽくなって、ご飯に合うようになってのだそうです。

フランス中部のトゥールという街の近くに、無農薬のフランスのお米で麹を作っている日本人がいらっしゃいます。11月を過ぎると、玄米麹とフランス国産の大豆を注文して、数日がかりで仕込みました。うちのお味噌は、北国風。塩分は14%なので、食べられるようになるまで最低2年はかかります。田舎の家のキッチンの隅っこの階段のスペースには、毎年仕込んだ味噌が入ったシュークルート用の伝統的な壺がいくつも並んでいました。

日本滞在中の楽しみは、たくあんや梅干しを作ること。フランスで手に入らなかった食材での保存食作りは、考えただけでワクワクします。

上の写真のカブは、熊本の自然栽培農家で頼んだ野菜セットに入っていました。葉っぱごと3%ぐらいの塩に漬けて重石を乗せておいたら、翌日には塩と昆布の旨味が染み込んで、良い具合になっていました。

フランスにいる時に憧れていた梅酢。パリとは違って、フランスの地方の町では日本からの食材を手に入れるのは難しいで。自然食品屋さんには、フランスで作られた日本食がたくさん並んでいます。梅干しや八丁味噌、硬い豆腐、葛粉まで売られています。玄米米酢はありましたが、梅酢はなかなか手に入りません。

帰国後、無農薬の梅干しから出来た真っ赤な梅酢を見つけ、紅生姜に初挑戦。どんな出来上がりになるか楽しみです。

調味料

天然醸造や長期熟成の昔ながらの方法で作っているものを選んでいます。

フランスでは、大事に日本から持ち帰った調味料をちびちび大切に使っていました。もったいなくて、ほんの一滴のお醤油も捨てることなど出来なくなりました。

日本酒やみりんも宝物でした。日本では一升瓶で購入しても、持ち帰る時に割れる心配もなく、ふんだんに使って料理を楽しめるのが嬉しいです。

瀬戸内海の島の風景

高松から船に乗って40分の男木島。坂の多いこの島は、島中に太陽がさんさんと降り注ぎ、キラキラ輝いています。

海が見渡せる、島に暮らす友人の菜園。なんて素敵なのでしょう。

花壇に蒔いた花の種が自然に増えて、一面花畑になったのだそう。

フランス、65歳以上の3回目接種、衛生パスの条件に〜2021年11月

フランスの友人たちからのメッセージによると、10月半ばから大分冷え込んできた様子。 ヴォージュの山では11月初旬に初雪が降りました。

11月9日の大統領のテレビ演説で、65歳以上の3回目のワクチン接種が「衛生パス」の条件になったと発表がありました。

2回目接種から6ヶ月を過ぎた65歳以上の人は、5週間以内の3回目接種が義務。受けなければ、「12月15日以降「衛生パス」は無効となります。

パス無しでは、レストランやカフェ、文化・娯楽施設など、ほとんどの場所に行く自由が奪われます。食料品店、小さな商店、薬局以外はどこにも行けなくなります。65歳以上の人々が自由に動くためには、3回目が必須となってしまいました。衛生パスに関して、賛同者が多数派のフランス。今回の決定について人々はどう考えているのでしょうか。

「私たちにはもう自由はありません。政府は強要し、私達は逃れることはできません」、ある65歳を超える婦人は、テレビのインタビューにこう答えていました。こういった意見は少数派なのでしょう。

大統領演説の直後から1時間の間に、Doctolibというオンライン医療予約サイトに10万件の予約が殺到したと報道されています。 接種キャンペーン開始以来の記録的数字とのことです。

Doctolibは、インターネットで医者や病院を検索、予約のできるサイト。電話予約しなくて済むので便利です。

フランス衛生パス事情〜2021秋

2021年8月9日から「衛生パス」提示義務の範囲が広がり、フランスは大きく変わりました。ワクチン接種率の上昇とともに、接種者と未接種者の間の溝が深まっているように見受けられます。

🔳医療関係者のワクチン接種義務と制裁

2021年7月25日、医療、介護従事者、消防・救急隊員のワクチン接種の義務化が正式に決まりました。

1回目接種の期限は9月14日。

1回目を終えた者は、2回目接種期限の10月15日までの間、検査の陰性証明を提出すれば、業務に就くことができました。

10月15日までに2回の接種を終えていない場合は、16日から職務に就くことを禁じられ、雇用契約は中断。給与の支払いも停止されました。

🔳政府、接種義務拒否者への生活保護支給を要請、15県が猛反対

フランス政府は地方自治体に対し、ワクチン義務の拒否により収入を失った医療従事者などに、生活保護費(RAS)の振込を要請。

フランス全土96県のうちの15県(全て社会党)は猛反発。支給を断固拒否し、10月29日カステックス首相に、署名付きの抗議文を送りました。

□15県の抗議文書の内容

●ワクチン拒否を理由に職務を怠った者に対し、報酬を与えることは法に反する

●RAS(生活保護)は、社会と職業への復帰を助けることを目的とした制度である。
ワクチン接種義務の拒否により、雇用契約を中断された者に補助金を出して救済する制度ではない。したがってRASを、国の補助金の代用として支給することは出来ない。

