フランス語学留学inトゥールNo.7★カマンベールとヤギのチーズ♬

2005年4月7日  Le 7 avril 2005, à Tours

初めてフランスのチーズに出会ったのは、青山の輸入物スーパー「紀ノ国屋」でした。

クラッカーに乗せて勧められ、なんて美味しいのだろうと感動。即購入したチーズは、円筒形の木箱に入っていました。

食べ頃まで1週間待っていただくと、かすかににリンゴの香りがしました。

それまでプロセスチーズしか知らなかった私は、熟成された本物のすごさに心が揺さぶられました。

 

このチーズの名前は残念なことに覚えていません。
カマンベールに似ていたけど、もっと白く繊細でした。

カマンベールは直径が11cmほどですが、このチーズは直径6cm、高さが10cmぐらいでした。
日本への輸出向けに特別に作られたものなのでしょうか。

トゥールのチーズ屋さんでも、フランスのチーズの本で調べても見つかりません。

フランスには小さな村で造られているチーズが300種類以上あるそう。
ノルマンディー地方のどこかの村でいつか、このチーズに再会できたらと想像するとワクワクします。

ロワール地方の名産、シェーブル

クラスメートのスザンヌに誘われて、昼休みに屋内市場「レ・アル」へ。

チーズ屋さんのガラスケースの一角に、小さな白いチーズが並んでいました。
ヤギのチーズです。フランス語では「シェーブル」と言います。

スザンヌは、お店の人にお勧めを聞いていました。


ヤギのチーズが好きだなんて、スイス人のイメージそのまま。
白くてコロンとかわいらしいチーズ。

学校のテラスでそれぞれが買ってきたものを広げると、
スザンヌが買ったチーズ「クロタン・ドゥ・シャビニョル」を分けてくれました。

強烈・・・。
イタリアの羊のチーズ「ペコリーノ」に似た、私の苦手な匂いでした。
この匂いだけはどうしてもダメで、食べてみたら美味しいのかもしれないけれど、ペコリーノの衝撃が強烈すぎて食べず嫌いのままです・・・。

ロワール地方のシェーブル・チーズの歴史


トゥールのあるロワール地方では古くからヤギが飼育され、チーズが造られてきました。

シャビニョル村は、「クロタン・ドゥ・シャビニョル」チーズの発祥の地。

1800年頃の県の資料には、
「ヤギ乳はバターには適さないが、大変良いチーズができる」と記されているそう。

1870年頃、ぶどう畑が虫害にあったため、
畑にヤギを放牧すると、ヤギチーズの生産が拡大しました。

サントル地方の村。
ここでPOILIGNY-SAINT-PIERRE 
プワリニー・サン・ピエールが造られています。

1900年には、質の良いチーズを選別できる職人たちが現れ、
チーズ農家から良品を買い集めていくようになりました。

その後、オルレアンやパリに村のチーズの評判が広がり、愛好者が増えていきました。

ロワール地方のヤギのチーズあれこれ♬

POILIGNY-SAINT-PIERRE プワリニー・サン・ピエール

サントル地方(ロワール地方)、
シャルントン・デュ・シェール村で古くから造られている。

250g〜300g
ピラミッドの形が特徴。

料理はオムレツやスクランブルエッグ、
ワインは、ピノ・ノワールに合う。

少し青カビが出ているのが最高とされる。

CROTTIN DE CHAVIGNOL クロタン・ドゥ・シャビニョル

サントル地方(ロワール地方)産
直径4〜5cm

ドライトマトやりんごに合う。
ワインは「サンセールの白」や「ピノ・ノワール」と相性が良い。

SAINTE MAURE サント・モール

ロワール地方で一番有名なヤギチーズ。
15cmほどの円筒形。

中心にワラのひもが1本通してあるのは、円筒形の形を保つため。


表面は濃い灰色。灰と塩を混ぜたものをまぶしてある。

VALENÇAY ヴァロンセ

サントル地方(ロワール地方)産

クルミ入りのパンと良く合う。
ワインは「サンセールの白」、「サンセールの赤」、「ピノ・ノワール」が良い。

ピラミッドの上部を切り落としたような形。
様々な伝説のあるチーズです。

フランスのサラダ

フランスには、チーズの入ったサラダがいろいろあります。

フランス人の食事は一般的に昼食がメイン。
平日の夜はサラダとチーズや果物だけで軽く済ませる人が多いよう。

葉っぱにクルミを混ぜただけでも、ドレッシングをかければサラダになります。

イギリスやフランスには「ハドック」(フランス語ではHを発音しないので、アドックト言う)というタラの燻製があり、サラダに使います。

ヤギのチーズとタラの燻製のサラダ


①ハドックにサラダ用ほうれん草、タマネギの薄切り、薄切りリンゴを添え、
②薄く小さく削った「クロタン・ドゥ・シャビニョル」をのせ、
③シブレット(万能ネギに似た風味のハーブ)を散らせ、
④ドレッシングをかけて出来上がり。

ドレッシングのことをフランス語で「ビネグレット」と言います。基本の作り方は、オリーブオイル3に対して酢1の割合。

4人分の場合、オリーブオイル大さじ6、リンゴ酢大さじ2、塩と黒胡椒を混ぜるだけ。

おいしく作るコツは、良い材料を使うことだけです。
良質のオリーブオイルと、本物の醸造された酢を使うと、風味も栄養価も別物です。

天然の海の塩と。ひきたての黒胡椒を使うと、味に深みが出ます。

フランス人の作るビネグレットは美味しくてびっくりします。
お酢の代わりにレモン汁やオレンジの絞り汁を使ったグリーンサラダは最高です。

追記 2020年9月7日月曜日 晴れ 20度 Le 7 septembre 2020, à Hayes

今日のアルザス・ロレーヌ地方は快晴。

私の暮らしている田舎の家では、今年はスズメバチが大発生。

家の周りはスズメバチだらけです・・・。

巣がどこにあるのがわからないので、消防局に退治してもらうことができません。

フランスではスズメバチが年々増えていて、以前は無料で巣を取り除いてくれていましたが、現在は有料になってしまいました。

生乳の愛すべき熟成マンステール♬

アルザス地方の名産チーズといえば、マンステール。

日本では匂いが強烈だと言われますが、質の良いマンステールは独特だけど良い香り。

精製されていない生乳で作られたものが最高のもの。

そのままでもおいしいし、料理に入れても美味です。

アルザス地方には、たっぷりのマンステールをパイ生地で包んでオーブンで焼いた料理があります。焼きたてのアツアツは最高。レタスたっぷりのサラダと一緒にいただきます。♪

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