フランス留学★トゥール滞在記No.2フランス語学校初日レベル分けテストと自己紹介♬


2005年4月4日 月曜日

目次
 ◾️バスで学校へ
 ◾️トゥールのフランス語学校
  ⑴ 温かい受け入れとフレンドリーな校風
  ⑵ 新入生とレベル分けテスト
  ⑶ 初めての授業
  ⑷ アペリティフと自己紹介タイム

バスで学校へ

ホームステイ先に到着早々19時間通しで眠ってしまい、あっと言うう間フランス語学校の初日を迎えました。

学校のあるトゥールの中心まで、ホストマザーのモニックが一緒にバスに乗って連れて行ってくれると言ってくれました。

なんとうれしい提案。方向音痴の私にはありがたい。


ヨーロッパのバスは日本のようアナウンスがないので、土地勘がないと降りる場所を見極めるのが難しい。
バスで初めての場所に迷うわずに行けるか不安だったので、助かりました。

家から徒歩5分の車がほとんど通らない通りに、石造りのバス停がありました。

トゥールのバスは時間に正確だそう。

フランスのバスは前方から乗り込んで、最初に運賃を払います。

乗客は数人ほどで落ち着いた雰囲気。

窓の外に広がる街並みが美しく、あっという間にトゥールの旧市街に到着。

私が9ヶ月間通う私立のフランス語学校は、歴史的な地区の石畳の道に面した白い建物です。

トゥールの私立のフランス語学校

⑴ 温かい受け入れとフレンドリーな校風

呼び鈴を押すと笑顔の女性がドアを開けてくれました。校長のイザベルさんです。

モニックが私について説明すると、校長に話しかけられました。
言葉に詰まっていると、にこやかに「さあ、どうぞ」と中に案内してくれました。

ソファーやテーブルと本棚のある広間の奥に教室があり、レベル分けのテストがあるので中で待つように言われました。

既に、4人の人たちが緊張した面持ちで座っていました。

⑵ 新入生とレベル分けテスト

最後にアメリカ人の年配の女性が入ってくると、簡単なテストの説明の後に問題用紙が配られました。 

初級、中級、上級まで様々な問題があり、7ページ程。最後にリストにある題材の中から1つ選んで作文を書きます。

私は出発の1年半前にフランス語の勉強を開始しました。NHKラジオの「フランス語講座」で、文法の基本を学びました。
講師が素晴らしく、楽しく続けることができました。

勉強方法は、毎日15分間の番組を録音しながら聞いた後、例文を10回聞き、10回後について発音して、10回同時に発音。最後にひとりで10回会話文を読む。
単純だけど、効果的です。

NHKの語学講座は、テキストの価格が手頃で、語学の基礎を習得するのに最適。第二外国語の初級は半年間で、基本の文法を身に付けることができます。


私は英会話もイタリア語も、日本では語学学校に通わず、ラジオ講座だけで独学しました。
毎日続けていくと外国に着いた時に、文字通り言葉が口から飛び出します。なんとも言えず嬉しい体験。努力が報われる瞬間は嬉しいものです。

筆記テストが終わると、次は会話のテスト。
フランス語は発音が難しく、話すときは緊張します。

一人ずつ別室に呼ばれ、校長のイザベルさんの質問に答えました。

単語の勉強をする余裕がなかった私は、ボキャブラリーに乏しく、相手の言っていることは理解できるのに、頭に浮かんでくる言葉は英語やイタリア語ばかり。

答える気は満々なのに、言葉に詰まり思うように言いたいことがつながら無いのがもどかしい。

それでも、相手の言うことがほとんど理解できたことは、自分の中で嬉しいことでした。

⑶ 初めての授業

全員が会話のテストを終えると、初めての授業がありました。

先生はクリステティーヌという女性。
北海道の大学て、数年間フランス語を教えていたことがあるそうです。

まず先生がが自己紹介をし、
大きなテーブルを囲んだ6人が、一人ずつ自己紹介していきました。

左の一番前に座っていた私から始まりました。初級レベルといいうこともあり、言葉が通じない部分は笑顔でカバー。

一人一人が話している間に、先生が間違っているフランス語を直していき、一通り話し終わると、生徒たちの間違いを黒板に書いて、正しい言い方や自己紹介でよく使う言い回しを教えてくれました。
説明がわかりやすく、一時間半があっという間でした。

「次は、学校中のみんなの前で自己紹介をする時間です。がんばって」とクリスティーヌ。

⑷アペリティフ&フランス風な自己紹介タイム

教室の外のの広間には
ワインやシャンパンの瓶が並び、30人ほどの生徒や先生たちが集まっていました。

校長が新しい生徒たちへの歓迎の言葉を述べ、先生たちが自己紹介を始め、イザベルさんが飲み物やおつまみをすすめてくれました。

広間には2階に続く階段があり、舞台のように数段登って、生徒たちが一人一人全員自己紹介をしていきました。

温かい眼差しを向けて聞いてくれた皆のおかげで、緊張せずに話すことができました。人前で話すのは苦手だと思っていたけど、外国語で話すのはなんて楽しいのだろう。

一緒に授業を受けた仲間も、練習の時より上達していました。

この学校はスイスやイギリスの社会人の生徒が多く、年齢層が他の学校よりも高め。仕事で必要に迫られてフランス語を学びに来ている人や記号から派遣された人が半数以上でした。


私の場合、学校の選択基準は、大人の生徒が多いことでした。

自分自身がフランスへ行こうと思った年齢が高かったので、同じぐらいの年齢の人たちと一緒に勉強したり、週末を過ごせればと思っていました。

以前イギリスで英語と美術を勉強していた時に、ヨーロッパの人たちと親しくした思い出があるので、今回もそんな人たちが周りにいたら頑張れるのではと思いました。

素敵な人たちに囲まれて、フランスの暮らしが始まりました。
先生たちも親しみやすく、フランス語を話すのが楽しく、最初の3ヶ月間は特に上達を実感できました。

この学校のいいところは、ひとクラスは8人までの少人数制。私が入学した4月から6月までは、6人のクラスでした。

自己紹介が終わると、他の生徒たちと話す機会が持てました。

こっそり英語で会話していると、校長のイザベルさんがどこからともなく聞きつけて、
「ダメダメ。 フランス語で話して」と注意しに来ます。

拙いフランス語に、英語とイタリア語の単語を交ぜても、意外と話は弾むのは楽しい。

フランスに向けて出発するまでの1年半ほどの間、自分の時間は全てフランス語学習に充てていました。
自分との戦いの日が長かったので、再び外国語で人々とつながれることが心の底から嬉しい。
自分なり頑張ってきて良かったと思えた1日でした。

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2020年8月25日 追記

感染症の影響で、私が通っていたトゥールのフランス語学校は、現在オンライン授業のみですが、8月31日から通常通りのレッスンが再開されたようです。

外出禁止措置が解除された後、フランスは7月1日から外国からの留学生の受け入れを再開しました。

日本を含む12カ国からの入国者は、空港でのPCR検査も14日間の自己隔離もなく、自由にフランス国内に入国できます。

多くの国が外国に対して国境を閉ざしいる状況ですが、気をつけながら感染を回避することが可能になり、世界が再び繋がり、交流が再開することを心から祈っています。