◼︎接種拒否による雇用中断者は15,000人

ヴェラン保健相によると、ワクチン義務を拒否により収入を絶たれた数は、フランス全土で約15,000人。

義務拒否者の雇用中断は、政府が”衛生状況が通常に戻った”と判断するまで続く(少なくとも2022年2月末日まで)。

雇用中断のため、拒否者に失業保険を受ける資格はなく、生活保護(RAS)に頼るしかないのが現状。

感染拡大が始まった2020年3月、フランス全土が封鎖になり、ほとんどの国民が仕事や学校へ行くことを禁止されました。

2ヶ月間、食料品や最低限の生活必需品を売る店以外はすべて閉鎖されました。

その頃、人手不足の中で激務をこなし、感染の危険を冒して医療を支え、勇敢に働いたのは、医療従事者や救急隊員でした。

封鎖中には英雄扱いされた彼らの一部が、ワクチンを打たない選択をしたことで、世間やメディアから非難を受けている。ワクチンがなかった頃には助け合い、団結し、共に困難を乗り越えてきた。そんな人々の間に、接種、未接種、考え方の違いで分断が生まれています。

「今後、感染者が増えた場合、以前のような都市封鎖はしない」とマクロン大統領は7月のテレビ演説で断言。「外出禁止、移動の制限の対象のなるのは、ワクチン未接種者のみである」。

これから冬を迎えるフランス。フランスの冬は長くて暗く、とてつもなく厳しい。接種者と未接種者の生活格差が広がり、社会との繋がりや文化的な活動に参加できなくなってしまうのはあまりにも悲しい・・・。

◼︎一般公開施設の従業員、「衛生パス」義務化

フランス労働省の」サイトより

2021年8月9日から、ショッピングセンター、文化、娯楽施設など入場する際、「衛生パス」の提示が義務となりました。

8月31日からは、衛生パス提示義務の商店や施設で働く従業員に対しても、衛生パスの提示が義務化されました。

□ 衛生パスとは

●ワクチン接種の証明書
 (紙とデジタル版があり、両方ともQRコード付き)
●薬局や検査機関で受けたPCR検査や抗原検査の陰性証明書
(48時間以内に受けたもののみ有効)
●11日前から6ヶ月以内に新型コロナ感染症に感染し、回復した証明書


●薬局で売っている「自己検査キット」の陰性証明書も認められるようになりました(医療専門家の監督下で検査を行う場合のみ)。

◆病気やアレルギーの理由でワクチンを受けられない人は、かかりつけ医の証明書が、衛生パスの代わりになります。

□ 衛生パスを持たない従業員への制裁

8月31日以降、文化、娯楽、スポーツ、見学施設、役所、商店、飲食店など、外部からの人の出入りがある場所で働く人たちは、ワクチンを打たない場合、2日ごとに陰性証明を提出しなければ仕事ができなくなりました

衛生パス義務に従わない場合、雇用主は雇用契約の中断を言い渡す事ができることが決まりました。

最初に政府が提案した法案は、”期限付き、期限なし、臨時の雇用契約に関わらず、雇用主は、義務に背いた従業員を解雇できる”というものでしたが、憲法審議会により手直しされました。

◼︎未接種者への検査の有料化

マクロン大統領は7月12日のテレビ演説で、「国民にワクチン接種を勧める目的で、10月15日以降、薬局でのPCR検査を有料にする」と宣言しました。

検査有料の対象は、ワクチン未接種者のみ。12歳未満と、接種済みの12歳以上は、今後も検査は無料。

検査無料の最終日の14日、パリのある薬局には、通常の2倍の検査予約が殺到したそうです。

□未接種者の検査費用

●薬局でのPCRテストは平日が25ユーロ、日曜日は30ユーロ。

●検査機関でのPCR検査は44ユーロ、抗原検査は22ユーロ。

□社会保障費の減少と未接種者の説得を期待する政府

これまでフランスの社会保障が支払ったPCR検査費用は、60億ユーロ。

無料検査の終了は検査費用の軽減と同時に、未接種者に対し、ワクチン接種を強く促すことに繋がると政府は期待しているようです。

ワクチン未接種者に対してのみの検査有料化。不公平な措置のように見受けられますが、フランスの人たちはどう受け止めているのでしょうか。

◼︎3度目の接種とマクロン大統領のテレビ演説

2021年7月12日、8時のテレビニュースでのマクロン大統領の演説

フランスでは65歳以上の基礎疾患を持つ人たち、老人ホームで暮らす人たち、看護師に対して、3回目の接種が勧められています。対象となる770万人のうち、接種を受けているのはわずか330万人。

「私は、ワクチン接種がスムーズに運ぶよう、総動員令を出しています。必要な量のワクチンは充分にがあるのです。早く予約を取って接種することを勧めます」カステックス首相は高齢者に強く呼びかけています。

政府は65歳以下の国民に対しても、3回目の接種キャンペーンを加速させたい様子。

3回目の接種は、近いうちに65歳以下の人たちにも一般化するのでしょうか。3回接種が「衛生パス」の必須条件になるか気になるところです。2回接種済みである国民の88%はどう考えているのでしょうか。

「3回目の接種」の話題で持ちきりのフランスですが、7月12日以来4ヶ月ぶりの11月9日、大統領のテレビ演説が行われると発表がありました。

これまでの大統領演説では、衝撃的な重大発表がされてきました。

政府は2022年7月31日までの緊急衛生事態の延長を望んでいましたが、手直しが加えられ、2022年2月末までに決定。11月に入り、「感染再拡大」、「4波の初期段階に突入」とメディアは騒いでいます。今度はどんな措置が大統領の口から発表されるのでしょうか。3回目接種の一般化、それともイタリアのような全ての勤労者に対する衛生パス義務化、それとも全国民ワクチン義務化なのでしょうか。

助け合い精神が素晴らしい、愛すべきフランス人たち

2020年春の一回目の都市封鎖の時には、自力で買い物に行けない人たちを助ける運動がフランス各地で起こりました。

私自身も近所の人たち、友人たち、知らない人たちからまでもが親切にしてしてくれました。人里離れた田舎には歩いて行ける店がなく、たくさんの人たちからの温かいお心遣いに支えられました。感動のあまり心が熱くなることばかりの日々でした。困難な2ヶ月間を生き延びられたのは、周りの人たちのお陰でしかありません。そんな愛すべきフランス人たちの間でワクチンをめぐって分断が深まっている。考え方が違うだけで、良心に従って生きていること、幸せに生きていたいと願っていることには変わりがない。そんな大らかで慈しみの心が深い人々の間で、生活や行動に格差ができてしまうのはあまりにも悲しい・・・、私の今の正直な気持ちです。

外出許可証を持って散歩♬

ニースの教会でテロがあり、3人が亡くなりました。封鎖に関しては冷静に受け止めていた気丈なフランスの人たちの間に衝撃が広がっています。 (11月11日追記 )後日捕まった犯人はコロナに感染していたそう。

Le Parisienル・パリジャン紙のユーチューブチャンネルの動画

今日は朝から素晴らしい青空が広がっていて、少し元気が出ました。

私は未だに2003年にイタリアで買ったNokiaの携帯を使っています。フランスではショートメッセージを送り合うことが多いので結構便利な上、愛着があって手放せません。その上充電は1種間持ちます。

今日からちょっと外に出るにも許可証持参が義務です。田舎には警察官は一人もいないけど、ダウンロードしてパソコン上で記入。印刷できなかったので、マックブックごと持って散歩に出かけました。

田舎にはのどかな風景が広がっています。暖かい太陽のおかげで気分が明るく楽しい気分になって来ました。太陽の力、自然の力はすごいな。

今日はうちの前にいきなり牛が登場。

晴れた日は、昼間でも太陽の反対側に大きな月が白く見えます。

この道をまっすぐ30分歩くと、Hayes エと呼ばれる小さな村に着きます。教会を中心に10数軒の家が軒を並べています。役所は週3回、数時間だけ開いていています。小、中学校は車で20分ぐらいの別の村にあります。

起伏のある風景が素敵なところです。

こんな時こそ楽しいことを考えて、おいしいご飯を作って笑って過ごします。

ではまた遊びに来てください。

フランス全土封鎖 外出制限再び

秋にはこんな日が来ると覚悟していましたが、今回も待った無しの翌日からの封鎖に驚きました。

ロレーヌ地方は例年にない好天が続いています。

10月28日午後8時、テレビでマクロン大統領が演説をし、フランス全土と海外県マルティニックを一斉に封鎖すると発表しました。

今回の外出制限措置の要点をまとめました。

今回の措置は、経済を止めずに医療崩壊を防ぐ方針。

閉鎖される業種は飲食店、必要不可欠ではない商店、スポーツ施設など。飲食店はテイクアウトのみ営業が続けられます。

閉鎖されない業種の場合はテレワークが不可能な人のみ、許可証を持って仕事に出かけることができます。

封鎖開始後、フランス国鉄は70%の列車をキャンセルしました。他の地方への移動は禁止なので、長距離バスも全て動いていません。

フランスの晩秋から冬はストの季節でもあります。パリでは地下鉄のストが始まりました。

10月29日までは、マスク着用義務は11歳以上でした。

2020年10月28日 マクロン大統領 テレビ演説

内容を一部訳しました。

ー現在の感染症の状況はどうなっているのかー

現在ウイルスは、最も悲観的な予想を上回っでフランス中で流行しています。2週間足らずで感染者は2倍に増加します。昨日は新型コロナ感染により527人が亡くなりました。

第一波と違うのは、現在フランス全域が警戒地区になっているということです。
集中治療室の患者は3,000人近くに達し、国の限界の半数を超えました。春と同様、多くの病院で心臓と癌の手術が中止されています

政府は皆様が反論を唱えたくなるような難しい決定しましたが、それは必要不可欠な措置です。

夏以来、私達の戦略は明確で、「ウイルスと共に生きる」ことでした。検査、警報、防御により感染を抑制することに重点を置いてきました。社会的距離を保ち、最も弱い人たちの保護、感染抑制のための対策、それが私達が8月から実行して来たことです。

その戦略が全て上手くいったかといえば、そうではありません。常に改善点があるのは、2週間前に申した通りです、私達は出来ることに精一杯取り組んできました。フランス国内の感染状況の明確な情報収集と情報提供をしてきました。私達の戦略は、ヨーロッパ全体に向けたものでもありました。初期の時点でもっと早く検査を実行すべきでした。数週間以来フランスでは、ヨーロッパで一番多くのの検査を実施しています。私達は、家族間、友人間、最も感染リスクのある場所で、一団となって社会的距離をもっと十分に取るべきでした。

ヨーロッパ近隣諸国と同様、冬が近づき気温の低下と共に。ウイルスが急襲し我々を飲み込もうとしています。その事実を自覚し、謙虚に受け止めることが大切です。

ヨーロッパ全ての国々が、ウイルスの急激な拡大に驚いています。スペイン、アイルランド、オランダでは、我が国より更に厳しい措置を早くから実施しています。現在蔓延中の第二波は、第一波より厳しい事態になるという見解で、欧州諸国は一致しています。

この段階では私たちがどんなに手を尽くしても、11月中旬に集中治療室は9,000人の患者で埋まり、フランスの収容限界に達します。 最大の努力と追加の病床の用意をしますが、それだけでは充分ではありません。

もし現在容赦なく感染に急ブレーキをかけなければ、病院は早々に満杯になり、病院間の移送も不可能になってしまいます。どこもウイルスで一杯なのです。

このままでは医師達は、感染症患者か交通事故患者か、どちらの命を救うか選択することになります。2人の感染者のうち、どちらかを見捨てなければならなくなってしまいます。 私達の命の価値を天秤にかけ、患者を選別する行為はフランスでは受け入れられないことです。

この状況下での私の責任は、論争、決断の困難さを物ともせず、フランス国民全員を守ることであり、今夜、皆様の前でその責任を引き受けます。

ー私達の目標とは。ー

・まず第一に、一番最初に新型コロナの被害者となる、高齢者、病弱な人達、糖尿病患者、肥満症、高血圧、慢性病を抱える人達を守ることです。死亡者の85%は70歳以上です。

第二に、一番小さな子供達を守ることです。高齢者が被害を受けやすいののと同様、乳幼児にとっても危険性が高いのです。新型コロナは、全ての年齢の体調不良の人達に被害を与えます。現在、集中治療室の患者の35%が65歳以下です。 私たちは現在、嗅覚や味覚の障害、呼吸困難などの後遺症が長期に及ぶのか確認できていません。たとえ20歳の若者であっても、このウイルスの害を受けないとは言い切れないのです。

・第三の目的は、全ての医療従事者を守ることです。
春以来、町中、病院、社会医療機構の医療従事者達は多くの仕事に追われてきました。その上夏の間は、春の仕事の遅れを取り戻すために2倍働かなくてはなりませんでした。そして現在彼らは、救急医療の急増に直面しています。私たちは医療従事者のために、もっと慎重になるべきです。さもなければ彼らの負担は増えるばかりです。

・更なる問題は、貧しい人たちを守ることです。密集した住居に暮らし不安定な仕事に就いている人達が衛生対策下で働き、最も多くウイルスに感染しています。

・最後の問題は、経済を守ることです。

私は、保健対策とと経済対策が相反するとは思いません。ウイルス蔓延、衛生状態悪化の下では、経済は発展しません。経済を保たなければ、保健制度の存続が不可能になる。 常に両者のバランスが必要です。

人の命より大切なものはない、この原理をを忘れてはいけません。

ー目標達成のために、どのような対策が可能なのかー

何もせず、ウイルスの感染流行を放置するという考え方。いわゆる「集団免疫」は、50〜60%の国民が感染した時に得られるものです。 しかし集団免疫を得るためには、短期間に病院内で患者を選別をすることを意味します。仮に集団免疫措置を取った場合、今から数ヶ月の間に、少なくとも40万人の死亡者が出ることになります。フランスは決してそのような選択をしません。フランスは「集団免疫」という対策を適用しません。私たちはそのような価値観も関心もありません。

(中略・・・)

私は、明日金曜日から都市封鎖を実施すると決断しました。海外県1県を含むフランス全土が対象です。
春の封鎖での教訓を踏まえ、3つの変更を加えました。

主要なポイント① 学校は閉鎖しない。
       ② 仕事を続ける
       ③ 高齢者用施設、老人ホームへの訪問ができる。

詳細は翌日、政府の記者会見で発表します。

●春の封鎖と同じ規則 
・家から出掛けられるのは、以下の場合だけです。
 ① 仕事
 ② 医者との予約
 ③ 助けが必要な近親者のため
 ④ 必要不可欠な買い物
 ⑤ 家の近くの散歩

外出には証明書の携帯が再び必要となります。
・春と同様、外での私的集会、公的集会は禁止。
・住んでいる地方から別の地方への移動は禁止。
・Toussant(10月19日から11月1日までの、カトリックの祝日、万聖節)の休暇から自宅へ戻るための移動は認められます。

●必要不可欠と定義される商店、
人を受け入れる施設や事業所、レストランやバーは閉鎖。

経済的援助は、3月より強化されます。
行政的理由で閉鎖される小企業の売り上げ損失に対し、ひと月当たり1万ユーロまで負担。
仕事を続けられない給与取得者や個人事業主に対し、部分的失業手当を受けられるようにします。
今後数週間の家賃や経費を国の資金対策て補います。

(中略)

3月4月に比べ、我々は感染症について学び、前進しました。
【今回の措置の改善点】

第一に、子供達に持続的な学校教育を行ないます。子供達が学校制度との接触を失わないよう、学校は閉鎖しません。特に最も貧しい人たちの間で、多くの子供達に対するあまりに多くの被害が出ました。保育園、幼稚園、小中学校、高校は閉鎖しません。 大学と高等教育機関はオンライン授業がとなります。

第二に、春の措置との違い、活動を続けるという点を強調します。
仕事をする場合、テレワークを選択ではなく、一般化します。

(中略)

公共サービスは閉鎖されません
工場、農業従事者、建設業は、各自が感染防止の努力をして仕事を続けます

(レストランの)持ち帰り販売、各家庭への配達など、働き方の改革した企業が近所にあったら応援してください
政府は、小規模、中小企業、職人の仕事環境のデジタル化への着手を支えていきます。

フランス国内から欧州域内は閉鎖されません。
欧州域外の国境は閉鎖されます。

外国に滞在中のフランス人は帰国できます。ただし検査が義務となります。

いかなる渡航者もウイルスを保持するものはヨ、ーロッパ圏内に入国できなくなります。

最後に人としての悲劇を防ぐため、人生最期に孤立している人々、高齢者用施設、老人ホームなどに訪問することを認めます。

今回の新しい措置は皆の団結がなければ成功しませんし、各自の行動にかかっています。

最も脆弱で感染リスクの高い人たち、70歳以上の高齢者は、より一層の警戒をお願いします。 胸の張り裂けるような悲しみを伴いますが、家族や友達との集まりを減らしてください。家の中でも、人との距離を取ることを守ってください。近親者、子供達と一緒の場合も同様です。あなた達にとってとても大切なことです。

病院の看護師達はは大きな役割を果たしています。私達は医師を必要としています。

封鎖前のパリの交通渋滞、新記録

actu Paris アクチュ・パリのサイトより

封鎖発表の翌日の29日、パリ市内ととイルドフランス地方で360キロ以上の交通渋滞が起こりました。 午前10時頃から車は増え続け、午後2時前には渋滞の記録を更新。平日の同じ時間帯の平均の4倍以上の交通量でした。
360キロといえば、東京から名古屋や仙台までの距離。

その後4時半には552キロ、5時半には677キロにとなり、封鎖開始6時間前の午後6時には、706キロに達しました。

700キロというと、東京から岡山の手前まで。新宿から青森港まで715キロ、直線距離では山口県までが769メートルだそう。

この混雑は封鎖前の買い出し?それとも休暇中の人々が一斉に急いでパリへ戻ったため?はたまたパリから地方へ脱出する人達だったのでしょうか? その全てなのかもしれません。正確なことは分かりませんが、パリへ向かう幹線道路が一番混んでいたそうです。

Le Parisien ル・パリジャン紙のサイトより 

 ——-10月29日、外出制限開始前の渋滞状況
青 —– 平均
 並外れた渋滞
 異例の渋滞
 通常
 少ない

Plus de 700 km de bouchons en Ile-de-France à quelques heures du reconfinement)(⇦ル・パリジャン紙の記事)

フランスの過去の渋滞記録

・2017年12月22日のクリスマス休暇の始まりの376キロ
・2019年11月初旬 トゥサン(カトリックの祝日、諸聖人の日)525キロ
・2019年10月8日 625キロ。

【外出証明書】

●電子版
(特例外出証明書作成ページ)

●紙版証明書
(特例外出証明書ダウンロード)

【罰金】

●1回目の違反  135 ユーロ、期限内に支払いがない場合は375ユーロ。
●15 日以内の2回目の違反  200 ユーロ、期限内に支払いがない場合は450 ユーロ。
●30日以内の3度目の違反  3750ユーロと6ヶ月間の禁固刑。

日本円に換算すると最高45万円の罰金です・・・。 

【追記10月8日】

フランスの検査数は週200万件を超えました。それに伴い一昨日の感染者数は6万人を超え。昨日は86000人以上でした。明日にはロシアを抜き、世界4位になりそうな勢いです。

santé publiqueフランス衛生局のサイトより

11月6日までの過去1週間の検査数は2,197,285件。

coronavirus.appのサイトより

11月6日のデータ。 ↑

coronavirus.appのサイトより

↑今日発表された、10月7日のデータです。

1日の新規感染者が8万6千人を超えていてびっくりしました。

学生たちは店が閉鎖になれば家に集まり、室内や家庭内で感染が広がっているようです。私の暮らしている所でも、封鎖前のように集っている人たちもいます。パリでは6日金曜日から夜10時以降の飲食店の持ち帰りと宅配が禁止になりました。 このままでは封鎖の延長は避けられないかもしれません。

Covid-19 : interdiction des livraisons et ventes à emporter après 22h à Paris (dès vendredi) LA TRIBUNE ラ・トリビュンの記事

coronavirus.appのサイトより

↑世界の感染状況。

ロレーヌの晩秋

ロレーヌ地方は毎年11月に入ると、10月までの穏やかな陽射しが一変し荒れ模様の空となります。2回目の封鎖が始まって以来、毎日空は青く、この土地では珍しいほどの暖かい日々が続いています。輝く緑の丘が連なる広大な景色を見ていたら、人間はどんなことをしても自然にはかなわないのだと、ふと思いました。どんな状況にいても生きているだけで幸せ。今できることを続けるよう太陽が励ましてくれたような気がしました。

今夜20時の発表を待つ

今日の裏庭からの眺め。

数日前に5万2千人の陽性者が出たフランスは、世界5位、ヨーロッパで一番感染者の多い国になりました。ロシアを抜きそうな勢いで増加しています。今日の感染者総合計は120万人を超えました。

今日の世界の陽性者数

データ: フランス公衆衛生局
・感染者合計
・24時間以内の感染者確認
PCRテスト陽性率調査中の集団感染
・死亡者の合計
・内、入院中の死亡者
・24時間以内の死亡者
・1週間内の新規入院者
・内 集中治療室の入院数
感染の深刻な県
(全101県中)
★日本語訳、訂正しました。

フランスは毎週、月曜日と火曜日に検査数が減流傾向があり、昨日27日の新規感染者は33,417人。

フランスの陽性者数は検査の多さによるところもあるようで、過去7日間の検査数は164万2357件、希望者は全てすぐに受けることができます。3月4月の検査数は1日に3万件。その頃に今のような検査体制があったなら、どのような数字が出ていたのでしょう。

地域別陽性者数 データ: フランス公衆衛生局
データ: フランス公衆衛生局

過去1週間の10万人当たりの陽性率は383人に増加。

昨日までのデータを見ると死亡率は低く、全体の2・8〜4%。。フランス全土が封鎖されていた3月4月は18%でした。

ところが昨日の死亡者は780人に急増。 現在、集中治療室は90%が埋まっています。

数字ではフランスが欧州一ですが、現在一番大変なのはベルギー。感染者数の順位では世界で23位でも、入院者数か春の第一波のピーク時と同じ状況に達し、世界一深刻です。

地続きの欧州。ベルギーと国境を接するリールでの感染症状による医療SOSの発せられた数がパリについで多い。

10月26日に感染症で医療SOSが発せられた地域についてのデータ

感染症、医療従事者のデモ、パリの一部の地域での治安悪化、イスラム諸国のフランス製品ボイコット、ガザ地区でマクロン大統領の肖像画が焼かれる事件など、気持ちが沈むニュースばかりです。

うちに庭の風に揺れるコスモス。

今夜の8時にマクロン大統領のテレビ会見があり、新しい措置が発表がされます。 私たちのこの秋・冬の運命はどうなるのでしょうか・・・。

夜間外出禁止令がより徹底されるのでしょうか。21時からの外出禁止が、17時か19時に変更されるのか。加えて週末は完全に外出禁止になるのか。あるいは、地域ごとに完全封鎖が行われるのでしょうか。

うちのすぐ隣のお城の礼拝堂。文化遺産に登録されています。

私の暮らすロレーヌ地方は今のところは外出禁止の対象になっていません、それも時間の問題なのでしょう。夏の間、メッスの街の中心では多くの人が集っていました。フランス人はあまり感染を恐れていないように見えました。この地方は観光客が少ないので、そんなことも関係しているのかもしれません。

うちの近くの牛。

今日、郵便受けに公衆衛生局から6枚組のマスクが届いていました。

今まで数回、隣村の役所から封筒に入れられたマスクが直接職員の人たちの手で郵便受けに届けられました。パリの衛生局から直接届いたのは初めてのことで驚きました。それほの状況なのでしょう・・・。

フランス人は彫りが深い顔立ちのせいで、マスクをすると鼻が痛くなるそう。バスの運転手はマスクをしているけど鼻を出しているのが気になります。

使ったことはまだないけど、フランスの無料配布マスクはこの半年でだいぶ進化したよう。コーヒーフィルターの紙みたいな生地の不思議な立体マスクを始め。いろんな形のものが届きました。今日届いたものは、あごまで深く覆えるように縦に長く作られています。

3月中旬の時点で政府は、「マスクをしても感染予防にはならない」と主張していたけど、半年でここまで状況は変わってしまい、そのことに全然驚いていない自分に驚いています。

イギリスでは、「感染リスクが非常に高い」地区では、屋内、屋外を問わず同居家族以外に会うことが禁じられ、違反すれば罰則が伴うのだそう。衝撃を受けました。

これからやってくる厳しい冬。更に厳しくなっていくであろう行動制限。

フランスの多くの街ではクリスマス。マーケットも中止になりました。希望を持って明るく生きていくのが難しく感じます。それでも屋根のある家で眠れて食べるものがある。感謝して謙虚に生きることが今は大切なのかもしれないとふと思いました。


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第二波とフランスの近況

2週間ぶりに青空が広がった先々週の日曜日、いつもは静かな隣のお城の前に車が十数台停まっていました。森へ続く道には、狩猟中の赤い立札。。ラッパが鳴り響き、蛍光色のベストを着た人たちが、午後の狩猟に再び出掛けるところに遭遇しました。玄関前には30人程の人が集まっていました。

6人以上の集まりがフランス全土で禁止となってしまった今、これが今年最初で最後の狩りとなってしまうのでしょうか・・・。

フランスとスペインは感染者が100万人を超え、イタリアでもいくつかの州で夜間外出禁止が始まり、ヨーロッパ各国でウイルスを押さえ込むための制限がどんどん厳しくなっています。

22日からチェコとアイルランドで2度目の全面的な都市封鎖が始まりました。

フランス政府は経済を完全に止めるような全国的封鎖をできる限り避けようと、毎日規制が変化しています。

欧州で2番目に感染者の多いフランスでは、過去1週間に160万件のテストが行われ、多い時には1日に20万件を超えています(ヨーロッパで第3位)。無料で何度でも受けるこができ、最近は48時間以内に結果を受け取れるようになりました。

フランス政府の今日のフェイスブック投稿

目次 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

  • 蘇生医学長メガバルヌ氏のメッセージ【夜間外出禁止令の目的】
  • 【第二波】 カステックス首相の記者会見 10月15日
  • 【夜間外出禁止対象地区拡大 全54県】首相と関係大臣の記者会見  10月22日
  • アルザス・ロレーヌ地方の状況
  • アルザス地方と国境を接するドイツ
  • フランス全土の感染者数と検査数
  • 県別ウイルスの蔓延レベル
  • フランス各地の夜間外出禁止の初日
  • 【マクロン大統領 テレビインタビュー 10月14日】
  • COUVRE-FEU(夜間外出禁止令)の内容 
  • 夜間外出許可証
こんな状況でも、動物界も自然界もは平和で美しい。

蘇生医学長メガバルヌ氏からのメッセージ
【夜間外出禁止令の目的】

(以下、拙訳)

今回の夜間外出禁止措置は、夜間の人の交流を避けるのが目的です。現在の感染の多くは、夜の人の集まりが原因になっているからです。

イル・ド・フランス地方の新規感染者数は今後、急上昇することが予想されます。とりわけ若者の感染が急増するでしょう。現在拡大中の若者の感染は今後、年配の人々の感染増大へ繋がっていきます。以上の理由から我々は、現在から3週間、重症者用施設への入院患者の増加状況を観察していきます。

90%の重症者用ベッドは今後一杯になります。 おそらく11月中旬には完全な飽和状態に達します。もし今何もしなければ、病院は緊急を要しない手術をほとんど全て中止する事態に陥ります。

夜間外出禁止令は、夜の人の接触を制限します。夜の集まりを避けることで、現在の感染流行にブレーキをかけることが出来ます。

これからの2、3週間後の結果に期待しましょう。

感染の連鎖を断ち切るため、私たち市民一人一人が責任をもって、人との接触を制限することが重要です。
ウイルスに直面する中、皆で一緒に、私たちよりも弱く重症化しやすい両親や祖父母を守りましょう。

【フランスに第二波到来】 カステックス首相の記者会見 10月15日

●「夜間外出禁止」対象地区、
パリのあるイル・ド・フランス地方全域と、8つの都市圏。

●「夜間外出禁止」の対象の基準は、10万人当たりの感染率が250人を超えた地区。

10月に入って急激に状況が悪化。
現在、第二波の状態であると説明するカステックス首相。

【夜間外出禁止対象地区拡大 全54県】首相と大臣の共同記者会見      10月22日

【カステックス首相、保健大臣、文化大臣、デジタル電子通信担当長官  10月22日発表内容】

  • 先週17日の夜間外出禁止対象地域(9都市圏、16県)に加え、24日(土)から、38県と海外県1県が新たに対象となる(4,600万人が対象)。
  • 状況は数日前より更に悪化、11月は一層厳しい状況になる可能性が大きい。
  • ・拡大が抑えられない場合は、より一層厳しい措置を検討する。

1週間の10万人当たりの感染発生率
   ・8月 全国平均 10人
   ・10月22日現在 全国平均 251人(40%増加)
   ・サンテティエンヌ都市圏では800人以上。
  ★2週間で2倍に急増。
  ★2週間後には、1日の感染者が5万人になる可能性がある。

過去1週間のPCR検査数
 ・160万件
 ・結果は48時間以内に提供されている。

重症患者の病床占有率
・44,3%(イル・ド・フランス地方は50%超)
・65歳以上については、6週間で3倍に増大。

舞台芸術、映画業界に対する総額1億1,500万ユーロの追加支援策
・舞台芸術:8,500万ユーロ
・映画業界:3,000万ユーロ

アルザス・ロレーヌ地方の状況

①Bas-Rhin県(バラン県、県庁所在地ストラスブール)

②Meurthe-et-Moselle県(ムルトエモーゼル県 県庁所在地ナンシー)

2つの都市圏で24日から夜間外出禁止がスタート。

アルザス地方と国境を接するドイツ

ドイツのロベルト・コッホ研究所(ドイツ政府の感染症機関)は、17日から、フランス全土を感染危険地域に指定。

フランスからドイツ入国する場合は、48時間以内のPCR結果陰性の証明書の提示、またはドイツ入国後自己隔離をしながら72時間以内に検査がを受けることが義務となりました。

ロベルト・コッホ研究所が指定する感染リスクの高い地域リスト (2020年10月15日現在)(英語)

情報元: 在ドイツ フランス大使館 ホームページ (フランス語)

フランス全土の感染者数と検査数

10月17日

データ元: Santé Pibrique France フランス公衆衛生局

(表の内容)↑

・感染者合計
・24時間以内の感染者確認
PCRテスト陽性率調査中の集団感染
・死亡者の合計
・内、入院中の死亡者
・24時間以内の死亡者
・1週間内の新規入院者
・内 集中治療室の入院数
感染の深刻な県
(全101県中)
★日本語訳、訂正しました。

24時内の検査数: 200 775人 (フランス公衆衛生局発表)

【10月20日】

全ての数値が増加中。感染が深刻な県は3日で7県増加。

【10月21日】

まだ政府のホームページには掲載されていませんが、、昨日10月22日の新規感染者は、41,634人!! 5万人も間近に迫っています・・・。

県別ウイルスの蔓延レベル

【10月17日】

  • Limité : 少ない県 (フランス全土の1%)
  • 中程度の県 16県 (15・8%)
  • 高い県 84県 (82・3%)

【10月20日】

  • Limité : aucun département 少ない県  (なし)
  • Modéré : 10 départements (10 %) 中程度の県 (10%)
  • Élevé : 91 départements (90 %) 高い県 (90%)

【アルザス。ロレーヌ地方のデータ】

【10月18日】バラン県(県庁所在地 ストラスブール)

●人口10万人当たりの感染・・・122人 
●10万人当たりの陽性率 7,2%  
●重症者用施設の新規入院 12人

【10月21日】バラン県

●10万人当たりの発生率 191人
●10万人当たりのPCR検査陽性率 8、7%
●重症者用施設の新規入院 11人

3月以降の第一波では大変だったアルザス・ロレーヌ地方。

ナンシー、ストラスブール、メッスの街は、17日からの夜間外出禁止令の対象外でしたが、ストラスブールとナンシーも24日から夜9時以降は外出できなくなります。

縦に長いアルザス地方は、北部がバラン県、南部がオラン県(県庁所在地 コルマール)。

オラン県庁の職員たちが6人、無償で13週間に間、300万個のマスクと感染防止用品を老人ホームと医療施設に配布しました。非常時のフランス人の連帯は素晴らしい。今は大変なフランスですが、必ず状況が良くなると信じてみんな頑張っています。

【フランス各地の夜間外出禁止の初日の様子】

Lyon ローヌアルプ地方のグルメの街リヨン

17日土曜日、午前0時(金曜日の夜中)に始まった夜間外出禁止令。リヨンの人たちはみんな規則を守り、時間になるとには帰路につきました。

BMF Lyonの記事 動画付き

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Marseille 南部の地中海の街マルセイユ

10月26日から2週間、レストランが閉鎖されたマルセイユ。状況が好転し、10月5日から営業を再開して落ち着いたところに今回の措置となりました。

夜間外出禁止令下で初めて行われた警察官のパトロールの様子。↓

La Provenceの記事 動画付き

マルセイユの病院では看護師不足で、医療崩壊を回避するのに大変な努力をしています。増大する患者を全て受け入れるために、100人の看護婦を新たに雇用。増え続けるPCR検査のために新たに100人の人員が必要だそう。

Lille フランス北部、ベルギーと国境を接する街リール

Lilleリル 夜間外出禁止の初日 動画付き

リールでは夜間出禁止令直前の金曜日の夜、レストランのテラス席は満員。ほとんどの人は飲み物だけで、食事をする人はほとんどいませんでした。

取材を受けてレストランでは、夜の売り上げの損失を埋めるために、午前11時開店し、午後の休み時間を返上して夜まで営業を続けました。しかし夜の食事の予約は2組だけでした。

店側は21時に閉店できるよう、20時45分には全ての客に店を出るよう促すとのことです。 

🇧🇪【隣国ベルギー】19日から飲食店が閉鎖されました。11月からは、深夜0時から翌朝5時まで外出禁止、夜8時からのアルコールの販売が禁止されます。
政府は10月19日から、市民が自宅に招く人数を一人だけに制限。

Parisパリ 警察官のパトロール

警察と憲兵による見回り(動画付き)

パリでは初日の警察官のパトロールで、複数の違反が見つかりました。

禁止された6人以上の集会や、21時を過ぎても営業を続ける店、違法に営業をするクラブに警告して回る警察官たち。クラブでは警察の介入に驚いた様子。幸運なことに初日は警告のみで、罰金は課されませんでした。

これから最低4週間、フランス全土で12,000人の警察と憲兵による見回りが続きます。

Rouen ルーアン ノルマンディー地方の主都 

3normandieの記事 動画付き

【インタビューを受けた人達のコメント】
バーの客A: 私たちには選択肢がないから、言われた通りにするしかない。
バーの客B:状況は理解できる、僕たちは6人だけ。違反にはならないから家で続きをやる。

Monpelier 南部の街モンペリエ

22時には静まり返る街の中心、コメディー広場。↓

Midi Libreの記事 動画付き

モンペリエは学生の街。インタビューを受けた学生は「必要だとは思うけど、自由を奪われるのはやぱり辛い」と語っていました。

フランスの放送局franceinfoの記事 動画付き

【マクロン大統領 テレビインタビュー 10月14日】

COUVRE-FEU(夜間外出禁止令)の内容

対象地区(10月15日発表)・・・①パリを含イル・ド・フランス地方全域 ②エクスーマルセイユ都市圏、③リール ④グルノーブル ⑤リヨン ⑥トゥルーズ ⑦モンペリエ ⑧ルーアン ⑨サンテティエンヌ 

★(10月22日発表)38県と海外県1県が追加され、全部で54県が対象となりました。

例外的に外出できる場合: ・健康上の理由 ・仕事の理由 ・列車、飛行機に乗る場合 ・近親者を助けるための訪問 ・ペットの散歩

【外出位禁止の時間】 21時から翌朝6時

【規則の内容】

  • 私的なパーティーは全て禁止。
  • 「6人ルール」:私的空間、自宅、路上、公共の場所で、同一世帯員以外に6人以上が集まらないこと
    • 私的空間を含めて、いつでもどこでもマスク着用を推奨
  • 全てのレストランは国が決めた強化条例を適用する義務がある。 
    • レストランでの会食の制限は6人 
    • レストランに入店する全ての客の氏名と連絡先をノートに記入 
  • 劇場、映画館など、全ての場所での着席は席を一つ空ける。
  • ショッピングセンター、美術館などでは、訪問者の数を調整
  • テレワークの強化

【罰金 罰則】 1回目の違反の罰金は135ユーロ。2回目は200ユーロ。30日以内の3回目の違反は、3,750ユーロの罰金及び6か月以下の禁固。

夜間外出許可証ダウンロード

夏の間、フランスには自由で幸せな空気が溢れていました。レストランやカフェのテラスは賑わい、長い夏休みを満喫する人々。秋にはこんな日が来ると覚悟していましたが、状況が日々厳しくなり心が苦しくなります。

動物界や自然界は以前と変わらない田園の秋。野生のリンゴや梨の木は小さな実をつけ。森の野生動物や鳥たち、放牧された牛たち、牛の世話をする農家の人たち、木こりの人たち、みんな以前と全く変わらずに生きているように見えます。

現在の厳しい状況の中でも、周りのフランス人たちは心優しく思いやりに満ちています。近所を歩いていると、牛を数頭積んだトラクタ=が通りかかりました。道を開けると、農家の人が顔を出して声をかけてくれます。「隣町まで行くなら乗せて行くよ」こんなに人里離れた異国の地で親切にしてくれる人たちがたくさんいる。なんて幸せなんだろうと心が熱くなりました。


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